2021年03月01日

日曜日だった

今日から3月。

昨日で文化庁の事業は終わりでした。

終わりだけれどもちからが抜けたままなので、のんびりと過した。

ネット環境が整ったので『ブログ?』をサクサク更新。必要なものを最後のネット注文。まずは基礎のうえに立てる束柱なるものと、大引きと呼ばれる角材を止める金具をいろいろと調べてから購入。

ホームセンターで実際にものを見ながら買えればいいのだが、車がないので仕方がない。サイズと写真でイメージしつつ購入。買いものはこんなもんでいいか。あとはその都度、必要ならば買おう。領収書が使えなくなるが仕方がない。

今日こそ日曜日だし、昼ビールと洒落込もう。

人生なんて夢まぼろし、所詮つくりごと、適当にいい加減に生きていこう。考えてもどうしようもないことばかりで、どうにもならないことばかりだがあきらめてしまおう。

手放したときに、逆に得ていることがあるのです。

秘蔵のGOOSEで乾杯。レインボーのアルバムを聴きながら昼間っからビールを飲んでいると、アメリカ南部のダメな中年になった気分になる。

きゅうりのぬか漬けと誰かが残していった納豆とたまごをまぜて、ご飯にかけて頂きます。

納豆菌は強力らしく食べたあと3日間、口から出つづけるらしい。なのでぬか漬けをかき混ぜるときは注意です。一度、それでぬか漬けが臭くなりダメになりそうになったことがあった。

醸造などをおこなうひとも気をつけないと、納豆菌にやられてしまうそうです。

そのあとはシューマイを食べながら、もっとスケールのおおきな舞踏家になろうと、こころに誓う。

今回のようなことがあると、にほんとかいう枠で考えていたらいつまでたっても埒があかないことを実感する。とにかくスケールおおきく活動していくぞ。

午後も決算作業続行。

あとは、いろんなところのお店を開いたのでとにかく片付けをします。客間の入りきらない合宿用の布団をなんとか押し入れに押し込んだら、すっきりきれいになった。

夜は早めに作業終了、風呂に入って相変わらずの気持ちよさ。出てきたらおでんをつくりレコードを聴きながら乾杯して、ひとりで事業の打ち上げ。

ビールを飲んだあとに酎ハイを飲んだら「なんじゃこれ」

原料を見たらウォッカで、なんだかロシアの場末のバーにいる気分になってきます。

すてきなジャズをいい音で聴いていたら、だんだん眠くなってきておやすみなさい。

今日から気持ちを入れ替えて稽古場作業を再開です。

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『束石、束柱、大引、そのうえに厚さ3cmの杉板を敷く』
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2021年02月28日

作業再開と思ったが・・・はーあ

今日から庭での作業を再開します。

そのまえに『ブログ?』を記してと。思ったらネットがまったくつながらずお手上げ。

それではと、からだの調子がイマイチなので手当てします。からだの不調はいちはやく感じとって対処するのが大切です。いかに病にならないように未病の段階で治すかが健康の鍵。

さて淡路舞踏社の仕事をするぞ。まずは今日の大仕事、今回の事業では申請者がお金をもらえないとのとんでもない噂を聞いたので真偽を確かめるのです。

10時30分の受付開始とともに電話、女性を期待していたら男がでてギョッとします。

噂のことを聞いたら、そうだと冷たく突き放される。

まったく納得できず、ちがう番号にもう一度電話します。今度は感じのいい女性で噂のことを確かめます。やはり申請者本人は一銭たりとももらえないようで、腑に落ちないので理由を聞きます。

「すこしお待ちください。」いうてだんぶんながいあいだ中座していたが、戻ってきて「理由はわからない。」と言われた。

あなたに言っても仕方ないと電話を切りますが、不服です。

これまで2ヶ月以上、毎日毎日、この事業の仕事をして都志に帰ってきてからは、庭での仕事に従事していた。その対価が支払われないというのです。先日の感染症対策トライアル公演でも、おどったのに一銭ももらえない。

1年間仕事がなくなり、いまお金が必要だからアイデアをしぼって申請したのに、くそー。

日本には劇場はもう要らなくて稽古場が必要なのです。10年前からずーっと言っているけれど、まったく状況は変わらない。それならば、とじぶんの家の庭を提供し野外稽古場にしてみんなに使ってもらおうという事業でもあった。

なのに、稽古場を手に入れたのだからそれでいいでしょうという言い訳が見え見え。本来は日本の文化の・・・まあ、いいか。

湯山の言うように「そんなもんすよ。」

嘘や誤魔化し、不正に賄賂に接待なんていうかたたちに疑われるあたりまえ。じぶんたちがやっているから他人も疑うあたりまえ。

そんなひとたちに、仕事でもなんでもなく趣味でやっていると断定された。

午後は庭をみるとため息がでるので、家のなかの作業をすすめる。とうとう最後の手つかずだった、階段したのもの入れの上の段を片付けてデュ社の道具をおく。2階のじぶんの部屋からゲストルームへと高そうな箪笥を移動。

洗面台が水漏れしているので格闘、ワイファイが届いたので接続して『ブログ?』をアップ。

そうこうしてたら18時半をすぎていて風呂に入ってひとり乾杯。

お疲れさまでした。

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『とどいたWi-Fi』真由美さん、ありがとう。
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2021年02月27日

一昨日、昨日のいろいろ

一昨日はいよいよ決算作業。

そのまえにいつものルーティン。

都志では、仏壇のまえに座っての本気の真言が加わります。そうして『ブログ?』をアップ。

昼メシ前に山中さんのところへ。領収書のことが心配だが、やはりすこしずつ買うのがいいみたいなので了解しました。ワイルドレタスのサンドイッチを食べたら、さあ仕事するぞ。

と思ったら先日、築山建一郎が選んでくれたスピーカーが届いてやった。最近のスピーカーは小さくても高性能だから本番が楽しみだぞー。

昼寝をしたあとは決算書をつくります。苦手な作業なので逃げつづけていたがもうあとがない。

やるぞと意気込んではじめるけれど、スピーカーをつないでみたらおじいさんでも簡単にできるシステムで、選んでくれた建一郎に感謝。試しに鳴らしてみたらいい音で良かった。

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「建一郎、ありがとう。」

そのあともレコードを聴いたり脱線しながら、いろんな家事もこなし気分転換をしつつ夜まで作業。

昨日は雨のなか朝からコンビニへ振り込みへ。

支店名が分からなくて適当に打ったら、聞いたこともない女性の名前が出てきてあぶねー。ワクチンのことが載っているかな。と新聞を買おうとするけれど、トップの見出しがどうしようもないくだらない話しなのでやめます。

休憩がてら土方巽の写真集を読んで刺激をもらう。やっぱり土方さんはかっこいいなあ。と惚れ惚れ。「かっこがいいというのは重要なことなのだ。」と土方さんや麿さんや笠井さん、室伏さんたち舞踏家をみると実感する。

そのあとは根をつめて夕方まで作業、へとへとになってすこし休憩。前へすすんでるような、足踏みしてるような感じですが事業締め切りまであと2日。

19時にはすべての作業を終えて風呂にはいります。

さあ、飲むぞ。とはじめながらスケジュールの確認などをしてるうちに、束柱と大引きをつなげる金具を注文したほうがいいと思い、飲みながら仕事。

テレビドラマ『俺の家の話』がはじまるまでやろう。

妻と娘がハマっていて、東京で一緒に観ていました。長瀬くんもおもしろいですが、西田敏行さんがぶっちぎりでおもしろくて笑ってしまうのです。

宮藤官九郎さんの脚本も見事だなあ。と感服。にんげんはどんなかたか知りませんが、たいへんなひとだなあ。といつも思います。発想がやわらかい。

俺ん家の、を観ようと思っていたのが、なぜかデンマーク王子のドキュメンタリーを拝見。

ドラマがはじまるまえに眠くなって布団に潜り込みました。

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『豆皿の絵を模写』
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 17:57| ブログ?

2021年02月26日

ブトウの門

おまえはいまブトウの門のまえに立っている

上手い下手などどうでもいい

うごけないとか 体型がどうとか関係ない

もがいても もがいても それでもどうにもならない束縛とたわむれてしまおう

アソビ あそび なにもかも遊び 真面目で真剣で命懸けの

こけたっていいんですよ なにをやってもいいが なにもしなくてもいいし なにも出来ないかもしれないがそれでいい まちがっていてもくだらなくても 適当でいい加減でもいい まちがいなどない 

だれかが決めた価値観などクソ クソ真面目などクソ

ペロリとした滑稽でチープなおもしろさを デロリとした下手クソで混沌とした世界の愉しさを ギロリとしたヤバンで原始的な格好よさを思い出せばいいのに

うごくな! なぜうごく? おどればいいのですよ ではおどりってなんだ? かんがえるな あたまをカラッポにせよ 阿呆になれ もっともっと もっと! からだもカラッポにせよ

うごくのではない うごかされるのだ

生きているのではない 生かされているのだ

どもるようにおどればいいでしょう からだは勝手に語りだしますよ 

うまれたことがすでにもう才能だったのに 教育などで身についてしまった常識や社会的通念は 才能をどんどん奪って逝くのだ

味のしないペラペラの乾いた毒にも薬にもならない匂いを抜かれた 害のないいいにんげんに成ってしまった?

あっは!才能を取りもどせ!常識をうたがえ!ほんとうか?ほんとうにそうか?

なにごとにも最初がある そしてなにをはじめるにも いまがいちばんはやいときなのだ

いまの運命を変えるには なにかしら思い切った行動が必要なのだ ときにはみずからの全存在をかけて 自己実現へのアクションを起こしてみるのもいいではないか

思い切って門のなかへ 足を踏み入れてみるといい

その一歩はまさしく 無尽蔵な可能性を秘めた

あたらしい宇宙への第一歩になるだろう!

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『闇に消えていく、マスター マエストロ エム』
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2021年02月25日

西東京から六本木、都志

昨日は淡路島へと移動。

だいたいドア to ドアで6時間かかる。

12時にでたら夕方6時に都志にいる勘定ですが、今日は六本木で写真展を観てから帰るので何時になるかな。

編集者の中村水絵さんから、1月に出版した写真集の案内をもらったのでうかがうのです。写真家、久家靖秀さんがダムタイプの砂山さんとノマドの池宮さんのパフォーマンスを撮ったものだそうで、ふたりとも知り合いなのでレッツゴー。

遅めの朝ごはんを食べたら「いってきます。」電車に乗り遅れそうでいそいで出発、こころが慌てたままでよくないな。新宿で乗り換えも、はやくゴミゴミした東京を脱出したくて気があせります。

六本木について東京ミッドタウンとかいうところへ入り、会場を探索。包丁の銘店日本橋木屋があったりIDEEのショップがあったり素敵なお店が並んでいてささっと寄り道、道草。

会場は"TIME & STYLE MIDTOWN"

なんだかとんでもなくおしゃれなところで、こんなところで展示するにはどうしたらいいのか?ロック魂で最前線を走りつづける男前な水絵さんだから可能なことなのだろうな。とか、いろいろと想像をめぐらします。

展示されていたのは絵画のようなとらえどころのない、曖昧でふしぎな写真だった。

解説を書いていた画家の長谷川繁さんが最近、若者に受けようとしてこびているふにゃけた美術、芸術ばかりで、ことばをうしなってしまうような“ほんとうのもの、未知なるもの、わからないもの”がないと嘆いていた。

「どうなんだろう?」とかんがえながら六本木をあとにして品川へ。品川から新幹線にのり新神戸へ。車中仕事をしようと思っていたのに、何故か眠くて眠くてずーっと寝てしまった。

新神戸から地下鉄で三ノ宮へ。三ノ宮で夜にたべるものを買い、高速バスにのって出発。

明石大橋を渡るころには暗くなってきて、都志に着くころには真っ暗で美しい播磨灘が見えなくて残念だった。

夜はからだのためにノンアルコール。

レコードを聴きながら道具の手入れをしたり、淡路舞踏社のアイデアを練ったり、必要なものを書き出したり。合宿の後片付けもやったりして夜がふけていく。

どうやら布団にダニがいるらしく寝るまえに布団乾燥機をしっかりとかけます。

ほかほかの布団に潜り込んだら極楽天国。

「おやすみなさい。」

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久家靖秀 / Mnemosyne / ART IN TIME & STYLE MIDTOWN 2021/1/16〜3/13 11:00〜20:00
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2021年02月24日

オペラ鑑賞へ

昨日はオペラシアターこんにゃく座の公演へ。

16時からなので、そのまえに駅前にいって都志で必要なものを買い出し。

コーヒー豆とホールペッパーとチリペッパーと粒マスタードのいいやつなど、都志で手に入らないものを東京で買って帰ります。

家に帰り、買ってきたバジルのジェノベーゼパスタを妻がつくってくれたので「いただきます。」

食べたらすぐに出発「いってきます。」

電車は混んでいるけれどそれでいい。アナウンスで「新型コロナウイルス感染拡大防止のため不要不急の外出はお控えください。」いうてるので「本気でそう思うならば電車を止めろ。」とこころの中で毒づく。

「注意喚起を呼びかけつつ、平気で電車がうごいていることに矛盾を感じる。」とか思いながら三軒茶屋に到着。

こころを落ち着けて会場へと向かいます。下のスーパーで差し入れを買ったら受付へ。マスクを忘れたので制作の田上ななこさんに頂いて「ありがとうございます。」

席についてパンフレットを読んでいたら後ろから聞き覚えのある声が聞こえたので振り返ったら、演出家の立山ひろみさんでピアニストの服部真理子さんがお隣にいた。本番中にうしろで真理子さんがけっこう笑ってて可笑しかった。

今日の作品はこんにゃく座の代表作『森は生きている』の新演出バージョン。

なんども再演して全国をツアーしていた旧バージョンとはちがい、まだかたいような若々しい新鮮な感じだった。世田谷パブリックシアターの素晴らしいプロセニアムに、大きな舞台美術がマッチしてオペラらしい豪華な雰囲気。

その立派な舞台にたっている歌役者さんたちがとてものびのびとして気持ち良さそうで、客席でマスクをして窮屈にしているじぶんと比較してこころの底からうらやましかった。

いつもながら「歌っていいなあ、音楽っていいなあ。」と実感。贅沢なオーケストラの演奏が素敵に心地よくて、いつかパブリックで生演奏でおどりたいと思った。

終演後は岡原さんや立山さんや真理子さんと飲みにいきたいところだけれども明日、都志へと帰るのでグッと我慢。

休憩をはさんで3時間近くも飽きさせずに観せることができる、こんにゃく座の底力に感服しつつも頑張らないぞ。

俺はおれ、じぶんは自分。

できることをひとつずつやっていこう。と足早で劇場をあとにしたのでした。

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『オペラシアターこんにゃく座創立50周年ロゴ』歌役者の高岡由季さんがデザインしたロゴを模写してすこしアレンジ。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 13:23| ブログ?

2021年02月23日

ひとひとひと

昨日は都志から西東京へと移動。

世田谷パブリックシアターでおこなわれる、オペラシアターこんにゃく座の公演を拝見するためです。

朝起きたらいつものルーティン。

そのあとは家を留守にするのでいろいろと片付けて、しかしすぐに帰ってくるのでそんなに徹底的にはやりません。

コンビニにいってうどんを買って昨日、こもさんがつくってくれた鍋に入れて食べます。こもさんは大阪は道明寺の100年以上つづく老舗割烹に生まれたので、とんでもない料理の腕前を持っているのです。

お店はお兄さんが継いだのでじぶんは曼荼羅アーティストになって、森村泰昌さんとユニットを組んだりして活動をしてらっしゃいます。精密な曼荼羅を描いたうえにペンキをぶちまけるパフォーマンスをするそうです。

まるで豚骨ラーメンのようになった汁が絶品でごちそうさま。

そのあとはバスの時間までそれぞれで片付け、荷造り。

時間がきたので戸締りしてガス水道電気を止めたら湯山とバスに飛び乗り、いってきます。軌道に乗ってきた作業をおやすみにして東京にいくのは気がひけるが、家族に会えるのは嬉しいのです。

どこまでも青い空のしたキラキラひかる海沿いの道を走って、みどり豊かな淡路島から明石大橋を渡ったら灰色のコンクリートジャングル。いつもながらこのコントラストの凄まじい光景には唖然とする。

自然をコンクリートで塗り固めてそのうえに所狭しとひしめきうごめく人間のおごりとたかぶりを目撃。

そんな神戸は三ノ宮で降りたら、ひとひとひと・・・

この騒動はつくられたものだという話しはよく聞くが、マスクなんて誰もしてない平和な都志からマスク率100%の異常な都会へと出ると、噂はほんとうではないのかと思えてくるのでした。

京都へと帰る湯山と三ノ宮でわかれたら、目の前に新神戸行きのバスが停まっていたので吸い込まれます。

そこから新神戸駅前でおりて新幹線にのってと超スムーズでびっくり、家から歩いて3分のところにステーションがあるというのはとても便利なのだといつもながら実感。

品川についたらひとひとひとで、みなさんマスクをしているなかを田舎者らしくマスクもせずにうろうろ。山手線にのったら空いていて嬉しい。

新宿は信じられないぐらいにひとが溢れかえっていた。

やはり都会はひとが多すぎるのだろうなあ・・・

しみじみと思ったのでした。

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『メガネをうたがう』
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 13:29| ブログ?

2021年02月22日

トライアル、イノチメガネ

昨日はトライアル公演当日でした。

朝から天気が良くて嬉しいかぎり。

やるぞー。と意気込まずにがんばらずにまいろう。

この1週間、朝はやく起きて9時には作業をスタートしていたので、今日はのんびりと寝坊をしよう。本番当日はゆっくりと起きるのが気分です。

今日のテーマというか主題というか鍵、キーポイントは感染症。感染症対策についてパフォーマンスしながらいろいろと試します。

12時のサイレンとともにパフォーマンス開始、志帆に撮影をしてもらいます。子どもたちが基礎作業を手伝ってくれてありがとう。作業に飽きたら子どもたちは海へ。

そのあいだに家のなかでも撮影。資料的には写真のほうがわかりやすくて一目瞭然なのでメインは写真にします。映像は編集ソフトが必要だったり編集技術が必要だったり、データの容量がとんでもなく重かったりと扱いづらいのです。

途中でこもさんの友達だという、きみえさんがあらわれて話しをします。

きみえさんは都志から車で10分ぐらいの鮎原に住んでいるメガネ職人。工房は江井という都志から15分ぐらいのところにある。

灰谷孝さんというかたが考案した“イノチグラス”というものが.、きみえさんが扱っているメガネ。

いまのメガネは鮮明に見えることを常識にしているけれど、その前提を疑うことからはじまる。からだをメガネに合わせせてつくるのではなくて、メガネをからだに合わせていくそうです。

眼とは唯一、脳が外へと飛び出している器官。その眼でなにを見たいのか?どんな世界を脳に見せたいのか?

からだの不調やこころの不調の原因が眼の状態で左右されるあたりまえ。イノチグラスは発達障害の子どもたちの研究からはじまったそうです。

現代は人工的なひかりが多すぎて眼に多大な影響を与えている。そのひかりをひとりひとりに合わせて調節することによっていろんなことが発達していく。

メガネについては常に懐疑的なじぶんなので、きみえさんとの出会いは運命的。話しを聞いて確信に変わった。

まずはリセット。とにかく眼鏡をかけるのをやめてコンタクトもやめて裸眼でパフォーマンス。

そういえば大駱駝艦に入ったころは裸眼で舞台に立っていた。

心眼で世界を見ながら子どもたちが帰ってきたので一緒に踊ります。唾が飛ばないように接触をしないように工夫をしながら17時のサイレンとともに撮影終了。

たのしかった。

夜は鯛のお造りを食べて乾杯、お疲れさまでした。

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『いらっしゃいませ』
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 15:29| ブログ?

2021年02月21日

昨日、今日、とらいある?

昨日はいつものように朝から作業開始。

最近は天気が良くて気持ちがいい。

外で太陽を浴びながら土だらけになって仕事をしていると、からだの細胞が活性化されるのがわかる。まるで土遊びをしてるような気分にもなって、子どもの頃を思い出しています。

14時に築山建一郎と奥さまの志帆さんと息子と娘ちゃんとゲストのこもさんとその息子も大阪から都志へと到着。

建一郎以外は山の上のロッジに宿泊するので、そこまで送っていって子どもたちは遊具があるのでたのしく遊んでいてもらってと。

そのあいだに建一郎に車を運転してもらい、洲本まで買い物にいってまたトラックで都志まではこんで下ろしてトラックを返しにいって、都志へと帰ってきたらすっかり夕方、いい時間で今日の仕事は終了。

みんなで夕陽が海に沈む絶景を眺めにいってすこし海で遊んで、そのあと淡路舞踏社の近所のお店で晩御飯をたべてごちそうさま。

前日、抜いたのでお酒が美味かった。建一郎は舞踏社の二階のゲストルームに宿泊なので、湯山と3人でもどってお風呂にはいってすっきり。白雪を飲んだらすぐに眠くなって「おやすみなさい」

さて今日はトライアル公演。トライアルとは試すなんて意味があるらしく試演会の塩梅とこころえます。

感染症対策ばっちりの野外舞台に、試しにひとを入れて公演をやってみる。しかしまだまだぜんぜんできていないので、作業をつづけながらなにかをやろう・・・どんなおもしろいことができるか。

今日は17度まで気温があがるとか。

湯山が本番まえでいいからだをしているので、はだかになっておどるところを撮影したい。

じぶんはひとさまに見せられるようなからだに仕上げていないので服を着てやる予定です。しかしそれも決めつけずにいこう。『天賦典式』です。

「この世に生まれたことが大いなる才能である。」

神さまがすでに最高の作品として仕上げてくれているので、かっこをつけたり、おどろうとしたり、へんな演出はいらない。ハゲはハゲ、デブはデブ、出っ歯は出っ歯をしたたかに利用して強みにしていく。

なんでもありの真髄を胸に「これでいいのだ」と開き直るのです。

最近興味のあるドキュメンタリータッチで、決めつけずにゆるゆるとやろう。

遊び、あそび。

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『プレイボールまぢか』
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 08:28| ブログ?

2021年02月20日

9日目と作業おわり

舞台作業がはじまってからは、時間がないので朝のごんぎょうはおやすみしています。

新聞を読まなくて、テレビを観なくて、ネットの情報もまったく見ない。

世の中でなにが起こっているのか知りません。けれどもそれでいい。身の回りに起こること、それがすべてであり、それが大切。

どこか遠くの世界で起こっていること、東京で起こっていること、メディアのなかで騒いでいること。すべてが地つづきであって無関係ではないことは知りつつ、じぶんのいまに集中するのです。

いまやるべきことは、淡路の舞台の基礎をどんどんつくること。

軌道にのって落ち着いてきて余裕が出てきたので、作業は湯山に任せてブッ散らかっていた居間をきれいに掃除したら気持ちがいい。

今回“マルノコ"という大工道具を使いますが、若い頃に事故の現場に居合わせたことがあって、いまだにトラウマになっている。

舞台が終わって片付けをしてるときに、やってはいけないことをやって大事故につながった。怖ろしいけれど説明書のとおりに使えば大丈夫、と使うまえによーく説明書を読みます。

『警告』と『注意』と『注』があって警告は「誤った取り扱いをしたときに、使用者が死亡または重症を負う可能性が想定される内容のご注意。」

注意はそこまでではない説明だが「状況によっては重大な結果に結びつく可能性があります。いずれも安全に関する重要な内容を記載していますので、必ず守ってください。」いうて書いてあって了解です。

気合いを入れて真剣に説明書を読みます。

警告の第1番目に「作業場は整理整頓せよ。」と書いてあって、なるほどと思った。あの若いときの大事故も本番終了後にいろんなひとがよってたかってめちゃめちゃにバラしをしていたから起こったのだな。と納得。

たしかに現場は竹や木材が乱雑に山積みになって混沌としていた。

そのほかにも読み込んでいったらあたりまえのことばかりが書いてあって、こころが落ち着いてきてよし。ひさしぶりにマルノコを使ってみたが、恐怖心がみるみるなくなってマルノコと仲良くなれた気がした。

そして、昨日でとりあえず作業は終了。

今日は音楽家の築山建一郎と奥さまの志帆がきて、明日のトライアル公演の準備に入るのです。

といってもまだ舞台はできていないので、制作過程を記録する。

どうなるかわからないけれど、決めつけずにドキュメンタリータッチでいこう。

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貴久君の正確な縄張りと丁寧な墨出しのおかげでどんどんすすんでいる基礎作業。
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2021年02月19日

マスター マエストロ エム

ブダマツが外から声をかけると、シンイチにはわからないことばがなかから聞こえた。

ひかりの向こうから低くしわがれたやさしげな声がひびく。

新入りです。ブダマツが日本語でいうと、入れ。と声はちいさく答えた。

ブダマツにうながされて障子のようなものを注意深く押すと、ゆっくりと開く。

なかは薄暗くて甲冑や鎧、槍や刀がずらりと並んでいて怖しかった。いちばん奥の暗がりに光がともっていてゆらりとなにかがうごめいた。

その影はゆっくりとうごくとこちらを向いた。影がどんどん大きくなる。怒髪天のような髪の毛を逆立ててシルエットになっている。影になってよく顔はわからなかった。

その影が、いまおとこはいらねえんだよなあ。としわがれ声でつぶやいた。

わしらはブトウというものをなりわいにしている。聞きながらはじめて聞くブトウというものがどんなものなのか想像してみたが、まったくわからなかった。

さっきあんたはおどっただろう。シンイチとおなじぐらいの歳なのか、マスター マエストロ エムと呼ばれる男は言った。はい、とても恥ずかしかったです。そうだ、恥ずかしいのはいいことだ。恥ずかしさのないものは下品なだけになる。

エムはカチンとオニの払い下げだというジッポライターを鳴らして火をつけうまそうにタバコを吸った。

そういうものか。シンイチにはわからなかった。

そのあとシンイチをよそに、エムとブダマツとホフムラで長いこと真剣になにかを話していた。と思っていたら爆笑したりしてわけがわからない。

シンイチにはわからないことばなので、お経でも聞くようにぼんやりとその光景を眺めていた。

なぜか奥の暗闇に老婆がいる気がした。

それにしてもあんたはひどい格好をしてるな。ブダマツ、彼にツンをやれ。エムは最後にそうニホン語で言うとゆっくりとゆっくりとふたたびうしろを向いた。

からだがあればいいんだよ。

部屋を出ようとするシンイチに、そうエムは背中で語りかけた。

忘れるようなことは要らないことなんだよ。

次の瞬間・・・

マスター マエストロ エムのことばが、あたまのなかへと止めどなく流れ込んできたのだった。

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『M』
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 09:06| 小説のようなもの

2021年02月18日

作業開始1週間プラス1

昨日は湯山大一郎が朝ぱらからペペロンチーノを作ってくれてありがとう。

前日は気候もよく、そよ風ぐらいの感じだったけれど、ほんじつ都志特有の本意気の強風でたいへんだぞ。

途中で雪までちらついてきて身が引き締まります。

昨日のつづきをやりつつ、湯山がいよいよモルタルセメントの準備をはじめる。まずは穴を掘ってたいらにしてモルタルを流し込んで、つか石なる土台を設置。

水平になるように気をつけながら高さがすべておなじになるようにする・・・

これがなかなかむずかしくてあっちを直したらこっちがいがんで、と時間がかかる。かかるけれどだんだん慣れてきたら、いっぱつで決まったりして気持ちがいい。

モルタルを水をまぜてつくるなんていうこともやって興味ぶかい。じぶんの立つ舞台を基礎からつくるという、おそらく一生に一度の貴重な体験をさせてもらっています。

じぶんが立つ舞台と思うと慎重に丁寧になる。「まあ、いいか」と適当にやったり手を抜いたりするとそこが凹んで、どんどん舞台の全荷重がそこにかかって全壊なんてことになる。

湯山は実際にそうなった現場を経験したことがあるらしくて、より丁寧で慎重なので頼もしい。

昼は庭に生えている野生化したワイルドレタスをサンドイッチにして「ごちそうさま。」

午後もおんなじ作業をどんどんやって、意外にすすんでこれは想像していたよりもはかどるかもしれない。とか胸算用。「いやいや」と湯山は首をふります。

いつものように17時のサイレンで片付けはじめ、そのあとはそれぞれでからだと向き合う。こちらも丁寧にやります。

稽古が終わって風呂に入ったら、とろけるような最高の気分。お風呂の株がどんどん上がってる。

今日1日の疲れが綺麗さっぱり吹っ飛びます。

夜は、昼休みにつくった戌井君の影響で最近、凝っている特製スパイスカレーをつまみにお酒を「いただいます。」

スピーカーのACケーブルがやっとこさ届いていい音を聴きながら、気持ちよく夜は更けていったのでした。

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『掃除してたらでてきた白雪のおちょこ』
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2021年02月17日

作業開始1週間

さあ、今日から本格的に作業開始です。

まずは昨日でた大量のごみを出すぞ。

7時に湯山を叩き起こしてごみを集積所におきにいきます。

もえないごみや陶器が混在していた袋が4つほど回収されずに残されていて、すごすごともちかえって分別。分別していたら良さそうな骨董品の湯のみが出てきたのでお救いします。

そのあとは朝ごはんを「頂きます。」3日前にたべたひらめのお刺身の尾頭をあら汁にしたものがベースになっているスープで、そのあとたらやかきやつみれを入れたので信じられないぐらいに美味くなっていて「ごちそうさま。」

さあ、作業するぞ。つか石という土台になる石を置く場所を白いスプレーで、どんどんマーキングしていきます。

作業をしてたら「キダニさん」言うて呼ばれたので、待ちにまったスピーカーのACアダプターのコードが届いたのかと思ったら違ってて、山中さんの奥さまが桧の板の見本を持ってきてくれていて恐縮します。

「懐かしいわあ、わたしここで英語、習ってたんですよ。」と言うてはって、へえ。

英語を教えてるおじいちゃんが目の前に七輪をおいて、なべを煮ててできたら「おーい」いうて、おばあちゃんを呼んでたとか。

生徒に「先生、なべが吹いてるでえ」いうて教えてもらったりしてたとも聞いて微笑ましい。こだわりのない祖父のエピソードを聞けて嬉しかった。

「あ、ほんに」いうて答える、おじいちゃんの声が聞こえるようだった。

ひび割れた物干し台の上にも板をしくことにするので、そこの部分の図面を追加してコピーをとって山中材木店へ。舞台面はひのきではなく杉板でいくことをつたえて、柱は鉄ではなくて木でいくことも伝えます。

山中さんにいろいろと説明してたら、今後の作業のすすめかたまで教えてもらってこころ強い。工場にある押し切りの機械も貸してくれるそうでありがたい。

太い材木を直角に切るのは、とてもむずかしいのです。

夜はじぶんはノンアルコールデイ、2人とも寝不足なのですぐに寝ました。

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臨『studio coocaの包装紙』
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2021年02月16日

Do it our selves

今日は朝から雨なので、そとでの作業はできない。

なので家の中を徹底的に片付けます。

「いろいろやらずにひとつずつ決めていきましょう。」と湯山のいうとおりに、まずは台所から片付けていきます。

台所のもの入れの中をすべて出して、いるかいらないかを2人で判断していきます。

おじいちゃんが買ったのかおばあちゃんが買ったのか、それともお姉さんたちの誰かが買ったのか・・・新品の器がたくさん出てくるので、いまいちな器はどんどん捨てていきます。

「ものの価値は捨てることで出るんです。」と湯山がいうとおりに、惜しげもなく即決して捨てていきます。

ここで判断が鈍って「まだ使えるしなあ。」とか「もったいないなあ。」とか思っていると、ものは捨てられないので、じぶんの欲望のようなものは無視します。

「ありがとうございます。」と感謝をしながらどんどん捨てていく。断捨離ならぬ感謝離です。

雑多なもののなかに、きらりとひかる器もあったりするので気は抜けません。その器を見た瞬間にときめくかどうかで残すか捨てるかを決めていきます。

かわいい柄のおちょこが昨日のお宝ナンバーワン。あと色ちがいの5枚セットの皿がなかなかのへうげもので夜にさっそくつかいます。しまっていてもしかたがない、いいものでも普段つかいをするのです。

そのあともうひとつある押入れを片付けて、35リットルのごみ袋で20個のごみがでました。

17時ぐらいに作業は終了、そのあとはからだとむきあう。それが本来のわれわれのなりわい。からだと向きあったあとは庭に出て湯山は稽古続行、こちらはぶらぶらと歩いて舞台のイメージをふくらませます。

舞台にはる板をひのきにしようと決めていたけれども、運命のように杉の木になった。ひのき舞台というくらいで舞台人のあこがれですが、はだしであがるし贅沢な気もしていた。

夜はいつものように乾杯、"Do it your self"という言葉が気に入らないという話しをしたり、庭へいって舞台の話しをしたりしながら夜は更けていきました。

すぐに稽古場にでられるというのは、ほんとうにぜいたくなのです。

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『掃除してたらでてきた織部な皿』
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 18:34| ブログ?

2021年02月15日

基礎と怪我

昨日は前日のつづき。

とにかく舞台をつくる地面を整えていきます。

雑草を抜きゴミを片付けゴミ袋に入れていく。

都志に住みはじめたこの2年間に1人でコツコツとやっていた作業を、男3人でやったらあっという間にきれいになってびっくり。

しかし整地に午前中いっぱいまでかかって焦ります。貴久君がいるあいだに墨出しという寸法出しまでやりたいのです。

大工仕事を昭和初期の最後の職人たちに仕込まれた湯山が聞いた話しによると、むかしは墨師という専門の職人さんがいたそうです。

3、4人でやってきて家の壁に、基準となる墨の線を凄まじい速さでどんどん記していく。その基準線が正確であればあるほど、そのあとの大工の仕事が楽になるのです。

今回もその墨の線を正確にせいかくに引いていく。一級建築士でもある貴久棟梁のもと作業をすすめていきます。はじめてのことばかりですべて興味深い。実際に縄張りしていくと想像とちがってくるところがあるので、その都度、棟梁が図面を直していく。

いまはむかしとちがってレーザーという便利なものが発明されているので、駆使。水平や垂直を自動で出してくれるロボットだというので名前をつけます。

精密機械だし高級品なので扱いに気をつけながら、どんどん墨をうっていく。

すべては基礎というたいせつなものを築くための作業。

どんな世界でも共通する基礎という大事なもの。基礎を時間かけてくつくればつくるほど、あとは楽なのもどんなことでもおなじなのだな。

おどりも基礎ができていないとながくはやれないし、ながくはもたない・・・たぶん。

建築物はとくに時間をかけて丁寧に正確に基礎をつくる。そんなあたりまえのことも実際に経験してみないとわからなかったりする。

ミナペルホネンのように100年つづく。とは言わないけれど「せめて30年つづく舞台をつくりたい」

ひさしぶりに一日中、土まみれになって働いたら、からだのあちこちを怪我した。けれども怪我をするとからだを感じられるのでいいのです。

夜は、はじめて風呂に湯をためて入ったら最高!

淡路舞踏社は風呂がネックかと思っていたら大間違いでした。

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『淡路舞踏社舞台設計図』早野貴久作
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 08:38| ブログ?

2021年02月14日

地鎮祭から作業開始

昨日、今日の二日間、妹の旦那さんの貴久君が来てくれて手伝ってくれます。

専門家なので大助かり。

湯山は大工はやっているけれど、基礎はやったことがないのでこころ強いのです。

そうして今日は地鎮祭、朝9時半ごろに神主さんがやってきて準備をはじめるのを興味深く眺めます。

地面の黒い雑草よけのシートをはがしたら、おそらく10年ぶりぐらいに地面が顔を出します。英二さんが切ってきてくれた笹の木を立てて荒縄を張り巡らして、白い紙を挟んでぶら下げると土地の上に結界ができあがる。

そのなかに机をならべて鯛の尾頭つきと小さな魚やお酒などのお供えものをならべ、神の依り代となる榊もお祀りして準備万端。

神主さんと簡単な打ち合わせ、今日のメニューといろいろな注意点のようなことを聞きます。ことこまかく作法が決まっていて厳格なこころもちになります。

いよいよ儀式開始。

地鎮祭はその土地の神さまに土地を使用することの許しをえる儀式でもあるそうなので、真剣にやります。

しかし神道というのは意外と新しいので、こういう儀式も誰かが考えて決めたのだろうなあ。とか思いながら眺めます。

土を山盛りにして、それを木のクワで掘り、木のスコップのようなもので埋め戻す儀式がパフォーマンス的でおもしろかった。掘るときと戻すときに「えい、えい、えい」と声を上げるのです。

掘る作業を淡路舞踏社を代表して湯山大一郎がやり、施主としてじぶんが埋め戻します。1発目の声が間のぬけたヘンテコな感じになってしまいごめんなさい、2発目、3発目は決まってよし。

「かしこみかしこみ」とのりとというのをあげてもらい、神妙なこころもちになった。工事の安全も祈りながらこうべをたれます。

すべてのお祓いが済んで、ありがとうございました。

今回、神主さんのお父さんのほうは帰って、おそらく30歳ぐらいの若い息子さんが地鎮祭をおこなってくれた。

最後にありがたいことばのようなことを言ってたけれど、そこだけオドオドとして若さを感じた。

地鎮祭が無事終了してなにかが確実にはじまった。最近、春のように暖かいのでうれしいかぎり。うきうきわくわくと、こころがはずみます。

そのあとはふたたび洲本のコーナンへといき追加の必要なものを大量に購入。トラックを借りて往復して帰ってきて、暗くなるまで整地をして終了。

夜は頂いたお祝いで淡路牛を食べました。

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『えい』
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 17:39| ブログ?

2021年02月13日

都志4日目、5日目

一昨日も朝からおなじルーティン。

すべて終わったら『ブログ?』を記します。

最近、ストックがなくなってきたので、その日に記しています。

前は新聞を読んだりして気になる記事を時間をかけて編集してつくっていたが、最近は新聞を読まないのでまさに日記のようになっています。

そのあとは妹にやるようにいわれていた舞台の基礎束石の計算をします。

あやふやなところもあるのでもう一度実寸しながら計算したら、108個という煩悩の数になって吉兆か凶兆か。洲本のホームセンターに電話したら数はありそうなのでよかった。足りないぶんは追加で注文してと。

地鎮祭をやったり大がかりになってきてるので地主さんに挨拶、そのあと材木屋にいって図面を渡して見積もりをお願いして帰宅。

お昼はご飯と豚汁をつくって頂きます。束石が増えるのが嫌で、1メートルよりも少し広くとって計算してたが、それでは強度的に不安。実物を見ながら考えようと、もう一度材木屋へいったら山中さんがいろいろと教えてくれます。

ありがとうございます。と材木屋をあとにして魚屋で地鎮祭でお祭りする鯛を注文。

作業を優先していたら結局、ブログ?をアップしたのは18時になっていた。

そのあとは1人で乾杯、気づいたら椅子で寝てて慌てて寝床へ。

お休みなさい。

昨日は起きたら寝ているあいだにやりとりがあったようで、LINEが未読12になっていた。

寝床にて確認、返信します。誰かが束石の数を図面を書いて計算してくれていてありがとう。さすがは専門家です。

さあ今日は湯山が淡路へとやってきて、21日まで合宿して作業です。

どこまでできるか、乞うご期待。

いまはバスが2時間に一本になっていて、寝坊して一本逃したので14時になると連絡があって了解。

14時に英二さんもやってきて洲本のホームセンターへ車にのせてもらってGO。束石を大量に買ってそのほか必要なものを購入、トラックに積み込んで都志へともどってすべておろして、もういちど洲本へもどってトラックを返して都志へと帰宅。

地鎮祭でつかう竹の木まで切ってもってきていただいた。

英二さん、ほんとうにありがとうございました。

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北野里佳さんの絵にNao Kumagai Moegara臨
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 08:36| ブログ?

2021年02月12日

はじめてをどる

じゃあ、ふりーだんすやろっか。

緊張がとけてシンイチが立ち尽くしていると、イルカのような顔をした男が言った。

ふりー、なになに?このひとはなにを言い出したのじゃろう?

男の指示でみんなが一斉にうごきだして用意をする。シンイチは邪魔にならないようにと、ひな壇のいちばん上へと移動して状況をじっと探る。あれ、なんかひとりずつやりはじめたぞ・・・もしかして、おどっているのか?

うん?このひとのうごきはおもしろいな。舌を出してくねくねとタコみたいにおどっていて、やばい、終わってしまった。

このままじゃと順番がまわって来るということか・・・わしに。

ホフムラもサルのようなポーズでおもしろくおどった。そのあと、はみ出ている内臓で縄跳びをして観ているものを爆笑させた。

シンイチも気づいたら笑っていた。笑うなんていつぶりだろうか。

じゃあ、えーっとつぎは、シンイチ?

こんなことなら来るのではなかった・・・ひと前でおどる?!そんな、そんな恥ずかしいことするぐらいなら死んだほうがましじゃ〜(((;꒪ꈊ꒪;)))

あれ、死んでるのか?

足を引きずりながらノロノロとひな段の前にある空間へと出て、さてどうしよう。

真っ黒な顔に白い目だけをギョロつかせて、みんなが興味深そうにみている。さぞやおもろい見世物じゃろう、生まれてはじめてひと前でおどるのを観るなんて。

試しにホフムラの真似をしてサルのようなポーズを取ってみた。しかしワンポーズで終わって、時間にして5秒ぐらい。

やばい、これでは終われない。素人ながらそれはわかった。みんな結構長くやってたから。

困った。これは困った。なにをしていいかまったくわからないよー。がくがくぶるぶる((((;゚;Д;゚;))))

あーあ。

しばらくなにもせずにただ立っていた。

あかん・・・もうあかん。

耐えられない〜!いうてシンイチは申し訳ないここまでです。とあたまを下げた。

静寂のあと誰かが拍手をして、つづいてみんなも拍手をした。おどろいた彼は顔をあげた。爽快な気分で座っていると、ホフムラが隣にやってきた。

いやーおもろかったで。ホフムラに言われて恐縮していると、ブダマツがやってきてマスターに挨拶にいこうという。

マスター?疑問に思いながら立ち上がるとホフムラもついてきた。

ほそいトンネルを通ると、さらにほそい土の階段を下へおりていく。さらにいくと突き当たりの和紙のようなうすいドアからひかりがもれている。

シンイチにはわからないことばで、ブダマツがなにか言った。

ブダマツが呼びかけると、なかからしわがれた声が響いた。

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『サルのポーズをとるホフムラ』
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 09:23| 小説のようなもの

2021年02月11日

都志3日目

都志へ帰宅して3日目。

いつものルーティンで1日がはじまります。

今日はお茶も淹れて本格的にお祈りします。

そのあとは、からだの具合を伺いつついろいろと作業をします。まだまだ要らないものがたくさんあるので、片付け続行。

食器を普段づかいと合宿用にわけます。合宿用の食器はおなじものが、旅館かと思うぐらいに揃っている。普段づかいはかっこいい器をあたらしく購入、かわりにふるい器を処分します。

そろそろお昼、空腹時にぐーっと鳴く、若返り物質“もちりん”がしきりに鳴くので昨日の夜の、のり巻きを頂きます。

ここ都志は木谷家4代、木谷實平の成功の出発点になったところであり、5代目木谷眞裕が塾をひらいていた場所でもあり由緒正しい場所なので地鎮祭をやることを思いつく。

遠縁の十川英二さんに神主さんを紹介してもらおうと電話して事情を説明したら、いまからいこうと車で家まできてくれる。

まずは材木屋さんへ。

いったら素敵な木材がたくさんあって興奮。舞台面をどうするか思案していたが、建築現場でつかうコンパネという板は敷くだけで簡単に完成するので便利だけど、耐久性ということでいうといまいち。

屋外なので雨風につよいということで考えると、船のデッキのようにすれば耐久性は心配ない。

麿さんのポン友、タモツにそっくりなおやじさんに案内されていろいろと木材を見せてもらい、4メートルの板をしきつめることにする。図面をもとに見積もりをしてもらうようにして、台所の床が抜けているのでそこに敷く板をついでに買います。

ちょうどよさそうな板があったので、値段を聞いたらけっこう高くて一瞬うなります。しかしいい機会と即決「買います。」と言ったら、タモツさんのテンションがあきらかに下がったのでなんだったのか。

そのあとは神主さんの家へ。

立派な家から出てきたのは、これまた立派な体格のおじさん。まえは学校の先生をしていたとかで、五色町の教育長だった英二さんとはそのころからの知り合いのようだった。

「本式となんちゃってがあるけど、どちらにします。」と聞かれて、こちら本気でやろうと思っているので本式を頼みます。

「必要なものが、えーとお酒、お米、塩、水、あと尾頭つきの魚二匹、乾物に野菜、果物と砂、etc...etc...」地鎮祭に必要なものをリストアップしてもらって、へーと興味深い。

笹をたてて荒縄をわたしてよく見るやつですね。たのしみ。

家に帰ってきて板を台所に敷いたらちょっと細かったけど、まあよしと満足。

夜はノンアルコールデー、お酒を抜きました。

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「もっとちゃんとわりつけたしたやついるやん。」とタモツさんに言われた。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 18:07| ブログ?

2021年02月10日

はたらくぞ

昨日のメインイベントは庭につくる舞台の実測でした。

まずは食器洗いをして体操をしたら、ひさしぶりに仏壇のまえで真言をとなえます。

2月はスイセンの時期、庭に咲いていたのを仏壇に飾ってと。

そのあとはコンビニに買い物にいって一級建築士の父親がつくってくれた、舞台図面をプリントアウト。

最近、新聞は買わなくなりました。

差別や誹謗中傷や嘘や誤魔化しに隠蔽に賄賂に汚職と、しょうもない話ばかりなのでこころの底からうんざりして読みたいと思わなくなってしまった。

毎日毎日、おなじ話題ばかりだし、新しく聞きたい情報もないし、たまにのっている作家さんの素敵な文章はべつに新聞で読まなくても本の中にたくさんあるのです。

娘が新聞を読みたいとまったく思わないと言ってたが、若者が手に取りたいと思う紙面になっていない。情報が多すぎて文字を詰め込みすぎている。デザインが古くてダサすぎる。最近は英字新聞を好んで買ってたけど唯一、少しファッショナブル。

帰ってきて「さあ作業するぞ。」

と意気込んでいたら大量の荷物がとどいてとつぜんの大騒ぎ。

届いたぜんぶで11個のダンボールをひらいて、中身をそとへと出していったら家の中があっというまに足の踏み場もなくなる。今回は合宿のあと、お祭りなのでお酒が多めです。

昼はパンをかじり、3ヶ月間冷蔵庫で眠っていたたまごをこれまた3ヶ月間冷蔵庫で熟成されていたベーコンと「頂きます。」コーヒーを豆からひいてカフェオレをいれて「ごちそうさま。」

午後はいよいよ舞台の実寸計測です。2時間ぐらいかけて、あーでもないこーでもないと考えながら計測します。

上がりがまちのように、一段下がっているスペースがあるとなにかと便利な感じがしてそうしよう。

しかし基礎用のブロックと、その上にしく木材がけっこうな量になってたいへんだぞ。2回買い物にいく計算でいるがそれでは足りないかもしれない。

そのあとはずーっと手付かずでいた最後の砦、台所の最深部を探索。おばあちゃんが漬けた平成9年の梅干しが大量に出てきてびっくり。

梅干しは、ながく漬ければつけるほど値打ちがあるらしいので、きれいに拭いてまた戻します。ほかにも得体の知れない瓶がたくさん出てきたがやはりお宝なのでしょう、ありがたくきれいに拭いてすべてしまいます。

夜はトライアル公演のオープニングを考えていたら、また椅子で寝そうになっていてあぶねー。

今日はお酒を抜くぞ。

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『仏壇のスイセン』
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 10:14| ブログ?