2018年07月17日

ビッグカンパニー1

死ぬほど恥ずかしい経験をした、初めての大駱駝艦ワークショップに参加してから約1年が経とうとしていた。

1年経たないうちに本公演に、しかも二本立てという大変な公演に出て。やることも二倍なら、覚えることも二倍で。

事故で死にそうになったのは、そういうすべての無理が溢れたのだろう。

抜擢をうけてのヤックン主演舞台の出演も無事に終え、やれるんじゃないかという自身もだんだん出てきて。

この頃どういう関係だったか忘れたがソロをつくって踊って。それがまた楽しくて。踊りをつくるということにも目覚めて。

当時、大駱駝艦のトップダンサーだった及川英貴(のちに蹄ギガと改名)と菊池創(のちに菊池七変化と改名)が主宰する“サルヴァニラ”にも当然のように関係するようになって。

菊池くんは、らくだに出演しているけれどメンバーではなくて、キャリアは圧倒的に長いけれどチラシの名前はわたくしより下で。そのへんは大駱駝艦は厳格で。

身長が2メートル近くもあって才能の塊のような及川くんと、対照的にスレンダーでナイフのように切れ味鋭い菊池くんのコンビが生み出すその世界。

それは、瑞々しく刺激的で世の中を挑発しながら先端を走ろうとする意志のようなものがあり、勢いがあって格好良かった。

そして鶴山さんがいなくなってナンバー2になっていた狸穴善五郎。次回この狸穴さんの話しをするか。

takagi.jpg
もう少しあとかもしれないけれど、当時はカメラマン一本だった木伸俊氏のシリーズ『舞踏の彼方へ』より。左上から反時計回りで今も活躍中の大橋可也さん、及川英貴、菊池七変化、若林淳、向雲太郎
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 16:38| ブログ?