2018年08月02日

合宿2

大駱駝艦特別体験合宿は、最終日に作品発表があります。

踊りをつくるという目的がある。ここは結構ミソで、単なるワークショップと違って学べることの量が桁違い。本番に勝る稽古なし。

そして作品を一緒につくるというのは濃密に付き合いをするということで、さらに寝食を共にするとなるとぶつかることも多々あり。

わたくしがいた頃もしょっちゅう揉め事が起こっていたなあ。それがまた面白いのだけど。要するにお祭りですね。鍋が沸騰するように全てのことが本番の一瞬に向かっていく。

毎日、40人分の食事を作るのはたいへんな重労働で任務も重大。料理というのは美味いか不味いかというわかりやすい結果も伴うからだ。反応もわかりやすい。

また食事当番は前の日に仕込みをしたり、早く起きたり皆んなが休んでいる時に食事を作ったりと大童(大わらわ)。本番前はどんどん人が増えて50人前以上を作るなんてこともあるのだ〜。

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皆んなで献立を決めるのも楽しみのひとつ。しかし凝った料理と麺類は大変だぞ〜。

仏教の禅宗では、食事を作るのは“典座”といってとても重要な役職。大変で辛いからこそ重要なのだろう。そして口に入るものを扱うということは、食べる人の命を扱うということでもあるからだ。

「舞踏の中に舞踏はない」というのは師・麿赤兒の言葉だがまるで禅問答のよう。では一体どこにあるというのか?それを考えるのも合宿の醍醐味。

いま白馬にいる合宿生、大駱駝艦メンバーはそのことを体現して体験しているのだと思う。
posted by Mukai Kumotaro at 12:25| 日記