2018年11月08日

雑談

さて、何を記そうか。毎日大変なことが起こっているようでいて、別に生き死にに関わるようなことは起こっていない。

舞台の上では本気で泣いてはいけません。本当か?本当にそうか?舞台の上はフリースペース。何をやったっていいんですよ。本当か?実は何をやってもいい場所ではなかったりして。

観る、観られるってどういうことだろう。観られていると意識をしてつまらない踊りしかできなかったり。でも観客のいないところでの踊りは、独りよがりでだめだったり。

本番三日目、中学生が大挙して観に来て。「意味はまったくわからなかったけど、感動した。」とか言ってたと聞いて結構ショックを受け。意味?

”意味”って何だろう?作品の意味?踊りの意味?舞踏の始祖、土方巽は徹底的に意味から逃れようとした人だけど、中学生に意味がまったくわからない。と言い切られてしまうとやはり考え込んでしまう。

そして昨日は、舞台に出るということも考えさせられる日で客入れからオープニング、楽屋でもらい泣き。「恥ずかしい。」って何だろう?恥ずかしさのない舞台は、下品なだけなのかもしれない。存在のチラりずむ。そしてソロでやっと初日が出たか。

舞台上で色んなところを打って舞台の外で毎日飲みすぎてからだがボロボロですが、木谷真一70歳ですから多少ボロボロぐらいの方がリアリティが出るかもしれません。

そう言えば、本番中に赤ちゃんが泣きはじめ。ソロをやっている時だったので、1945年8月6日のあの日の夜、唯一の希望は赤ちゃんの鳴き声”生命の息吹”だったのではないのか?と舞台上で耳を澄まし微笑む。神の演出。からの原爆”リトルボーイ”前で猿になるという閃きも得て。

火を手にしてしまった猿、人類。プロメテウスから火を与えられた人類。

とりとめがない話になってしまいましたが、ここメキシコではこの20年間で14万人の人々が殺されているそうです。一発で14万人殺す。20年で14万人殺す。

人間というのは自分のことしか考えていない、自分がよければいい。自分の利益のために人を殺す。いつ本能が壊れてしまったのか?「猿は猿を殺さない。」でもわたくしのまわりにはそんな人は一人もいないので安心安心。

しかし、それも平和だからなのか。いざという時、全員がほんとうに大変なときにどう動くのか?常に考えておかないと、平気で親友を裏切ったりしてしまうのかもしれない。

恐ろしい。

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出演者紹介。エスパル家の長男、じげん。お母さんの言うことをまったく聞かない悪戯坊主ですが、妹と相撲をしてわざと負けてやったりする心優しいところも見え隠れ。初演で松原東洋がやっていた走る役を務めます。
posted by Mukai Kumotaro at 13:04| 日記