2019年01月14日

合掌

市原悦子さんが亡くなられてしまいました。

残念です。

市原さんとは、麿さんと共演された塩見哲演出の『怪しき村の旅人』ではじめてご一緒しました。

あの頃はまだ、遠い存在だった。

二回目の共演は、石川淳原作、同じく塩見哲演出の『狂風記』だった。

ほんとうに可愛い人だったなあ・・・いつも笑顔で。

チャーミングとはこのかたのことをいうのだと思った。いつも誰かに囲まれていた。

「パッ」と見はのんびりしてる感じだけど見た目とは違って運動神経が抜群だったんだって。オリンピックも目指せたとか。

そういえば、怪き村の旅人の時に麿さんと軽やかに踊っていた。

お芝居にはとても厳しかった。稽古も大好きだった。本番よりも稽古の方が好きだとも聞いたことがある。

狂風記の本番で俺が台詞を間違えて、めちゃめちゃに喋って難を逃れた時は笑って許してくれた。どころか面白がってくれてた。

旦那さんの塩見さんと一緒に、何度も壺中天に作品を観に来てくれました。

特に何かを言われた記憶はないけれど、いつも喜んでくれていたと思います。

「お疲れさまでした。」

合掌

梅原猛さんも亡くなられました。

梅原さんの著書は、父親の影響で何冊か読みました。見方が面白いんだよな。

京都大学哲学科卒業だって。ダムタイプを生んだ、京都市立芸術大学の学長も務められたとか。

またひとり、日本の良識的な頭脳が失われてしまいました。

合掌

そして、カメラマンの森雅美さんの奥さまが亡くなられました。

森さんには大駱駝艦の頃から応援してもらっていて、写真も特別に撮影してもらっていました。

去年の禅問答のときにお誘いしたら「妻が病気で観にいくことが叶わない。」とお返事をいただいていました。

こころより、ご冥福をお祈りします。

solo_2012.jpg
最初に撮影してもらった時の写真をはじめてのソロ公演の宣伝写真として使わせていただいた。photo by Masami Mori
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 06:43| ブログ?