2019年02月19日

盆おどり

さて下北沢でサウナに泊まって、機内ならファーストクラスなほぼフラットシートで爆睡。

朝寒くて目が覚めて風呂に入って、もう一度寝てたら渡部に起こされます。

食堂で鮭定食を食って生ビールをのんでから、昨日約束した新宿の映画館へと向かいます。

観る映画は、テレコムスタッフが撮影した映画『盆唄』です。テレコムスタッフは『世界の車窓から』を撮っています。

『フィッシングウィズジョン』という素敵な映画も撮影しています。

ジョン・ルーリーが、ジム・ジャームッシュ、トム・ウェイツ、マット・ディロン、ウィレム・デフォー、デニス・ホッパーと世界中の色んなところへいって釣りをする映画です。

さてそんなテレコムさんには、大駱駝艦時代にたいへんお世話になりまして、『をどる』というドキュメンタリーを撮ってもらいました。

これは、ちょうど『2001年壺中の旅』という処女作にして大ヒットというビギナーズラックな作品を創った頃のドキュメンタリーで。

東京で発表して大阪公演をへてニューヨークで再演をした時の映像でした。

深夜の枠だったけれど、視聴率がよくて何万人も観ていたらしい。奥村君はリアルタイムでテレビで観たとか。

深夜にテレビをつけたら麿さんが「げつげつかあすいもくきんきん。」いうて唄ってて慌てて録画したとか。

渋谷のヒップホップな服屋さん『ピースメイカー』で買いものをしたら「テレビで観ました。」といわれてびっくりしたのもこのときだった。

テレビの威力を身近で感じた出来事でした。

さて『盆唄』

福島の原発事故で避難を余儀なくされた人々が、もういちど故郷の盆唄を復活させたいと奮闘努力をする姿を追ったものです。

舞台挨拶があるというので急遽、みんなで応援に駆けつけました。テレコムスタッフ社長、岡部さんに挨拶してからチケットを受けとって劇場のなかへ。

なんどもジーンとしてうるうるしました。帰りたくても帰れない。というのは涙腺を刺激します。

しかし太鼓の音というのは、なぜあんなに琴線に触れてくるのだろう。肚に響きわたるおと。丹田に響きわたるおと。

ハートビートというけれど、心臓の鼓動にも似ているのかもしれない。

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じつは観たことがないので、観たいなあ。
posted by Mukai Kumotaro at 18:30| 日記

2019年02月18日

たのしかった

今回は、眉毛を久しぶりに落として気合を入れました。眉毛は骨相学的に財産が流れていくらしく普段は、剃るのは避けています。

でも眉毛なんてあってもなくてもどちらでもいい。

麿さんは、剃ったことはありません。剃りはじめたのは、室伏さんです。旗揚げのころは天児さんも剃っていました。

石井満隆さんに「人を怖がらせるのではなくて、愛されなければなりません。」と言われて剃るのをやめたとか。

室伏さんは亡くなるまで剃り続けていたのが格好よかった。ギャラが100万だったから骨相学は関係ないのか。

そういえば、俺は亡くなる直前ぎりぎりに指導を受けました。室伏さんはとにかく真似をさせる。でもできるわけなんてない。ぐらいに独特のうごきです。

それは、さておき。

もし、二回公演だったら。もし、はけずにずーっと舞台にいたら。

ひとつ悔いを残し、また次の舞台へ。

とか、色々と反省しながら銭湯で白塗りを急いで落として風呂を出たら、山内から連絡あり。

スズナリのときに一度はいく”新雪園”へと急ぎます。こういう時は、自分が呼んだお客さんと飲むのが筋です。地下へとおりたらお酒が入って皆さんご機嫌で。

戌井君と山内の漫才のような掛けあいにこころを慰められます。隣に深瀬さんがいますがただニコニコしています。

いろいろと辛辣な感想を聞いてたら、けっこう辛口な村上君が「面白かったですよ。」と言ってくれて。

そうこうしてたら。「やっぱり舞台上が一番かっこいいな。もっと舞台に立てるといいのにと思った。」と女房からライン。

淳子からも「むっちゃかっこよかったです。」なんで会ったときに言わんねん。

鉄割の面々と中華を囲んで、慰めてもらったり、面白い感想を聞いてたら酔っ払います。

そういえば、渡部と山内が照明を変えなくていいのに。言うてたのを聞いてそうなんだよなあ。と思った。

戌井君も「俺、全部地明かりでやればいいのにと思いました。」といってたのを聞いて「なるほどなー。」と思ったり。

楽屋でぶるぶる震えてる時に、モニターを観てたら照明がパカパカし過ぎてるなあ。とは、思っていたのですが。

楽しく飲んで、ビールの次は紹興酒を温めたものにざらめを入れて美味しく頂き酔っ払います。

そのあと皆んなは帰りましたが、朝まで飲み歩いて最終的に渡部と二人でサウナにいって寝てました。

酔っ払いすぎて右足首を捻挫しました。

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室伏さんと。毎日飲み歩いていろいろと話しを聞いた。
posted by Mukai Kumotaro at 18:35| 日記

2019年02月17日

どうかな

さて舞台上からいなくなったのはいいのですがだんだん寒くて、楽屋から出られなくなってきています。

モニターを観ながら機会を探りますが、寒いところへと出る勇気が出ません。

「いまだ。」と思って急遽、上から出ます。道中はくそ寒かったけど、上へいったら暖かくてびっくり。思わず長居をしそうになります。ぽかぽかのひだまりにいる猫みたいに幸せな気分。

しかし油断できません。鉄ちゃんがいつ描き終わるかまったくわからないからです。しかたねえ戻るか。どうやって戻るか考えます。

ほんとうは、転がって消えるのがベストですがたぶん大怪我をして終わりです。でもいま想像したらそれも面白かったかもな。

ぎりぎりでつかまって、鉄ちゃんに助けを求めて。今度やろう。あれ、今回で最後とか言ってなかったっけ。

戌井君は、俺の”猫”が好きで毎回褒めてくれます。「むかいさんのあの猫は本当に可愛いですよね。」今回も褒めてくれました。本当は、”四つ足獣”なんですが。

そういえば、奥村君は大駱駝艦の型の一つ”猿”のポーズが大好きで「若林さんと正虎君のあの猿のポーズが、」いうていっつも言うてはります。本当は”獣”のポーズなんですが。

真似して見せてくれますが、さすがは「文学座に行かずに大駱駝艦に入ってたかもしれない。」というぐらいあってとっても上手です。

村上くんにも「むかいさんは、チャーミングですよね。」といわれました。

それはさておき。やはり、ゲネプロという予行演習をやらないとならなかったのか。手間なのだけどそれを惜しんではならないのです。

『遊機体』のときはもちろんゲネプロがありました。絵も描いて本番通りにやります。それがゲネプロです。

絵を描くだけならはゲネプロは要らないのです。引いて客観的に観れるので。描きながら調整できる。

しかし踊りが入るとそうはいきません。誰かが客席で観ていないとわからないことが沢山あります。

それも今回でいうと、実際に描かないと絶対にわからないことなのです。

舞台はおそろしいところです。言い訳ができない。目に見えることがすべて。舞台上で起こることがすべて。

言葉でいくら説明してもなんの意味もない。こわい。逃げる人も結構います。コンテンポラリーダンサーの山崎広太さんは、本番1週間前にニュヨークに逃げたのか。

ちなみに「即興とは、100%の協調と100%の自由。」は、即興の達人、広太さんの言葉。ではなくて誰の言葉だっけ。

大野さんは調子が悪いと途中でやめて、室伏さんは嫌いな奴がいるとずーっと寝てたとか。でもそれでいい。自分の心にしたがえばいいのです。

そういう意味では、良かったのか。わからない。

けれど完全に不完全燃焼に終わった。のか?

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いつだったのか。大阪でのライブペインティングの稽古終わりに地下道を歩いてたら、舞台を終えたばかりの大駱駝艦の面々と偶然遭遇。野村萬斎さんの舞台終わりだった。ちなみにVサインをはじめてしたのはチャーチルです。ピースサインだったらジョン・レノンです。
posted by Mukai Kumotaro at 12:03| 日記

2019年02月16日

あーあ。

昨日は、自分的にいまいちだったなあ。とか死ぬほど落ち込んでた。

家に帰ってきて、何故か?と考えました。

まずは、拍手が小さく聞こえたから。

鉄割は、1000人も入ったりするので拍手のボリュームが違います。ザ・スズナリの爆笑記録を更新中の売れっ子集団と一緒にしてはいけないのですが、あれを経験してしまうとどうしてもなあ。

そして、はけぎわの壁のところに座ってた若い男の子が、わかってるのかわかってないのかよくわからんような顔をしてたからです。

アンコールもなしです。

「あれ、面白くなかったのかな。」

深く傷つきます。

結構、しょうもないことで傷つきます。前回も風呂から出て「まあまあだったか。」とか思ってたら後輩Oから顔を塗ってなかったことについて怒りのメールをもらい。

「はあ?」とか思うけれど冷や水をかけられたような気分になり。「えっ?あれがそんなに。。?」

今回は復讐のつもりで、最初から最後まで顔を塗りませんでした。それはどうでもいいですが。

楽屋に帰ってからもぐちぐちと悩みます。「あーあ。」とため息をついたり。手伝いのしょうむらが用意してくれたおけで速攻、顔手足を落としてネバーへと、あっ、違った風呂屋へと向かいます。

前の成功体験をなぞろうとする、自分がいる。

そういうことのないように、気をつけて攻めるように心がけるけれど保守的な自分がどこかにいる。

誰がなんと言おうが、どんなに評判が良くても自分が納得できなければ。

一年前は、2回やりました。2回目のほうが評判が良かったというけれど、俺はいまだに1回目のほうが好きです。

しかし、2回目のほうが評判がいい。というのでその構成をなぞってしまったのか、、うーん。

一回はけてしまったのを後悔。はけずに絵の一部として終始すればよかったのに残念。なぜはけたんだ。俺。くそう悔しい。

學ちゃんが意外に早く終わって「あれっ?」それで何かが狂ったのか?

鉄ちゃんのときに、はけようとは決めてたのですが。はける予定だった上手の袖がなかったからか。そもそも、はけないほうがよかったのか。

はけたら、寒くて寒くて背中がぞくぞくしてぶるぶる震えて芯から凍えて。

楽屋に戻って背中にヒーターを当てます。「あー、蘇ったわー。」ふー。水を飲もうとエアコンの前を離れたらまた背筋がゾクゾク。まるで出るのを引きとめられているよう。

モニターを見てたら鉄ちゃんが、思い入れたっぷりに絵を描きます。今度は、意外と長くて焦ります。やべえ、出たほうがいいか。

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學ちゃん、デザインの当パン。さすがセンスいいわ〜。
posted by Mukai Kumotaro at 23:59| 日記

2019年02月15日

ひとのふりみて

昨日は、熱が出たのでスズナリへは行かずに大事をとって家で休みました。

今日は、本番です。

朝から体調を整えます。起きたらすぐに腹筋50回、足上げ腹筋10回、ロザに教わった腹筋10回。

それからトイレにいって日めくりカレンダーを作成。最近、日めくりカレンダーを手作りしています。

そのあと、日課の座禅を組みます。最近は日に何回も座禅を組みます。それも稽古のうちです。

終わると洗濯、掃除の作務をやります。朝ごはんは、女房がつくるので昼の炊事をします。

炊事は、大切な作務で禅寺で食事をつくる係の典座は偉いです。大駱駝艦夏合宿でも食事当番は偉いです。

らくだではないですが、禅寺なんかだと毒を入れたりできるからです。韓国ドラマの『チャングム』でもスラッカンは権力があります。

「チャングム、スラッカンのチェゴサングン(最高責任者)になっておくれ。」お母さんの遺言。

そういえば久原鉄秀は、半分は奄美で半分は半島です。奄美と半島のハーフです。最近聞いた話しでいいなあと思ったのは、ハーフではなくてダブルだと。

割るのではなくてかける。誰が言ってたのか忘れてしまいましたが。ダブルの血を受け継いでいる存在。

今日は帰ってこない予定なので自転車を安いところに止め、電車に乗って下北沢へと向かいます。

昼頃に会場のザ・スズナリに入って、まずは挨拶。仏教用語です。

永平寺では、挨拶するときに目を見たらしばかれます。挨拶が終わったら物販をセッティングします。

14時から、止め通しです。照明を見ながらうごきも決めていきます。時間がないのでゲネプロは、なしです。

もっと自由に、もっと柔らかく決めつけずに。自然に。

さて最高のパフォーマンスを叩き出し、終わりましてからだの絵の具を落としたらすぐに風呂に行きます。

この瞬間までが公演です。白塗りを落とすのがいちばんの重労働だったりします。本番を終えてへとへとなので頑張ります。

鉄割の面々と立ち飲みの常連の方々が来てくれているので、”ネバーネバーランド”へと急ぎます。

みんなの顔をみて「ふー。」ほっとひといき。どうかな。

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気持ちが悪いと不評だったので彩度を落として、明度を上げて白塗り風にしてみた。これでどうかな。
posted by Mukai Kumotaro at 06:46| 日記

2019年02月14日

ZEN2

「神はあるもの、仏はなるもの。」鎌田東二

”ゼン”は、『精神集中』という意味のサンスクリット語だそうです。

”禅”は当て字です。座っておこなうゼンが多いですが、いろいろなのがあるようです。

座禅とふだんの作務、そして公案が禅宗の三本柱です。

禅問答は、師と弟子の問答と考えればはるか太古、紀元前のころからあるものです。禅宗の修行にかぎると生まれたのは、700年頃。

うちは父方が曹洞宗なので、子どもの頃からゼンの考えかたには影響を受けています。若い頃は、本を買って勉強したり鎌倉の円覚寺に参禅に行ったりしてました。

たしか五日間ぐらいの合宿で、おじさん達が夜な夜な寺を抜け出してお酒を飲みにいってるのを軽蔑してた。もう一人若くていい男がいたけど元気かな。

朝5時ぐらいに起きて座禅を組んで、朝食はおかゆと梅干し、作務をしてまた座禅をして昼飯はなかったか。作務をして夕飯おかゆ、座禅を組んで風呂に入って9時ぐらいに寝る。

てな感じだった。朝、かねだったかを叩く係りで怖そうな雲水に褒められたのを覚えている。

母方は真言宗です。禅宗はどこか滑稽だったりしますが、真言宗は密教というぐらいで内向きなイメージ。

しかし内と外はつながっている。密やかであればあるほど宇宙へとひらかれていく不思議。いまは真言宗徒なのでほぼ毎日、真言をとなえています。

梅原猛さんによると意外と真言宗が、いちばん”笑い”とは親和性があるようです。

それはさておき。答えのない世界、自己の宇宙をひたすらみつめる。

ゼンは立ってもできるので通勤途中にもやれます。椅子に座っても精神集中はできるしどこでもどんな具合でもできます。

今回は、舞禅です。舞台の上で精神集中します。舞いながら自分をみつめます。しかし舞うだけだと片手落ち、踏禅もあるし踊禅もある。

歌禅はないのか。あるか。お経も歌みたいなもの。演禅はないか。演じるのは外向きだから自分を見つめるのには向いてない。

作務が外の世界のインプットなら公案はアウトプット、ZENはその中間みたいな感じ。空になる。

「仏教とは仏になることと見つけたり」梅原猛

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右、30年前に円覚寺で頂いたもの。左は、いまつかっている『勤行聖典』。当て字で覚えるのがいやで自分で貼りました。
posted by Mukai Kumotaro at 10:57| 日記

2019年02月13日

裏方紹介

明後日のスズナリ公演の音楽は、築山建一郎です。

壺中天公演の音楽、ほとんどを担当しています。音の引き出しの多さはぴかいちです。センスも抜群。

大駱駝艦の本公演にも楽曲を提供してる。

若い頃に、サンフランシスコで音楽修行してるのでサイケデリックです。

本業は印刷屋さんです。大阪の老舗、『アサヒ精版』で特殊な印刷も素敵に仕上げるセンスのかたまりみたいな印刷屋さんです。

さて印刷屋にしとくのはもったいない建一郎ですが、はじめてのライブペイント以来、わたくしの作品の音楽を制作してもらっています。

三作目『ジャーオデッセイIII』と四作目『舞踏虎ノ穴』、六作目『底抜けマンダラ』と初ソロ『アホとロマンの皮袋』、デュ社第三回公演『ぴちがい裁判』の音楽をつくってもらった。

二回やった『遊機体』ではステージで演奏もしました。一緒にステージに立つと頼り甲斐があります。

二人で故郷、川西のギャラリーでもやった。これは、レクチャーパフォーマンスの趣でいまやっていることの出発点かもしれない。

それ以外にもイベントの時や困った時に作曲してもらている。ありがとう。とにかく音で踊らせてくれるので助かります。

舞踏ではうごくのではなく、うごかされます。まわりの何かであったり、水や風なんていうイメージをつかいます。あといちばんわかりやすいのが音です。

音楽にのって踊るというのがいちばん簡単ですが、安易にもなりやすいので気をつけます。

照明は、藤本隆行さんです。贅沢。

古橋悌二さんの同級生でダムタイプのメンバー、LEDの先駆者で俺は森下『遊機体』のときにご一緒しました。

きんせいさんの明かりは格好良くなりすぎるので要注意です。照明が格好いい場合は内容は、外してふにゃけてるほうがいいのです。

肝心の内容ですが、稽古しながら考えています。今回は、完全に仏教世界なので仏教について勉強もしています。

しかし仏にあったら仏を殺せ。とか仏の中に仏はない。なんていう言葉もありますし、最後は何もかも忘れて舞台に立ちます。

禅問答もわけのわからない話しばかりです。でもそれでいいのだ。

深ーいところでつながる言葉を超えたなにか。

そこで何ができるのか?それは神のみぞ知るなのか。

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築山建一郎。わが家では、“たぬきのおじさん”と呼ばれてます。うしろはアキーラサンライズ。
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posted by Mukai Kumotaro at 20:24| 日記

2019年02月12日

ZEN

さて、下北沢ザ・スズナリ鉄秀公演『舞禅』があと三日後と迫ってきました。

完全に本番体制に入りました。

朝から稽古します。走ったりイメージしたり。あいまに仕事をします。宣伝です。あと舞台監督とやりとりしたり、湯山とやりとりしたりetc.,etc.,

今回、2月15日に大駱駝艦神戸公演の稽古があるらしく、誰も来れません。残念。鉄ちゃんとのラストステージ観て欲しかったな。

なので、チケットノルマ40枚消化は今回は、難しそうです。

鉄割アルバトロスケットの山内が奮闘して皆んなを呼んでくれています。忙しいのにありがとう。

戌井くんも来てくれるかもしれないとか。忙しいのに申し訳ない。俺がもっと有名だったら良かったのですが、40人呼ぶのに四苦八苦しています。

鉄割の時のようにお姉さまがたも動員してもらおうかと思ったりしましたが、夜だからなあ。と思い返したり。昼ならまだしも。

がらがらだったら嫌だなあ。それもまた一興か。奥村くんなんかは、がらがらのほうが燃えるようです。天邪鬼。

この手売りというのが苦手です。けれどらくだの頃は、ほんとうに頑張ってました。若い頃は呑み屋にいって裸になって踊ってチケットを買ってもらったりしていました。

たぶん、本公演も壺中天公演もノルマ割れしたことは一回もなかったと思う。ちょっと自慢。

麿さんは、もちろんノルマはありません。麿さんの名前で千人とか集まるのだものな。当たりまえ。

さて、からだの調整もなんとか上手くいきそうです。これがいちばん難しい。『遊機体』の時はりんごだけを食べるという調整法で失敗。げっそりしてしまって大変だった。

壺中天公演の時は、厳しい人が目白押しなのでちょっとでもゆるんだからだをしていると「だめよ、むかいくん。」とたしなめられたり。

大好きな日本酒は絶っています。今日は、お酒自体も断ちます。本番ギリギリまで調整して、さて本番前に何を食べるか?今回もバナナか。

バナナは、短時間でいちばんエネルギーが補給できます。スーパーフードです。

何億もからだで稼ぐかたがたも食べます。

こちらの稼ぎは、100分の一ですが。このからだで何億も稼ぐようになるには?

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懐かしい写真が出てきた。何年なのか?遊機体より前だから10年以上前か。みんな若い。鉄ちゃんも坊主のほうが格好いいのに。
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posted by Mukai Kumotaro at 15:52| 日記

2019年02月11日

岩手

オペラシアターこんにゃく座の『遠野物語』を拝見しました。

差し入れは、今回はイチゴにしました。しかし人数が多いので一人一個。

こんにゃく座は大所帯、本公演だと総勢で50人ぐらいになるのかな。

さて、遠野物語。岩手県の遠野地方に伝わるお話を集めたものです。柳田国男は集めただけなのか。恥ずかしながらよく知りません。俺はどちらかというと折口信夫派です。

オープニングから幻想的で少しこわい。とっても舞踏的な世界です。そして、いまの現代に必要な物語なのだと観ながら思いました。

目に見えることしか信じることのできない人々がほとんどの、いまだからこそ必要な物語。

この世を明るく明るくと照らして闇を隠そうとしたけれど、その世の中を照らすためのシステムが壊れてしまっています。

光あるところに闇がある。という当たり前のことがわからなくなっている人間。光が生ならば、闇は死。

その死を見ないようにしてきたツケが、人類に回ってきているのだとも、思います。いびつな生を謳歌する、本能の壊れてしまっておごりきっている人類。

訳のわからないものを受け容れて、目に見えないものを許容することの大切さは、いまさらここに記すようなことでもないですが。

折口信夫は、麿さんも題材としてつかっていますが民俗学は、とても舞踏とは親和性があるのです。

作品的には、死者と生者が同じ空間にいあわせる井上ひさしさんのいうところの”舞台の機知”が不思議で面白かったです。

そして北野雄一郎がとってもいいお芝居をやっていて感動。それを受けて島田大翼もいいお芝居を見せる。こんにゃく座の未来を担う男性歌役者の二人。

そう、こんにゃく座は歌役者というぐらいで結構お芝居をします。歌はもちろん踊りも皆さん上手です。

今回はお芝居多めの作品なので、主役に抜擢なのか。とってもいい役をもらっててびっくり。

そんで、その期待にしっかりと応えていました。雄ちゃん、よかったなあ。

しかし、先日の宝塚といい昨日のこんにゃく座といい、舞台を観ていると客席で観るより舞台の上に立ちたい。

とか思いますが、俺もあと一週間で本番です。宝塚やこんにゃく座と違って、こちらは、一年に数度の舞台です。

ワンステージの重さは、同じだろうけれど。

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公演の度ごとにつくられる豪華で読み応えじゅうぶんなパンフレット『おぺら小屋』。
posted by Mukai Kumotaro at 18:21| 日記

2019年02月10日

あぶねー

昨日は、朝から電話で母親に怒られました。

この歳になると怒られることがなくなってくるので貴重です。母親がすでに亡くなられてるひとも多いし。

母親に本気で怒られるのは、30年ぶりぐらいか。さすがに、なかなか怖かったです。

怪我をした母親の代わりに部屋を片付けたのですが、5月まで取っていた大切なチケットの数々を捨ててしまったようで。

良かれと思ってやったのですが。。

ものすごい剣幕で怒られて久しぶりに、背筋「ぴーん」。

「片足、棺桶に入れてるかなんか知らんけど、しっかりしてるからな!!」がちゃん。

ついでに怒られるかな。と思って記してた『ブログ?』の一節も案の定、怒られて。とほほ。

雨だから紙ゴミを捨ててなくてセーフ。

指定席だから問い合わせて、名前と会員番号とかでなんとかなると思いますが、手間を考えると大変でした。

「ごめんなさい。」

しかし、人間たまに怒るのはいいそうです。長生きの秘訣。怒ることができるのも元気であればこそ。

さて、いまからオペラシアターこんにゃく座の公演へいきます。

制作の田上ななこさんが、ずーっと招待状を送ってくれています。

別に公演を手伝ったわけでもないので、恐縮。チケット代相当の差し入れをいつも持っていきます。

季節のフルーツ、“王様のおやつ”ハラダのラスクとかとか。

最近はヤクルトです。歌役者さんはからだが資本です。内臓から元気になりましょう。

「食後に飲むのが良いのです。」と演出家の立山ひろみさんが、ヤクルトレディーから聞いたそうです。

場所は六本木の俳優座。日本で一番客単価が高いそう。六本木の一等地だもんな。200人ぐらいしか入れないのか。とっても贅沢な空間。

音も良くてマイクなんて要らない素敵な劇場です。

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本日は、受け付けで出迎えてくれた歌役者の川中裕子さん。4月末に出産予定だとか。
posted by Mukai Kumotaro at 09:21| 日記

2019年02月09日

えっ、

新井浩文君が捕まったんですね。

週刊誌の見出しを見て事務所が事務所なだけに薬物か?と疑ってしまいました。新井君、ごめんなさい。

全然知らなかった。びっくりしました。直接面識はないですが、麿さんの息子の映画監督・大森立嗣が仲間だったり、戌井君の周りも、仲間なので勝手に親近感を持っていました。

損害は10億とか。売れてたからな。

新井君は同意の上だから。と楽観視していたよう。友人の一人は、「もっと真摯に対応していれば、こんなことにならなかったのに。」とか。

結局はお金の問題か?ゆきまろげの方の息子さんの時と似てるのか?

売れている、驕りがあったのか。どうか。真相はわからんけれど。

まだ、売れてない頃なのか。立嗣の映画でとっても嫌な役をやっていて、観ていて本当に腹が立った。

それって役者としてとてもいいことだと思う。本物に見えたってことだもの。

これから借金を返すために死にもの狂いで闘うと思います。

麿さんは、2億返すのに20年かかったのか。オリザさんは、18億返すのにどれぐらいかかったのかな?あれ、20億だっけ?

20億とかなると、ひと月の利子が2,000万円とかなるらしいです。

それは、さておき新井君。

いまは、あたまを抱えてそれどころではないだろうけれど、

時間はものすごくかかるだろうけれど、頑張りましょう。

そしてどうか、俳優を続けてくださいませ。応援しています。

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惜しくも、借金のカタにとられてしまった大駱駝艦本拠地、豊玉伽藍での公演、『梅干しと禿鷹』より。写真:岡本昌己 右側は谷川惰長さん、真ん中は?
posted by Mukai Kumotaro at 08:32| 日記

2019年02月08日

移動

さて、昨日は朝から移動でした。

8時10分、大阪発のバスです。約8時間かけて東京へと向かいます。

途中、三箇所パーキングで休憩、トイレに行ったりうろうろしたりして気分転換。

三列なのでゆったり、飛行機でいえばビジネスクラスです。機内サービスはありませんが。

車内では、本を読んだり漫画を読んだりします。本は、麿さんの自伝と池上彰さんの『池上彰と考える、仏教って何ですか?』

初代、釈迦が生まれるところから歴史をたどってわかりやすく解説してくれます。途中ダライ・ラマに会いにいったりします。

日本の仏教はインドから中国を経て伝わったものですが、チベット仏教はインドからダイレクトに伝わっているので、釈迦の教えにより近い。

日本仏教は中国を経てるので、中国のもともとの儒教の考え方が混じっているようです。

漫画は“コミックモーニング”です。『へうげもの』を読むために買っていましたが、終わってからも買い続けています。

へうげものは、戦国時代から江戸にかけて活躍した茶人、古田織部の物語です。とっても面白いのでおすすめです。

しかし、このへうげものは絵にクセがありまして大概女性にはウケが悪いです。うちの親父さんも絵がダメだと言ってました。

漫画は小説よりも絵があるぶん、想像力が限定されます。絵が好きではなかったら世界には入っていけない。

読み疲れたら、音楽を聴いたり眠ったり。

こうして『ブログ?』を記したり、2月15日に迫るスズナリライブペイントの宣伝をしたり。

ドイツとイギリスとメールでやりとりしたりしています。インターネット時代、どこでも仕事ができてしまいます。

そういえば、淡路島の地名をずーっと間違っている。と指摘を受けました。

そんな馬鹿な。“こころざす”でしょう。ちゃんと直しています。とか思っていたら、五色町津志とパソコンや携帯だと変換するので、不覚にもそれで記していました。

正しくは、五色町都志です。“都を志す”。いまからすべて直します。

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”蛇足”ということばを『へうげもの』で学びました。
posted by Mukai Kumotaro at 15:06| 日記

2019年02月07日

アートマン

昨日は、売布神社駅の”シネピピア”へと映画を観にいきました。

シネピピアは、単舘文芸系の映画を上映する素敵なミニシアターです。

仕事柄、映画を観るのも勉強です。こころをうごかされ、色々なことを思います。

観たのは『ガンジスに還る』で、インドのお話しです。

ある日、夢をみた父親は死期を悟り、聖なる地バラナシへいくことを宣言する。

「夢は心の目である。」

サラリーマンの息子は、反対するが父の決意は固いので同行する。

二人は、バラナシ・ガンジス川のほとりにある“終焉の家”に滞在する。

13日間だけ滞在することができて、そのあいだに解脱しなければ出ていかなければならないのが決まり。

なのに、20年近くもそこに住んでいる女性と知り合ったり。不思議な時間の流れかたをしていく。

映画館の暗闇で何度も、こっそりともらい泣きして恥ずかしい。

お釈迦さまを生んだインド。生と死が並列にあるインド。人類最古のものと最新のものが混在するインド。

10年ぐらい前に行ったけれど、メチャメチャの混沌でまさにカレーそのものだった。

そのときに思ったのは、人間というのは宗教というものが必要なのだな。ということ。

インドには、3億の神がいると言われているのでそこかしこに神の存在を感じる。日本は800万なのでだいぶん少ない。

知り合った女性が先に亡くなるが、ヒンドゥー教では死ぬと名前がなくなって霊魂“アートマン”になるのだという。

亡くなると高いお金で戒名を買わされる日本とは、えらい違いだと思う。

最近、父と母が半分棺桶に足をかけているような塩梅ですので、死ということをよく考えます。

死んだらどうなるのか?

誰にもわからないし死とは、恐れたり悲しんだりするものではなくてひょっとしたら映画の中のように、皆んなでお祝いするようなことなのかもしれない。

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以外に若い監督。バラナシの風景が懐かしかった。
posted by Mukai Kumotaro at 15:47| 日記

2019年02月06日

快男児

師匠の自伝を読みはじめました。

もちろん、発売されたときに買ったのですが読む前に、人にあげてしまいました。少しでも売り上げに貢献しようともう一冊買ったのですが、すぐに人にあげました。

師の本を人に手渡すのも、啓蒙活動の一環です。もう一冊買って「今度こそ読むぞ。」と思っていたが、人にあげてしまった。

さすがにもう買う気にはなれずそのまま、今日まで来てしまって。いろんな人から噂を聞いて「そうだよね〜。」とか話しを合わせるが、実はまだ読んでない。

「読みたい。」とこころから思うが、もうときが経ってというのもあるしもう一冊買う気には、なかなかなれず。

壺中天にいったときに元ダンサーで経理の兼沢英子さんに頼もうと思うけれど、いつも忘れてしまう。

実物の麿さんがいるのに自伝を買うのもなあ。というのもあったり。

川西にきて洗濯ものを干して戻るときに、父親の本棚をふと見ると師匠の写真が。

「うん?」と手を伸ばすとそれは『快男児 麿赤兒がゆく』だった。

本を開くと”向井陽子様”と麿さんのサインがあった。そう、うちのお袋は麿さんのファンでして、俺が麿さんに弟子入りすると言ったらすごく喜んでくれました。

「これで息子の未来は明るい。」とそこまで思ったかは謎ですが、それ以来ずーっと応援してもらっています。ありがたい。

さて、”はじめに”をじっくりと読んでその次に目次へサーっと目を通したら、実はあんまり知らなくて気になっていた豊玉伽藍のことが書いてありそうな題名を発見。

”その六”のページを開きます。いきなりクライマックスみたいな感じで、わくわくします。

豊玉伽藍は伝説の場所で、真っ赤な5回建てのビルヂング。

一階が玄関で二階が劇場兼稽古場、三階が宿舎、五階が麿赤兒の家てな感じ。

舞台人なら一度は、持ってみたい憧れの空間です。

噂では、手形に判子を押しまくって3億円の借金をしたとか、騙されたとか、ヤクザが大量にやってきて闘ったとか、etc.,etc.,

さてその真相は?

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中公文庫からも出ているようです。完本か。どう違うのだろう。
posted by Mukai Kumotaro at 23:59| 日記

2019年02月05日

新月

本日は、新月です。

新月は新しいことをはじめるのにいい日。ということでFacebookのアカウントを完全に削除するということをやりました。

惜しむようなこころの声がするのですが、何を惜しむというのか?二次元のなかの記録の数々か。アルバムのようなものなのか。

たんなるアルバムだったら捨てないかもしれない。しかしたんなるアルバムではない。何が嫌だったのか?

やっぱり“いいね”というやつか。人の評価を気にする気持ち、それに伴う感情のいろいろ。

人の評価を常に気にしているアルバム。それが鼻につく記録と記憶の数々。

さて完全に退会するというのは、Facebook的にはありえないことだと思いますのでやり方はまったく教えてくれません。

ググって、出てきたサイトの指示に従います。わかりにくくてちょっとやそっとでは退会できないです。

しかし、何ヶ月も前から考えながら準備していたので、わりかしすんなりと縁を切ることができました。

一ヶ月のあいだは復帰できるようですが、未練はありません。

10年ぐらいやっていたのか。最近は、宣伝だけで利用してましたが、何か効果があったのかどうか。

友達と、友達の友達という狭い世界で蠢いてなんだったのだろう。

ひとつ失って、ひとつ得るものがある。

新しい世界へ。

淡路では片付けに専念していました。あいだに近所の”あじわいどり・KANBARA”で淡路のお醤油とお酢を購入。一升瓶で600円って、安くてびっくり。

いくら片付けても、まだまだ要らないものが出てくる。大きいゴミ袋で四つ吐き出しました。

少し身軽になったような気分でスッキリ。でもまだまだ余分なものが沢山ある。次回です。

次回の滞在は長いので、二階の襖絵を完成させて廊下の天井画も手をつけて、庭の整備もしたい。

さて今日で、都志を離れます。

川西に寄ってお袋さんの具合を見てから、東京へと戻ります。帰りはバスなので長旅です。しかし飛行機に比べれば極楽クラス。

2月15日、スズナリが終わって3月頭に帰ってきて5月公演に向けて、全力を捧げます。春か。

淡路ではじめて迎える春。楽しみわくわく。

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風車ともしばしお別れ。
posted by Mukai Kumotaro at 19:04| 日記

2019年02月04日

淡路

子どもの頃に大好きだった淡路島に住むことになるとは、夢にも思っていなかった。

毎夏休みに淡路へ遊びにいくのをめちゃめちゃ、楽しみにしていた。

子どもの頃は、明石からフェリーに乗って海を渡って岩屋港へと入った。それもまたちょっとした旅気分でわくわく感を盛り上げてくれていた。

岩屋からバスで山を越える。途中一度乗り換えてふたたびバスに揺られる。この頃にはもうへとへとで眠りこけて。

夜に着くので、従兄弟たちと遊んでお休みなさい。

ぐっすりと眠ったら朝、もう居ても立っても居られない。とにかくはやく海へ。

朝10時からとか決められてるので、時間になったらダッシュして海へ。

潜って海のいきものを捕まえる。岩場でも探して捕まえる。岩の下の方に大物がいたりするのでじっくりと探します。

高学年になると銛を使うのを覚えて、魚をゲット。これは興奮した。

まずは息を深く吸って「せーの。」潜って魚を探す。いた、大物。ゆっくりと近ずいて狙いを定めて「スパッ。」

と魚に当たって「やったー!」水面に出て銛を上へ。それほどでもない大きさ。そのうち水の中では大きく見えると知る。

12時にでかいサイレンがなるので、それを合図にひとまずは帰宅。皆んなで昼ごはんを食べて昼寝して、起きたら速攻海へ。午前中の海と午後の海はまったく表情が違うのでそれも面白かった。

午後は気だるい感じで、でもやることは同じ。潜って遊んで、岩場で遊んで。日が傾いてくると寂しかった。

いきかえりに、溝をうろうろしてる蟹を網で捕まえて家で飼っていた。

中学になると淡路にいくよりも川西でやりたいことがあったので、一人だけ行かなかったりしてだんだんと足が遠のくのでした。

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鼻クロあらわれた。なんだかデブになってないか。
posted by Mukai Kumotaro at 23:29| 日記

2019年02月03日

ただいま

お袋さんの具合もだいぶん良くなったので、今日は淡路に帰ります。

二ヶ月ぶりです。川西能勢口から阪急電車で向かいます。

川西は、名前どおりに大阪と兵庫のあいだを流れる猪名川の西にあります。

川西の家の夢はいちばんよく見ます。夢の中では、昔のように家の前がすべて空き地で公園まで空き地を通っていくことができる。

いまは、すべて埋まっているので道を通るしかありません。つまらない。

子どもは遊びの天才です。わざと険しい道のほうを選びます。すべてがゲームでした。

新しいルートを開発したり、トンネルを発見して探検したり。ボールがあったら一緒に遊んで、暗くなるまであーでもない、こーでもないと何がそんなに楽しかったのか。

いまは遊びのプロになったので、あの頃の心を見習います。からだで遊んでこころを遊ばせて集中。

そんで嫌々やってた勉強がいまは、まったく苦ではないのでありがたい。日々勉強、何もかもが勉強です。

さて阪急電車を一回乗り継いで、三宮でおります。三宮からバスで一本なのでここまできたら一安心、イオンで買いものをします。

津志には小さなスーパーが一軒しかなくて、物価が高いので三宮で必要なものは手に入れます。

買いものが終わったらバスに乗って約1時間半、瀬戸内の海を眺めながらバスに揺られます。

音楽を聞いたり、うとうとしたりして目印の風車が見えてきたら五色町都志に到着です。

バス停からは3分なのでもう着いたも同然、目の前のコンビニでビールを買います。酎ハイも購入、今晩の準備は万端ひとりで楽しみます。

家に着いたら、水道の元栓をあけガスの元栓をあけてからドアの鍵をあけます。

「ただいま。」

電気のブレーカーを上げて、雨戸をあけたら止まっていた時間がふたたび、うごきはじめました。

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興味津々で家を覗いてくる凶暴な野良猫、鼻クロちゃん。元気かな。
posted by Mukai Kumotaro at 10:51| 日記

2019年02月02日

観劇2

さて宝塚駅を降りると、いろんなことが目新しくてきょろきょろしながら歩きます。

広大な花の道を進みます。門前の店がわくわく感を盛り上げます。しかしもうひとつ洒落てない。ばばくさい。

代官山あたりの店が店舗を出したら行列だろうな。とか大きなお世話なことを思いながらさらに進みます。

もう少し盛り上げたらディズニーランドみたいな、一大アミューズメントパークになりそうな予感を感じながら進みます。

バウホールは大劇場の入り口にある小ホールです。完売御礼の札が出てて羨ましい。女性の大軍に圧倒されながら会場へ。

中に入ってチケットを見せてると、526名という看板が目に入る。526?それで小ホール?

劇場に入ると市民ホールぐらいはゆうにある広さです。迷いながら席を探して、と前から6列目。いままでは、勉強だと考えて一番後ろで引いて観てましたからびっくり。

バウホールという小劇場で、実験的なことをやってて滅多にチケットが手に入らないのだとか。

今回は、宝塚では珍しいストレートプレイ。歌も踊りもないので最初は戸惑いました。お芝居だけで見せなくてはならないので大変です。

稽古が好き。という市原悦子さんの言葉を何故か思い出したり。専科の方が二人出てましたがぶっちぎりの魅力で劇を引っ張っていました。

全体的には、休憩まではのれない感じでしたが、休憩中にパンフレットを読んでリフレッシュ。

後半はグイグイと魅せられて、フィナーレ。みなさん劇中劇で活き活きと歌って踊って、そんでもってその上手さにびっくり。いままでは後ろで観てたからわからなかったんだな。

鍛えられた才能、手先までいきわたる神経。女役の皆さんの腰のグラインドが丹田に響きます。

レイ・クーニーというイギリスの作家の作品でしたが、気が利いてて時に下世話で大人のエンターテイメント。そして徹頭徹尾、夢でした。

舞台とは360度全方位で観る醒めた夢だと、わたくしは考えています。

さすがは、105年の歴史。とってもステキな夢を観ました。

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大劇場は、2550、立ち見を入れると2700人はいるのだと。大劇場のSS席が12,000円だから、、やめましょう。
posted by Mukai Kumotaro at 23:59| 日記

2019年02月01日

ココロ

今日は、宝塚歌劇を観劇です。

仕事柄、観劇も勉強ですが舞台を観にいくというのは、最近めっきりと減りました。

若い頃は、まめにアイデアを頂きに行っていました。ぴあで調べてアンテナを張り巡らせて行く。

そうするとチラシの折り込みがあるので、そこからまた面白そうなものを選んで観にいく。

いろんな刺激を受けてアイデアもたくさん頂いて、いくつも作品で実行しました。アイデアがあっても実現させるのが肝要。

いまは、同業よりももっと違うものから刺激を受けたいと思っています。

本番前なので、電車はなるべく立ちます。足腰を鍛える意味もありますが、カロリー消費的にも立つほうがいいです。

これから、2時間近く座りっぱなしということを考えて。というのもあります。

そう。この同じところにじっとしていなければならない、というのが嫌ということもあります。

中にはいたたまれないような作品もあるので、困ります。

席を立ったことは人生で一度だけですが、あれは我慢がならなかった。

売れているのかなんなのか知らないけれど、人を馬鹿にしているような演出で。

周りの内輪なのか、それを面白がっているような気持ちわるい雰囲気もあり。それも許せなかった。

全てはブーメランのように自分に返ってきます。

あの演出家にも返ってくるだろうし、俺もいつか席を立たれてしまうかもしれない。

しかし、あんときの自分の判断は、流行りの言葉でいうと「一片の悔いなし。」

さて、今日は宝塚歌劇なので、そんな前衛性はあり得なくてひたすらエンターテイメントなのだろうな。

人を楽しませたい。そのことだけを考えた舞台。

わたくしは、エンターテイメントな作品も先鋭的な作品もどちらも好きですが。

大切なのは、何なのか?

前衛だろうが先鋭だろうが、古典だろうがエンターテイメントだろうが、創り手は、常に自問自答しなければなりません。

真摯という言葉は舛添さんが連発して地に落ちましたが、作家は持ち合わせていないといけない要素だと思います。

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宝塚大劇場の緞帳は、横尾忠則さんデザインだったな。とググってみた。これは、
posted by Mukai Kumotaro at 23:59| 日記