2019年02月17日

どうかな

さて舞台上からいなくなったのはいいのですがだんだん寒くて、楽屋から出られなくなってきています。

モニターを観ながら機会を探りますが、寒いところへと出る勇気が出ません。

「いまだ。」と思って急遽、上から出ます。道中はくそ寒かったけど、上へいったら暖かくてびっくり。思わず長居をしそうになります。ぽかぽかのひだまりにいる猫みたいに幸せな気分。

しかし油断できません。鉄ちゃんがいつ描き終わるかまったくわからないからです。しかたねえ戻るか。どうやって戻るか考えます。

ほんとうは、転がって消えるのがベストですがたぶん大怪我をして終わりです。でもいま想像したらそれも面白かったかもな。

ぎりぎりでつかまって、鉄ちゃんに助けを求めて。今度やろう。あれ、今回で最後とか言ってなかったっけ。

戌井君は、俺の”猫”が好きで毎回褒めてくれます。「むかいさんのあの猫は本当に可愛いですよね。」今回も褒めてくれました。本当は、”四つ足獣”なんですが。

そういえば、奥村君は大駱駝艦の型の一つ”猿”のポーズが大好きで「若林さんと正虎君のあの猿のポーズが、」いうていっつも言うてはります。本当は”獣”のポーズなんですが。

真似して見せてくれますが、さすがは「文学座に行かずに大駱駝艦に入ってたかもしれない。」というぐらいあってとっても上手です。

村上くんにも「むかいさんは、チャーミングですよね。」といわれました。

それはさておき。やはり、ゲネプロという予行演習をやらないとならなかったのか。手間なのだけどそれを惜しんではならないのです。

『遊機体』のときはもちろんゲネプロがありました。絵も描いて本番通りにやります。それがゲネプロです。

絵を描くだけならはゲネプロは要らないのです。引いて客観的に観れるので。描きながら調整できる。

しかし踊りが入るとそうはいきません。誰かが客席で観ていないとわからないことが沢山あります。

それも今回でいうと、実際に描かないと絶対にわからないことなのです。

舞台はおそろしいところです。言い訳ができない。目に見えることがすべて。舞台上で起こることがすべて。

言葉でいくら説明してもなんの意味もない。こわい。逃げる人も結構います。コンテンポラリーダンサーの山崎広太さんは、本番1週間前にニュヨークに逃げたのか。

ちなみに「即興とは、100%の協調と100%の自由。」は、即興の達人、広太さんの言葉。ではなくて誰の言葉だっけ。

大野さんは調子が悪いと途中でやめて、室伏さんは嫌いな奴がいるとずーっと寝てたとか。でもそれでいい。自分の心にしたがえばいいのです。

そういう意味では、良かったのか。わからない。

けれど完全に不完全燃焼に終わった。のか?

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いつだったのか。大阪でのライブペインティングの稽古終わりに地下道を歩いてたら、舞台を終えたばかりの大駱駝艦の面々と偶然遭遇。野村萬斎さんの舞台終わりだった。ちなみにVサインをはじめてしたのはチャーチルです。ピースサインだったらジョン・レノンです。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 12:03| ブログ?