2019年02月22日

日本の絵とからだ

ひとつ前のBRUTUSの特集は、会田誠さんの『死ぬまでにこの目で見たい日本の絵100』です。

スズナリ公演で忙しかったので途中でとまって読んでなかったのを、見はじめました。

それぞれの絵へのコメントがいちいち、ふざけてて最高です。芸大出身だからこその、アカデミックなものへの厳しい眼差しがある。

教科書なんかには決して書かれない、いま先端を走る会田さんだからこそいえるコメントもあります。ときに謙虚であって。

あたまが良いんだな。センスも抜群、天邪鬼もダントツ。

国とプロジェクトをやるような大林組のギャラリーで個展していたけど、安倍さん批判て。

「西洋で定義された芸術”FINE ART"のある意味居心地の悪い末席に座らされた者として、それを疑い客観視するために無理やり召喚されたのがそれらであり。。」

ダミアン・ハーストがいうように、やはり対象との距離感なのだと思う。大切なのは自分とまわりへの批評精神と批判できる冷静さ。

そして、疑いを持つこころ。

関係あるようなないような話しですが、娘が最近、名言をよく口にします。

朝ドラを観ながら「なんか薄っぺらいんだよね。」手厳しい。けれど仕方ない。公共放送の番組だから、反応はいろいろだし誰に何をいわれても仕方ないのです。

先日は「からだが濁ってる。」といいだして「なんだろう?」と思ってたら、お菓子を食べ過ぎてるとか。

自分のからだの状態を、的確にいいあらわす力を感じます。

さて俺のからだは、いま腐っています。

本番の前の日に熱が出たのですが、歯茎にばい菌が入ったようでからだが菌とたたかっています。

ずーっと痛かった右上奥です。本番が終わってからもずーっと痛い。そんでとうとう頬っぺたまで腫れてきたので歯医者へ行きました。

去年の9月ぐらいから痛くて、かれこれ半年ぐらい右側でものを噛んでいない。右脳をつかう仕事なので構いませんが。左で噛むと右脳が刺激されます。

歯医者へいったけど、炎症は自分で治すしかありません。「厳しいですね。いよいよ抜けるかも。」いわれて帰ってきました。

疲れているので、とにかく休みます。抗生物質を飲んで絶対安静、からだを休めました。

公演のときは、からだをめちゃめちゃに酷使するのでだいたい寝込みます。大駱駝艦の頃も、終わるとどっと疲れが出て寝込んでいました。

歳をとってちょっとしたことでからだがダメージをうける。そんで回復力が落ちているのでなかなか治らない。

50歳を超えて、からだのつかいかたを考え直さないといけない時期にきている。

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表紙は、長沢芦雪の『虎図』。ダミアン・ハーストは英国の現代美術家で、サメやヒツジを真っ二つにしてホルマリン漬けにした作品で有名。俺は骸骨の作品が好き。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 06:33| ブログ?