2019年04月08日

伝統

昨日は、春のお祭りでした。

都志のお祭りなのか。都志の中にも万歳とか大日とか大宮、本村というように地名があって、その界隈ごとに“だんじり”があるようです。

そのそれぞれのだんじりが八幡神社に集結するとか。面白そう。

こちらお祭りは大好きなので、朝から太鼓の音を聞いて血湧き肉踊ります。

舞台人は言ってみれば、お祭りのプロなのです。しかしまだまだよそ者なので出しゃばらないように気をつけて控えめにします。

昼前にだんじりが続々と出てきてのんびりと、八幡さまを目指します。

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住吉堂の前でちょっと休憩するだんじり。このあと集合写真の撮影係になって活躍しました。

途中、お祝い事がある家の前で唄をうたってだんじりを曳き回して暴れさせます。

新店舗をOPENした住吉堂さんのまえでも、ほんむらのだんじりなのかお祝いに暴れていた。

そのあと八幡さまへといくと既にだんじりが集まってきていて一台一台、神前で唄をうたいます。曳き回したり持ち上げたりして格好がよかった。

何トンもあるだんじりを持ち上げてる。

ここで皆さんお昼ご飯を食べるようなので、こちらも一度家に帰って昼飯を食べます。昨日の夜に作ったカレーです。お祭りなのでビールを頂きます。

お酒を飲む行為は神さまに近づく為なので、お祭りのときは本来は浴びるように飲みます。

こちら部外者なので浴びませんが、神社でふらふらのおじいさんがいて羨ましかった。あれは朝から日本酒をいってるな。

午後、こんどは海沿いの住吉神社へとすべてのだんじりが移動してきます。太鼓を叩きながらのんびりと行列で歩いてくる姿は壮観です。

そう、だんじりの見えないところで子どもが太鼓を叩いているのです。

そんななか、一台のだんじりが大音響で演歌を流していて格好悪かった。

他人に自分の好きな曲を聞かせる若者みたいな押し付けがましさがあったし、子どもが一生懸命太鼓を叩いているのにそれをかき消すようなデリカシーのないことは恥ずかしい。

その演歌を大音量で流しているのは、どうやら陽に焼けたパンチパーマの漁師のおじさんのようだった。住吉神社でも偉いのか威張っていた。

ここ五色町都志は、漁師町なので皆さんけっこう柄が悪いです。

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続々と集まってくるだんじり。

住吉神社も海上安全のための神社です。ここで航海安全、大漁祈願をしてお祭りは終わりです。

昔はこのあと舟だんじりというのが海へと入って、より一層の祈願を行うのですが人手不足とかで最近はやらないみたいです。

子どもの頃に見たことがあって、べろべろの男達が舟だんじりを担いで海へと入っていく姿は、勇壮で限りなく格好が良くて子ども心に興奮したのを覚えている。

「僕もいつかあれをやってみたい。」と思ったかどうかは定かではないけれど、永遠に失われてしまっていく伝統。残念です。

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ふなだんじり。船の形をしていて下にだんじりが入って曳き回す。海に入るときはこのまま担ぎます。なんとか復活できないかな。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 08:51| ブログ?