2019年04月24日

雑記

先日、湯山大一郎と電話打ち合わせをしました。

8月ドイツの件です。今回、8人講師が呼ばれていて2人1組で作品を創るとか。了解。

到着したら1人づつ、10分間のデモンストレーションをやる。音源など必要なら用意してください。10分なら無音で充分。

その他、もろもろ確認をしてあとは雑談。俺と湯山は“へうげもの”です。茶の湯の愛好家です。

千利休が最期に用いた茶杓の銘を“泪”といいます。その泪を譲り受けた高弟の古田織部が、入れる筒を制作して常に懐に忍ばせていました。

位牌に見立てていたというのが通説です。武者小路家千家15代家元・千宗屋さんがこの泪を手にする機会があって、持つとめちゃめちゃ細い。

そして限りなく軽い。

利休の茶杓は平均でも2グラムを越えないけれど、1.26グラムしかない。その研ぎ澄まされた無駄がない姿は、刀に近いと感じたそうです。

織部は筒を刀を入れる鞘としてイメージしていたのではないか。そう考えるほうがしっくりときたとか。なるほど。

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「手に持つと櫂先が鋭利な刀のようで、裏を見ると面取りが非常に繊細にしてあって更に削り込んであるのがわかった。」by Sohoku Sen.

曜変天目茶碗というのがありまして、世界に3椀しかない国宝。

それがいま偶然に東京と滋賀と奈良で公開されている。とかとかそんな話題。

そんで時間があったので、国宝を拝見しに静嘉堂美術館へと行ってきました。本物でいるために、本物に触れます。

一昨日は、鉄割の山内と電話打ち合わせをしました。

山内のプロデュースで何かやります。出演は、村上君と俺です。7月か。

山内は人形町に店を構える判子屋の社員です。いまは新元号のせいで大忙し、しかしひとつ70円とかで赤字の仕事だそうです。

いっぽうで、10何億の仕事なんかも取ってきたりする遣り手の営業マンです。数々の修羅場をくぐってきているので、たまに見せる表情が老成してたりします。

彼は、戌井君や演出の牛島みさをさんや渡部真一と同じ、玉川大学文学部芸術学科演劇専攻の出身です。

そのあと文学座に入って演劇界のエリートコースを走るのに、脱線してたけし軍団に近づいたりして紆余曲折して判子屋さんに婿入り。

そんな山内から、いま戌井君がイタリアにいると聞きました。『翼の王国』の仕事です。ANAが用意してくれるホテルなので、一般人が泊まれないようなところに宿泊だそうです。

しかし機内誌に連載しているからビジネスとかなのかと思ったら、飛行機はエコノミーだとか。なかなか厳しい。

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右上の碗を拝見してきました。実物はここまで鮮やかではなくて残念。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 06:42| ブログ?