2019年06月14日

解禁

今年の3月5日、やっと液体ミルクが発売になりました。すでに予想をはるかに超える売れ行きだとか。

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こちら、グリコと明治。

解禁になっていた世界各国から遅れること10年。長く日本では禁止されていたのです。

何故か?

自民党の政治家たちが難色を示していた。

何故か?

“2009年に日本乳業協会が早期の基準作りを要望したのに、厚労省や消費者庁は10年近くも基準作りをサボってきた。

ところが、2016年の熊本地震で、フィンランドからの援助物資として無償配布された同国製液体ミルクがたくさんの母子を救った。

どうして日本には液体ミルクがないのかとの批判が高まり、慌てた政府が昨年8月に基準を作った結果、やっと国内での製造・販売が解禁になったというわけだ。

ただ、液体ミルクの基準作りが10年間もサボタージュされたのは、官僚だけに責任があるとは言えない。

「女性活躍」を口にしながら、本心では母親は家にいて、子供が3歳くらいまでは育児に専念すべきと考える与党政治家の責任も大きいのではないか?

こうした伝統的な家族観を重んじる政治家の意向が行政に反映し、液体ミルクの基準作りが先延ばしにされてきたと、私は考えている。” by 古賀茂明(こが・しげあき、元経済産業省官僚。)

これは、見方を変えると「液体ミルクが発売されることで女性の育児負担が楽になって、女性が社会で活躍するのが嫌だった。」とも取れる自民党議員の考えかたです。

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こちら外国製。フィンランドか?パッケージがおしゃれ。

熊本地震の時に液体ミルクの利便性に誰もが驚愕した。

それはそうです。粉ミルクだとお湯を沸かして、人肌まで「ふー、ふー」冷ましてそれから熱湯で殺菌したシェーカーで混ぜてとかとても手間がかかる。

それを子育てしながら毎回毎回やるなんて負担が大きすぎる。赤ん坊は、夜なんて何度も起きるからその度にお湯を沸かして・・・大変です。

それが出来ている状態です。これは超便利。子育てしているときは、粉ミルクで作ってましたが本当に面倒でした。

作り置きもできないので毎度その作業をしなければならない。母乳が出ればいいけれど男なので如何ともし難かった。女性でも母乳の出が少ない人や出ない人もいる。

だいたい、被災地だったら水が非常に貴重になるので粉ミルクだと用を足さないことが多いのです。

では、どうすれば良いというのか?

誰がどう考えても良いものが、クソ下らない理由で妨害される。足の引っ張り合いは政治家の常だけど本当に勘弁して欲しいのです。

政治家というのは、ほとんどが信用ならない存在だということは今は誰もが思っていることだけど、本当は尊敬される存在のはず。

「世のため人のために良いことをやって下さい。」とはこの際、言いません。

せめて、頑張っている人たちの足を引っ張ることだけは、やめて下さい。

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いまだに『母乳神話』というのが存在するようです。頭が固くて常識にがんじがらめになった保守的な人が多い。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 06:15| ブログ?