2019年06月22日

回想といま

先日、兄弟子・村松卓矢と壺中天の終演後に久しぶりに飲んだら「だって、俺はお金なんて欲しくない。」と何度も言ってて面白かった。

稀代の天邪鬼だからお金の話をする俺への反発。

もしこちらが「この世はお金ではない。」なんて言おうものなら、集中放火を浴びます。

「たって、この世はお金でしょう。」

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人相悪いわあ。copyright Camel Arts Co.

最近は“カチャーシャ”というブラジルのお酒を飲んでると言ってた。

後輩に取らせに行って持ってきたらほとんどなくて、まっちゃんに「これ全部、村松さん一人で飲んだんですよ。」言うて突っ込まれてるのがおかしかった。

「今日はこれじゃないな。」と焼酎に切り替えてた。何かが違ったのか。

昔から、お酒は飲まないのだけどすごく強くて一度、ウイスキーをストレートでぐいぐい飲んで一晩で一瓶開けてたことがあった。

でも酔っ払わずに理路整然と会話をしてたのが驚きだった。いつも醒めていて、決して酔うことのない精神。

今回は昔のようにワイワイ騒いで飲むという感じではなくて、人数も少なくもう一発盛り上がらずに重い空気が稽古場に漂っていた。

いまの大駱駝艦の空気なのだろうな。しかしこの約50年の歴史でそんなことは、何度もあってその度に切り抜けて来たグループだから心配ご無用。

そういえば、今年の11月に世田谷パブリックシアターにて新作を発表するとか。去年、新国立劇場にて新作を発表したばかりなのにびっくり。

そして羨ましい。いや、麿さん大丈夫か?とか思うけれど、師匠ぐらいの巨匠になると別にそんなことは大したことではないのか。

昔、壺中天の公演の時にこんがらかったシーンで「ちょちょいのちょい」と一瞬で面白くしていた。

「子どもの靴紐がほどけて結んでやるぐらいのことなんじゃない。」と村松が言っててなるほどな。と思ったことがあった。

伝説の豊玉伽藍で1年間、毎月新作を創るという大変なことをやったことがあって師匠自身も「あの時の創作的な蓄えがいまも役立っている。」的なことを口にしてたことがあった。

そんなものなのか。その域にはまだまだ至れないし、新作もなかなか創れないこの身の上だけれど機会をじっと待つのだ。

そうして、4週間ぶりに淡路島五色町都志に帰って来ました。

しかし、そこまで庭の雑草が伸びてなくて「ほっ」と一安心。

今回の滞在は2週間なのでどう作業を進めるか。来週、湯山が来るというけれど関係なく廊下の天井画に取り掛かるか。

庭の雑草をなんとかしなければ。しかし蜂が怖い。

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“村松卓矢”で検索したら出て来た。忘年会でビートルズをやったのか。左から松田篤史、田村一行、村松、塩谷智司。photo by Google.
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 09:39| ブログ?