2019年11月06日

稽古といい出会い

昨日は、午前中はゆっくりとして午後から稽古。

ちょっとのんびりとしすぎたか。助っ人の今井さんですが、このままだと最初は苦戦するかもしれない。金粉ショウは、踊りの良し悪しがそのまま投げ銭へと直結するのです。

今日は終日稽古して、とにかく群舞の振り付けを覚えなければ。

ソロは幾らでもごまかしがきくが、群舞だけは間違えると目立つし観てても「あー」となって開きかけていた財布の口が閉まってしまう。

身体把握能力というか「いま自分のからだがどうなっているのか?」が最初はわかりずらい。自分も最初の頃は振り付けのポーズのかたちが違うのがわからなかった。

これは単なるテクニックなので、練習して慣れればできること。稽古あるのみです。

稽古前にコンビニにゴミを捨てようと玄関を出たら「こんにちは。」とどこからか声が聞こえて来た。

ずーっとすれ違いで挨拶できていなかった、お隣の旅館に新しく入ってきた若いご夫婦の旦那さんだった。

大きな旅館が都志の家の隣にあって、おかみさんが亡くなられて空き家になっていたのを新しい人が借りてリフォームしているのは知っていた。

けれどこちらも東京やドイツや松本や城崎と行ったり来たりしているので、挨拶できずにすれ違いになっていた。

旅館を借りられたのは“きたがわ”さんといって、歳の頃は30歳と40歳のあいだぐらいなのかな。とっても人のいい感じで気が合いそうな人で良かった。

先日、母の傘寿のお祝いの時に奥さまとは挨拶して「年内の開業を目指しています。」と仰ってたので真っ先に泊まろうと思っていた。

奥さまもとってもチャーミングな素敵な人だった。

きたがわさんと話していたら舞踏のこともご存知で、国立生まれだそう。若い頃から旅が好きで働いたお金で世界を旅してその頃から宿屋をやりたいと思っていたとか。

どこで宿屋をやるかと考えた時に、まったく知り合いのいないところでやりたいとこの都志へと来たとか。不思議な縁です。

五色町都志のことがとっても気に入っているご様子で「地域の活性化にも貢献できたらいいと思ってます。」と仰ってて感激、がっちりと握手をします。

同感です。こちらも舞踏を通して都志の活性化のために何かできたらいいなあ。と思っています。

住吉堂さんも息子さんに世代交代して店も新しくなったし、近所の上原鳥肉店の若女将さんもとっても感じがいいし皆んなで都志を盛り上げていけたらいいなあ。

「旅館の中を見ますか?」と誘われたので拝見させてもらいます。もともと立派な旅館で住吉堂さんのお母さまはここで結婚式を挙げられたとか。

新しい木の匂いと畳の匂いに出迎えられて、風情があって素敵すぎる玄関から広い廊下を通って大広間を拝見。もともとのつくりがいいのだな、雰囲気がよくてびっくり。

一階は大広間で色々な用途につかえそう。二階が宿泊する部屋になっていて今風のベッドの部屋と畳の和室とでこれまた素敵だった。若い人に人気が出そう。「はやく泊まりたい。」

合宿をするときは一階の大広間を借り切って、皆んなで雑魚寝をすれば10人ぐらいは泊まれそう。広いキッチンがあったのでそこで自炊をさせてもらって。

いい出会いでした。

さて明日城崎へと移動。城崎入りしてからもスタジオを借りて練習をしよう。現場へ行って状況をみてその場でなんとなく通して。

明後日、本番の前もギリギリまで練習をしてさて第一回目どうか?

「本番に勝る稽古なし。」と言われるようにお客さんの前で何でもいいからやり切ってしまえば、自信にもつながる。

金粉ショウは古巣大駱駝艦では新人の登竜門、まずは入って間もない頃に金粉ショウをやって踊りの度胸をつけるのです。

実際にお客さんの前で踊ってその場でお金を頂く。だいたい最初は百円です。今井さんもいまは、そんなもんでしょう。

本番を一回、二回と重ねるごとに踊りの質も上がって、頂ける報酬も上がっていくのです。

1,000円もらえるように頑張ろう。

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火吹きは投げ銭アップの大きな要素。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 08:51| ブログ?