2019年12月07日

クラウドファンディング

若者の現代美術の展覧会へ行ったら、5階建てのマンションでやっていた。履いていったビーチサンダルがなくなって「ずーっ」と探してる。

1階と5階を行ったり来たり。夢なのに疲れた。

大駱駝艦の新作公演、いつものように遅れて参加したら役がなくて最初「ずーっ」と観てるだけでつらかった。稽古なのに白塗りしてて「最近はこうなのか、たいへんだなあ。」と思う。

「むかい」と呼ばれて出番か。達也と同じ役で天使みたいな格好をしてファンシー。奥の部屋で麿さんがなんだか着替えをしててもの凄いでかい格好だけどシルエットでよく見えない。

麿さんの出番前に目が覚めて残念。

北風が強くてめちゃめちゃ寒いので外へ出るのが嫌なのともうすぐ東京へ戻るので、家の中の大掃除をはじめました。

昨日は二階の大掃除をして、新聞を片付けたり書類を整理したり。

セゾン文化財団のニュースレター“viewpoint”が出てきたのでチラ見。『特集◎クラウドファンディング考察』ということで、山下残君とタニノクロウ君が寄稿してました。

残君もタニノ君も面白いことしてるなあ。

「糞を撒けば土壌が肥えるように、もっと常識外れの訳の分からないプロジェクトがクラウドファンディングで立ち上がることを期待します。」by 山下残

最近、情報を完全に遮断しているのでほんの一言でも刺激を受けます。情報も一期一会、その言葉から何を感じ何を思うかは真剣勝負なのです。

残君の言うように、自分ももっと常識外れでなくてはいかんなあ。と反省。舞踏という言葉に捉われている。舞踏というかたちにまだ拘っている。

もっと変な表現、舞踏にも演劇にも現代美術にもパフォーマンスにもどこにも倒れないような瞬間を創り出したい。

最近だと、まつもと演劇工場のワークショップのようなあんな瞬間を。あれは工場長である加藤直さんの叱咤激励があったからできたこと。

直さんの言葉に触発されてたら、スリリングな面白い瞬間が立ち上がってきたのだった。

もっと挑戦して実験して思い込みや常識を疑って枠を壊して、まだ名付けられない真っさらな瞬間に向かわねばならない・・・

クラウドファンディングは、三年前にアゴラ劇場といまはなきアトリエ劇研でやった『ぴちがい裁判』の時に挑戦しました。

アゴラ劇場の年間プログラムに応募したら通って劇場費はタダだけど、公的助成金を申請してはいけないということだったのでさあ困った。

赤字必死でどうしよう。頭を抱えている時に「そういえば。」と思い出したのが、ダンス評論家の乗越たかおさんのやっていたクラウドファンディングだった。

調べてみたら案外簡単に出来そうだったのでとにかくやってみよう。「案ずるよりも生むがやすしきよしだ。」と挑戦。

あれは大変だったなあ。

あの時はすべて一人でやっていたので、一日中朝から夜中まで作業をしていた。

台本を書いて舞台美術をつくって制作的なことも一人でやって、そんでリターンってのもすべて一人で梱包したり舞台監督も兼任して、etc...etc...

結果、本番初日に音楽をつくってもらった糸井幸之助さんとトークをやる予定だったのに、すっかり忘れててアゴラの温厚そうな担当の人が「わなわな」と震えて怒っていた。

うなだれて帰る途中の吉祥寺駅で兄弟子村松卓矢と偶然出会って「俺なんてこのあいだ、衣裳合わせをすっかり忘れてて達也と麿さんにスッゲエ怒られたよ。」とか慰めてもらったっけ。

おっと、1400文字にもなってた。終わります。

mad_14.jpg
ちょうど三年前の12月、無我夢中で頑張ったけど結局赤字だった『ぴちがい裁判』於:アゴラ劇場 Photo by bozzo.
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 07:47| ブログ?