コロナウィルスパニックの中、トレットペーパーとティッシュがなくなるというデマが発生。
原因はSNSによる拡散だとか。
一昨日、スーパーへといったらティッシュは「一人一つ」と書いてあって「可笑しなことを書いてるなあ。」と思っていたら昨日の朝日新聞に記事がのっていた。
ないと聞くと欲しくなる不思議な人間の心理。
右にならえは大嫌いという舞踏家ともあろうものが、まんまとそのデマにのせられて、朝イチでスーパーへと走ります。
スーパーには、すでに長蛇の行列ができていてびっくり退散。
他のドラッグストアーへと走ったら、見たこともない大行列ができていて仰天。あきらめて向かいの業務スーパーで買い物をして帰ろうと店内へ。
必要なものを買って、レジに並んでいたら米がひとつもなくなっていて不思議に思う。店員に聞いたら「昨日、家から出るなとニュースでやってたので皆さん買いだめしてるようです。」
ここにもデマがひとつ。
もう一軒のローカルなスーパーへと走って、まんまと買い占めの雰囲気に乗せられて買いだめする。
確かに外へ出るなと言われたら買いだめするしかないのか。そのスーパーにも米は数えるほどしか残っていなかった。
うちには隆夫さんが送ってくれた玄米もまだあるし、米を買いだめするのはやめました。必要以上に買うのは買い占め行為です。
しかし、このままだとそのうちに「全国のスーパーに閉店要請」なんてことにならないとも限らないのか。働いている人は感染リスクとかいうのがあるのだものな。
そんなことを考えるいっぽう「あの行列が、万が一感染した時の飛沫防止のためにマスクを買おうとする大行列だったら」と考えたら少し気分が違ってきた。
他者への思いやりのために並んでいる人々・・・
午後にもお酒を求めて遠方の格安スーパーへと走る。食べるものがなくなるともちろん困りますが、呑兵衛としてはお酒がなくなるのも怖ろしい。
スーパーへ入ったら皆さん鬼気迫る雰囲気で、すでに色んなものが品薄になり、ものによっては売り切れていた。
もちろんマスクはなくてトイレットペーパーとティッシュもなくなっている。お酒売り場へいったらアサヒスーパードライがいちばん売れていたな、ほとんどなくなっていた。
今年も3月11日が近づいてきていますが、あの時は買い占めというか略奪に近い感じでスーパーの棚がガラガラになっていた。
今回も異常な大衆心理が働いて混乱がはじまっている気がする。
夕方6時から安倍総理の緊急演説会を視聴。
ほとんど何も見ずに何も読まずに、いろんなことを堂々と演説していたので感心した。
とか思っていたら、プロンプターという機械で官僚が書いた文章をカンニングしていたとか。がっかり、まんまとだまされた・・・まあ、いいか。
ここまで騒ぎが大きくなってしまったのはメディアとやはりSNSというものの存在が大きいと思います。
子どもたちのためにも、この騒ぎがはやくおさまることを切に願います。
ワイフが演説を隣で真剣に聞いてるなあ。と思ってたら寝てた。
参照:2020年2月29日 朝日新聞 社会