2020年03月02日

デマに振り回されるな

SNSなどでデマゴーグが拡散する。

そのデマゴーグを信じる人があらわれる。

たとえば「マスクとトイレットペーパーの原料は同じで新型肺炎の影響で今後トイレットペーパーがなくなる」

トイレットペーパーの原料は国産や北米産の木材由来のパルプであり、マスクにつかわれる不織布とまったく異なるものなのでこれは嘘です。

「中国製のトレットペーパーの輸入もできずに品切れになる」

こういうデマも流れているけれど、去年1年間の中国製などの輸入は2.5パーセントに過ぎずほとんどは国産品であるからこれも嘘である。

けれどもそのデマを信じて買い占めに走る人があらわれてしまう。

そうするとたちまち品薄状態になる。実際に欠品になり、店頭から商品がなくなる。それを目にした人がさらに購入しようとして社会的な現象になってしまう。

いっぽうでそのデマを信じない人たちもいる。

信じなくて買いに走らない人がいます。うちのワイフがこれですね。

自分は信じていないけれど、信じる人がいてトイレットペーパーがなくなることは十分にある。と考えて買いに走る人です。前日に実際に品薄になっている状況も目にしていた。

このデマを信じて買いに走る人と信じていないけれど買いに走る人が合わさって、ほんとうに品切れになってしまうらしいです。

いまこの事態が起きて店頭からトイレットペーパーがなくなっています。

マスクと同じ素材だからとか中国製だからという部分は嘘なのに、品切れになるというのは本当になってしまういわゆるデマの現実化が起こっている。

WHOはこうしたデマを“インフォデミック”『情報の感染爆発』と呼んで、ウイルスより速く拡散すると警告。

インフォデミックは社会を無駄に疲弊させるため、その抑制には情報の送り手だけでなく受け手にも、これまで以上に注意が必要になっているそうです。

こういったデマの中でも情報が確認できないものと、確認ができるものがある。

トイレットペーパーに関するデマは情報を確認できるものです。

この時の最適な情報確認のやり方がクロスチェックというもので、複数の情報をチェックするという方法。

まずは匿名の情報は鵜呑みにしない。又聞きではなくて信頼できる機関の情報を調べる。それも複数の情報機関から得たほうがいい・・・要するに落ち着いて情報を判断しろということか。

いちばん厄介なのは、情報が確認できないもの。ほんとうか嘘かわからない情報か・・・

こういった偽情報に振り回されない方法はどうすればいいかなあ。聞き流せるようなデマならいいけれど、トイレットペーパーがなくなると困ると思うのは人情。

まあでもそんなのワイフの言うようになんとでもなるのか。

いざとなれば水で洗えばいいのだし。

いずれにしてもデマに振り回されないためには、不安になる自分の気持ちを見つめて冷静になるこころが肝要。

そうして舞踏の魂とも通じますが“疑う”というこころが大切なのです。

「はい、安易に買いに走って反省しております。」

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デマによる売り切れの仕組み。

参照:2020年2月29日 朝日新聞『社会』 2020年3月2日 毎日新聞『社会』  Yahoo!ニュース 2/29 7:00   Yahoo!ニュース 2/29 8:38
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 10:50| ブログ?