2020年03月07日

影響拡大

安易に“感染拡大”という言葉をつかうのをやめなければならない。

自分の身のまわりに一人でも感染者がいるのならば理解できるけれど、まったくいないのにもう少し丁寧に表現をつかわなければならないです。

ほんとうに拡大しているのか。感染者はそんなに増えているのか。

メディアは冷静に正確に言葉を選ばなければならない。

インフルエンザの致死率が1%で新型肺炎の致死率が2%、たった1%の違いなのにテレビで致死率がインフルエンザと比べて“断然に高い”と表現していて首をひねってしまった。

表現の仕方が間違っている。

エボラ出血熱の致死率が約50%、MERSの致死率が約34%、SARSの致死率が約9%でそれらに比べても断然に低いのがわかる。

メディア関係者は、言葉を使う前に本当か?本当にそうなのか?疑って考えて冷静に判断をしなければならない。

さて自分の生活にも多大な影響を与えている安倍首相の自粛要請と休校要請。

娘はもうすぐ高校生だけれど、そろそろ家でじっとしているのが苦痛になってきている。どこかへ遊びにいければいいのだが、そうもいかない。これがもっと小さな子どもだったらたいへんだぞ。

最近、公園を通りかかると夥しい子どもたちが遊んでいるが仕方がない。行くところがないのだものな。

大駱駝艦の公演自粛に続いて、セゾン文化財団の懇親会が自粛になりました。毎年、若い才能あるクリエイターと会って話すのを楽しみにしていて、刺激を受けていたのですが・・・

今年は懇親会の前にジュニアフェローの村川拓也君が座長で自己紹介の会のようなものを開催すると案内をもらっていたので、参加して舞踏?レクチャーパフォーマンスをやろうかと考えていた。

若いクリエイターに向けて「舞踏?」を自由自在に縦横無尽に融通無碍に紹介しようと思っていたけれど、残念。

村川君は関西を中心にドキュメンタリー演劇ともいうべき手法で活動をしていて、噂だけを聞いているので本人に会うのも楽しみにしていた。

湯山が公演を観て感動したと言っていた。

ドキュメンタリーか・・・作為があまりなくて自然な展開に任せるということか。台本がないのかな。舞踏でいえば即興が強めという感じか。

しかしインプロビゼーションという言葉よりは、ドキュメンタリーという言葉のほうがより自然なイメージが湧いてきてしかも新しい感じがするので不思議。

即興というと踊ろうとしている感じがするし古臭いし、まだ作為を感じる。

言葉の選び方か・・・こころして気をつけないとな。

自分も安易に“感染拡大”という言葉を記してしまっていた。けれども「ほんとうに感染は拡大しているのか?」と自問自答して、すぐに思い直して訂正しました。

あとから訂正はできるけれど、その瞬間にはすでに流れてしまっているので怖ろしい。

もしかしたら、この騒動の一端を担ってしまっているかもしれないのです。

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土方さんの『慈悲心鳥がバサバサと・・・』のトレースも披露しようかと思っていた。Photo by bozzo.

posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 07:23| ブログ?