2020年03月25日

遠くはなれて

今日は新月、新しいことをはじめます。

まずは4月28日にやるかもしれない、ソロ公演『舞踏?』のことを考えはじめます。

こちらは東京での開催。オリンピックも延期が決定したいま、感染症の影響で実施されるかどうかはまだわかりません。わかりませんが舞踏?のことを考えはじめます。

はやくではなくゆっくり、たかくではなくひくく・・・オリンピックと正反対の価値観をもつ舞踏というもの。生きるということと同時にある死を見つめる芸術・・・

あと1ヶ月、内容を散らかして決めつけずにいこう。あたまを遊ばせて、からだを整えていくのです。

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舞踏家養成ギプスが都志にあるな・・・新しくつくるか。Photo by bozzo.

先日、2020年の公示地価が発表になりました。

今年は全国的に値上がりしたとニュースで喜んでいた。土地が上がって喜ぶことは、土地を持っていない自分には関係ありません。

1位はダントツの銀座4丁目で、なんと1平方メートルあたりで5770万円だとか。

腹がたつなあ・・・

土地なんてもともとは誰のものでもなかった。それを大昔にご先祖さまが勝手に住みはじめただけ。終戦のどさくさで、ここからここは俺のものだなんてやったところもあるのでしょう。

淡路島を見たら庁舎のある洲本市本町で4万8千円。銀座の約1000分の1の値打ちしかないという異常なほどの価値の格差がある。

そんなに銀座が偉いのか?頭にくる。まったく、革命が起こらないかな。いや起こらないかなとか言っていてはダメだな、革命を起こしてあらゆる価値をひっくり返すのです。

オリンピックに象徴される速い方が良いという価値、高い方が良いいう価値、多い方が良いという価値。右にならえの価値観は真っ平ごめん、クソ喰らえだ。

誰かが独り占めして、誰かだけが大儲けしている。格差が広がり続ける、そんな世界で本当にいいのか?

オリンピックから遠くなはれて、オリンピックの価値観から遠くはなれて、東京から遠くはなれて。

銀座から遠くはなれた、淡路島の都志にて公演をやります。

東京から見たら価値が1000分の1かもしれないけれど、そういったことをひっくり返すぐらいに面白いことをやるぞ。

オリンピックの価値観から遠くはなれた勝ち負けではないところで、仕方がないとあきらめてしまわずに、仕様がないとやめてしまわずにやりますよ。

ピンチはチャンスだ。

こんな事態だからこそ、こんな状況だからこそ、世界はエンターテイメントを求めている。そして世界がやれないのなら自分たちがやる。

そんなふうに昨日の夜、舞踏家集団デュ社副代表の湯山大一郎と電話会議であつく打ち合わせをしました。

都会ではない都志だからこそやれるのだとも話しました。

都志から世界へ、世界から都志へ・・・

夏合宿への、その第一歩でもあるのです。

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音楽を建一郎にお願いしよう。Photo by Masami Mori.
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 10:44| ブログ?