この状態が年内つづくというので『ブログ?』をどうするかずーっと思案しています。
やめてしまうのは簡単、休むのも容易、でもそれでは面白くないか・・・
小説のようなフィクションをしるしつづけるアイデアがあるけれど、その場合はあとから読む人はどんどん遡っていくわけだから連載ではなく読み切りのほうがいいのだな。
そして創作となってくると才能やセンスの話しになってくる。
先日、娘の国語の教科書に芥川龍之介の『羅生門』がのっていたので、久しぶりに読んだら自分の駄文との違いに愕然となって嫌になってしまった。
歴史上の文豪と比べるのがまったく間違っているのだけれど、いちおう同じことばという土俵の上なので考え込んでしまった。
伝説の大横綱とアマチュア相撲幕下付け出しへなちょこ見習い以下だから話しにならくて当然なのだけれど、なんだかなあ。と思った。
だがしかし、相手はすでに亡くなっている。こちらはまだ生きている。これからほんの1ミリづつでも文豪との差をつめていけるかもしれないとも思ったり。
小説を本気で記すとなると、まいにち気軽につづけるというわけにはいかなくなってくるぞ。
いまもじつは気軽にはつづけてはいません。いちおう人前にさらすわけだから、なんども読み直して推敲をしている。
アイデアというかタネというかいくつか平行して数日前から準備して、明日はこれにするかと前の日にだいたい完成させてその日は絵を描くことについやしたりしています・・・
お金になるわけでもないのになにをやっているのだろう。
ずーっと考えていてたまにやっている、この2年間の『ブログ?』をチョイスしてコピーアンドペーストしていくというアイデアを本気で実行するか。
徐々に洗練されていくというか研ぎ澄まされていくというか、1年間のベストアルバムのようになっていくような感じ。ゆらゆらといつまでも完成しない作品のようなもの。
たまに過去のブログを読みなおすと「いいね」と思うものもあるのです。
戌井君のいうように絵を中心にしてつづけていこうとも思ったり・・・
深く考えず、そのすべてをやればいいのか。1,000文字とか毎日つづけるとかにもこだわらず。
ブログというのは日記というよりもエッセーに近い。そしてエッセーは思考実験という意味もあるらしいのでどうなるか実験だ。1年後にどうなってるか。
この世界もどうなっているか。
『窓辺にねこがいる風景』