2020年05月27日

いましめ

毎朝、起きたら口が臭いのでまずは歯を磨きます。

そのあとは、花のみずをかえロウソクに火をともし線香に火をつけて真言を唱えます。

真言は別名、マントラともいいますがオーム真理教のためにすっかりうさん臭い呼び名になってしまいました。

マントラはサンスクリット語で、中国に渡ったときに真言と訳されたそうです。

お釈迦さまはマントラをつかうことに積極的ではなかったらしいが、中国へと仏教が伝わってからだんだんと広まったようです。

いちばん有名な真言は般若心経の“ギャーテイギャーテイ ハラギャーテイ ハラソウギャーテイ ボウジソワカ”です。

真言とは、仏さまのことばだそうです。

本来ならば真言のあいまに十善戒というお経も唱えます。しかし高尚でじぶんの身をかえりみると、はずかしくなるので滅多には唱えません。

おもにからだのおこないとことばのおこないとこころのおこないを戒めるお経です。

まずは『不殺生』

これは人間だけではなく、いきものを殺してはいけないという戒めです。第1ばんめに殺してはいけないがくるのは、仏教がそこにひとの本性を見ているからです。

つぎが『不偸盗』

ものを盗んではいけない。これもひとがどうぶつである以上、むずかしいことなので2ばんめに禁じています。猿なんてへいきでものを盗んでいく。

ひとごろしはしたことはありませんが、ものを盗んだことはあります。たしか幼稚園に入るまえだったか・・・どうしても欲しいものがあってそれを盗んだのでした。

もちろんそのときは盗むということばも知らなかったけれど、母親に激烈に怒られたことを覚えています。たぶんなぜ怒られているのかもわからなかった。それがいけないことだと覚えた瞬間だな。罪へのめざめ。

3ばんめが『不邪婬』

男女のまじわりについての戒めです。このへんになってくるとだんだんむずかしくなってきます。いつでも清廉潔白であれればいいのですが、ひとは生ぐさいところも魅力であったりします。

ドラマを生むのは、いつもそういうひとの生ぐさいぶぶんなのです。

つぎは『不妄語』

嘘をつかない。うそにはいい嘘もありますが、うそにうそをかさねるということもありますので気をつけましょう。

『不綺語』無意味なことをいわない。

『不悪口』汚いことばをつかわない。

悪口にかげ口に汚いことば。

みんなこころに闇を抱えているのですが、そのじぶんの闇とどう付き合うか。じぶんの悪意を他者へとむけずにどう向きあうか・・・

と、まじめな感じで終えようと思っていたら“不悪口”の「発音と意味がミスマッチだ」というサイトがあって、なるほどと思った。

これ“ふあっく”と読みますが、カタカナにすると“フアック”となり欧米では怒られることばになってしまいます。

たしかに。

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『大日如来』

参照・引用:真言宗智山派 総本山智積院 Web | FUNDO
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 16:53| ブログ?