2020年06月09日

文化芸術をクラウドファンディングで救う

2016年、デュ社第三回公演『ぴちがい裁判』のときにお世話になった『モーションギャラリー』の代表、大高健志さんが新聞で紹介されていました。

このコロナウィルス騒動の影響で休業させられているミニシアターを助けたいと『ミニシアター・エイド基金』を仲間の映画監督たちと立ち上げたそうです。

3万人から国内のクラウドファンディングとしては、史上最高額の3億3千万円が集まったとか。やるなあ。

ミニシアターの再開をこころ待ちにするファンのひとたちが、それだけ大勢いるということだな。

モーションギャラリーは文化芸術に特化したクラウドファンディングを展開しているそうです。

お世話になったのにいままで知らなかった。ダンス評論家の乗越たかおさんが、海外のフェスティバルへの渡航費を募っていてそれで知ったのでした。

そう言われてみたら同じころにやっていた人たちも、ダンサーや演劇や映画界の方たちだったか。あのころはそんなものかなと思っていたけれど、なるほど。

モーションギャラリーは、大高さんが大学院で映画製作を学んでいるときに映画業界や同窓生に優れた創作者がいるのに、お金を出す人がいないことに着目して2011年に設立された。

「国際的に認知される才能があるのに、竹やりで戦っている。」

海外ではクラウドファンディングが盛んなことを知り、民間での助成金の仕組みをつくったそうです。

無名の映画監督と俳優らによる自主映画『カメラを止めるな!』の支援金集めもモーションギャラリーが手がけ、興行収入31億円のヒットをとばした。

映画自体は賛否両論ありますが・・・映画なんて賛否両論あってなんぼのもの、ええじゃないか。

今回のコロナウィルスによる休業要請では、本屋やライブハウスや小劇場を支援するクラウドファンディングもつぎつぎに立ち上がっています。

いろんなクラウドファンディング企画を目にするたびに支援したいという気持ちはもちろんありつつ、そんな立場にないな。とじぶんをいましめて申しわけない気持ちになっています。

そうして大高さんのようなかたの活躍を知るたびに偉いなあと尊敬の念を抱きつつ、まったく活躍できないじぶんのいまをかえりみてしまうのでした。

今月から支援をうけた多くのミニシアターが再スタートを切るようです。

素晴らしい。

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『大高健志さん』

参照・引用:2020年6月9日 朝日新聞『ひと』
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 11:37| ブログ?