2020年06月23日

タンジールで戌井氏と会う

2015年6月3日、鉄割アルバトロスケット主宰で作家の戌井昭人氏とモロッコの都市タンジェで待ち合わせをしました。

16時半ぐらいに待ち合わせをしていたけれど、ほんとうに会えるのか?半信半疑だった。

待ち合わせ場所のカフェド・パリで顔をあわせたときは、映画の中にきゅうに知り合いが出てきたような、異国の中にきゅうに千歳烏山があらわれたような不思議な感じでした。

いやー、ほんとうに「ひとりっじゃないってー、素敵なこっとねえー」と歌が出るほど、前の日までの不安や憂うつが嘘のように吹き飛んだ。

カフェでお茶を一杯飲みますがミントティーを「ハミガキ粉茶」と形容するので、いきなり笑わせてもらいます。

本日、泊まるのはリヤドと呼ばれる宿です。

リヤドはアラビア語で“木の植えられた庭”とか“中庭のある家”を意味する言葉でして、昔の邸宅をゲストハウスとしてリノベーションした宿。メディナという旧市街にたくさんあるのです。

ただし場所がわかりにくいので、2人で迷いながら探しながらむかいます。

メディナは入り組んで迷路のようになっているので、すぐに「あれ、ここさっき来なかったっけ」てな感じになるのです。

前の日にひとりで探検したら、行き止まりにおばあさんがいて指を一本立ててお金を請求された。ひょっとしたら魔女だったかもしれないので、1ディルハムは10円ぐらいだしあげたらよかった。魔法を教えてくれたかもしれない。

たどりついたら崖の中腹にあって見晴らしがいいおしゃれなリヤドだった。夜にハッサンのタジン屋へいってたべたスイカが美味かった。

兄弟子、村松卓矢が子どもの頃に「スイカの頂点のいちばん美味いところしか食べなかった」という話しをしたら「威張っているカブトムシみたい」と形容するので、笑わせてもらいます。

そのあとに戌井君がまえに行ったという音楽家の集うお店へ連れていってもらって、素敵な演奏を聴いてから帰って寝ました。「スベラヘラヘ」

次の日はもう1日タンジェに滞在です。

戌井君は街をウロウロするというのでこちらは海へと泳ぎにいきます。大駱駝艦で世界中を旅しましたが、各地で海があるときはかならず入るようにしていました。

いちばん美しかったのはニューヨークの海か・・・

リオデジャネイロの海も素敵だったな。サンフランシスコの海は北極の海流が入っているとかで、氷水かと思うぐらいに冷たくて死にそうになった。

タンジェの海は綺麗だったけれど、風が強くて砂埃がすごかった。泳いでいるひとはじぶん以外にいなかった。

そのあと待ち合わせのレストランへいったら、腕にinuiと刺青しているおじさんと出会って奇跡のようだった。

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『Tatoo @ Rif Kebdani』
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 10:31| ブログ?