2020年09月08日

Suetsumuhana

今日からオペラシアターこんにゃく座、新作『末摘花』開幕です。

お昼にゲネプロというのをやります。

白塗りを塗るか塗らないかで揉めたときに「ゲネプロは本番と同じなんじゃ」言うて、師匠の麿赤兒が一喝したことがあります。

何もかもを本番と同じ通りにやる。

ゲネプロで出来ないことは本番でもできない。なんてことも言われています。

いっぽうでゲネをまったく本番どおりにやらない、鉄割アルバトロスケットなんていう常識外れなグループもあります。

出演者がいなかったりするものな。そのぶん本番になったら常識外れな勢いが出るのでいいのです。間違いが持ち味みたいな特別なところもあるので生きてくるのだな。

深く関わったそして関わっている三つの集団、それぞれいいグループだなあ。と思います。

古巣の大駱駝艦は肌にあい過ぎて20年もいてしまった。いろんなひとがいて喧嘩や揉めごとは絶えなかったけれど、リーダーの麿さんの許容量が途方もないので居心地が良かったのです。

師匠はとにかく風通しの良さを大切にしていた。見習っているところです。

鉄割もいまや20年以上やっていますが、こちらは死ぬまでやっても良いかな。と思っています。リーダーの戌井昭人が天才すぎて求心力が強いので、そこから離れようとした時期もあった。

麿さんと違って同世代ということもあったと思います。

けれども大駱駝艦から独立してしっかりと別にじぶんでやるべきことが出来たので、安心して一緒にやれるようになった。

いぬいくんはいぬいくんで、じぶんはじぶんのあたりまえ。

そしてこんにゃく座。

一緒にやっているとほんとうにいいグループだなあ。と思います。居心地の良さも感じる。

もしも、生まれかわりなんていうことがあるのだとしたらここに入りたい。と思ったりもします。

中学ぐらいから歌を勉強して高校でも合唱部に入って、卒業したらすぐにこんにゃく座に入って。なんて妄想してみたりして。

歌というのは、ほんとうに素晴らしいなあ。と思う日々です。

さて、今晩はダブルキャストの最初の組みの初日です。どちらの組みも、ほとんど言うことがなくなってきています。

さびしいけれどそれでいい。今日、明日で仕事も終わりなのです。

次へ・・・また仕事のない日々へと戻ります。

10月半ばに「空いているので、公演をやらないか」と急遽、お誘いがあったけれど時間がなさすぎるのでお断りした。

時期的なこともあってワイフにも猛反対されました。

いつも売り切れてしまう人気のカンパニー、こんにゃく座も集客に苦戦しています。

いつのまにか自粛が癖になって完全に萎縮してしまっている。

同調圧力による恐怖心も相変わらず。

困ったことです。

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『俳優座のレリーフ』
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 10:39| ブログ?