2020年11月01日

おなじ釜の飯、2日目

合宿二日目です。

朝から、湯山大一郎といろいろと対話をします。

話しは伯仲してつぎつぎと脱線してふくらんでいきます。でもそれでいい。生真面目に議論をしたところでいいアイデアはでない。

若い頃に学校で習ったブレーンストーミングです。まるで遊びのようにことばを重ねていくうちに、いいひらめきが出てくるのです。そのときに大切なのは、決して否定しないこと。否定をしてしまうとそこで対話はとまってしまうのです。

まるで雑談のように会話がはずんでいき、いいアイデアが飛び出してくる。

そのあとは、庭に生えている巨大な『お金のなる木』を二人で引っこ抜きます。

お金のなる木はメキシコ原産のサボテンのような植物で、ほんとうにお金がどんどんなるのなら大歓迎ですが、じっさいはひとつの葉っぱからも根が生えてどんどん増殖していくという薄気味がわるい植物です。

ぐにゃぐにゃしていてあんまり好きではないので、庭に生えているのをつぎつぎと引っこ抜いていた。さいごに残った巨大なのを引き抜いてすっきりしました。

午後は家でストレッチをしたあとに海までいってからだをうごかします。

風が強くて猛烈に寒いので稽古をつづけている湯山を置いて帰ります。スーパーに寄ってカニクリームコロッケとだし巻き卵を買って、コンビニでちくわを買ってなかにキューリを入れます。

湯山のつくったクリームシチューも温めて乾杯、飲みながら打ち合わせします。

予定を確認しつつ雑談をしながら、いいアイデアも出たりするのでメモメモ。

2022年の新作は男性ダンサーだけでつくろうと考えている。けれども男は保守的というか臆病というか、なかなかワークショップには来ない。だいたい女性が多いのです。女性のほうが好奇心が旺盛なのだな。

男を集めるために来年1年かけて、アジテーションするチラシをつくって折り込みをやりつづければいいんじゃないですか。と湯山が言っていてなるほど。

なにか男にアピールするようなキャッチコピーを考えて・・・

しかしジェンダーフリーのいま。

男だけというのは古いかな。と思う。アイルランド在住のメンバー、カナコもいるのだしと考えをあらためます。まだ大駱駝艦時代につくった男だけの名作『2001年壺中の旅』を追いかけているこころもあったのかと反省。

先へすすまねば。そうして決めつけるな、思い込むな。

合宿三日目は音楽家の築山建一郎がやってきます。

わくわく。

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夕陽と湯山大一郎。
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2020年11月02日

Do the right thing

いよいよ明日、アメリカ大統領選です。

原爆を世界ではじめて開発し、GAFAを生み出した国、アメリカ。

差別と分断と斜陽の国、アメリカ・・・

先日、風呂屋のテレビに熱狂的なトランプ支持者たちの様子が映されていて、ひとりの女性が「トランプはアメリカの唯一の希望だ」と言っていた。

あのひとが唯一の希望である国か。

今回の選挙では、郵便投票を含めた期日前投票が記録的な勢いで増えているそうです。コロナ騒動の影響もあるけれど、有権者の関心の高さもあるとか。

郵便投票は封筒の開封などが必要で、開票作業には時間がかかる。一部の州では投票日まで作業をはじめないために、開票を終えるのに数日かかるとみられている。

結果の判明が遅れることによる混乱が予想されています。

まずは、トランプ氏が郵便投票の結果を待つことなく勝利宣言をおこない、郵便投票の集計を中止してしまう恐れがあるらしい。

「郵便投票を使う予定だ」と答えたのは共和党支持者が19%なのに対して、バイデン候補の民主党支持者が42%と郵便投票を活用するひとが偏っているのが原因。

開票結果が判明しても接戦だった場合は、再集計や訴訟に持ち込まれる可能性もある。

トランプ氏は「選挙結果は最高裁の前で裁かれるだろう」とすでに宣言している。そのために保守派のバレット判事の指名を急いだそうです。

そうしてトランプ支持者による投票所での圧力。

「投票所で注意深く監視することを強く求める」とトランプ氏が呼びかけていて、すでに期日前投票所にトランプ支持者たちが集まっているようです。

人種差別への抗議デモと同じように、トランプ支持者と反トランプ派の衝突が起きる可能性があると知識人から警鐘が鳴らされている。

そうしてもっとも懸念されているのが、明らかにトランプ氏が敗れた場合にその結果を受け入れるかどうか。

トランプ大統領は、負けた場合の敗北宣言はもとより「平和的な政権移行」をするかどうかもはっきりとは口にしていないらしい。

選挙での不正は世界中で横行しているし、敗けを認めずにそのまま権力の座に座りつづけているひともいる。

そうして、それに対してのデモや暴動が起こっている。

アメリカ合衆国でもたいへんな混乱が起こりそうな予感で、その混乱にそなえて銃の購入が異常なペースで増えているそうです。

全米のあちこちでおこる銃撃戦。

やはり南北戦争以来の内戦がはじまるのか。

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『Two Americas』

参照:2020年10月28日、11月2日 朝日新聞
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2020年11月03日

おなじ釜の飯、3日目

合宿三日目。

前ならば昼ぐらいまで寝ていた湯山が、朝が意外とはやいので歳をとったのか。

本人曰く「ストレッチをしっかりしているので、夜ぐっすりと眠れてるんだと思います。」

朝の新聞は読売ジャイアンツが優勝したこともあって、読売新聞を購入。『危険なバス停6県780ヶ所』という見出しにもひかれました。

横断歩道や交差点のそばにあって、バスが死角になって横断歩道を渡ったら車がきていてひかれてしまった。そんな危険なバス停が全国にたくさんあるらしいので、気をつけましょう。

『ブログ?』を記して建一郎が泊まる部屋を掃除してお昼。

食後は湯山とインプロビゼーションとドキュメンタリーのちがいについて話します。インプロというと行き当たりばったりでなにも考えずにやるイメージ。

ドキュメンタリーというとおなじように演出は加えないけれど、もっと作為がない感じがする不思議。

即興でなにかやるというとなにかをやろうとして、ダンサーだったら踊ろうとしてしまう。舞踏では、そのこころがないほうが素敵なのです。

15時ぐらいに音楽家の築山建一郎が到着。

いろいろ雑談しているあいだに2022年の新作へむけた、今後のスケジュールの確認もします。

打ち合わせ後は、3人でからだをうごかします。そのあとは海へ。途中で魚屋さんでお造りを頼みます。

海までいったら見事な夕陽をバックに海でやる公演のイメージをふくらませ、裸足になってからだをうごかして“アーシング”をします。

アーシングは最近流行っている、からだのなかの電磁波を地面にながすという行為です。都会ではとくに目に見えない電磁波がそこらじゅうを飛び交っていて、知らず知らずのあいだにからだのなかに帯電している。

それを電気製品のアースのようにして外へと逃すのです。裸足で大地を歩くだけでいいそうですが、都会にいるとなかなかそんな機会はつくれない。

「人間のつくったものに囲まれていると脳が誤解するらしいです」と湯山が言っていた。

それがこの世界のすべてだと脳が思い込んでしまう。そんな世界はこの地球の数パーセントでしかないのに、それがすべてだとおごり高ぶってしまう。

たまに自然のなかへと入って、人間はアーシングとおなじようにいろんなことをリセットをしたほうがいいのでしょう。

帰って風呂屋へGO。

ここ都志は漁師町なのできているひとたちも漁師で気が荒く、動作も豪快で荒いので見ていると気持ちがいいです。

そうやって考えるとじぶんと湯山も、もとは大駱駝艦という巨大な船の乗組員。

けっこういろんなことが荒っぽいのかもしれないと思ったのでした。

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『建一郎と謎の人形』
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2020年11月04日

おなじ釜の飯、4日目

さて合宿最終日。

楽しい時間はあっという間に終わってしまう。

気のあうひとたちと短いあいだだけど一緒に暮らす。おなじ釜の飯を食べて語り合う。素敵なことです。

ごみの日だったので朝からばたばたします。

まずは紙ごみを先にもっていく。ヒモでしばらないとだめだというので「また来ます」と家へと急いでもどって、合宿中にでた缶をつぶして袋に入れてたまっていたダンボールも持っていきます。

もういちどごみ回収所へといって間に合ってよかった。

一台車がきてごみ捨てかと思ったら「すみません、忘れてました」と女性が言ってたので、当番なのをすっかり忘れてて気付いて慌ててやってきたのか。なんだかほのぼのします。

本来ならばじぶんも当番をやらなければならないけれど、長期の東京出張や海外遠征があるので免除されています。

そのまえに住民票を移さないと住んでいるとは言えないな。

今年の3月に住民票を西東京から都志へ移そうと手続きをして「さあ移動するぞ」と思ったら、父親から「あんまりウロウロせんほうがええのでは」とラインでメッセージが届いた。

川西から湯山と建一郎と合流して参加予定だった富山の公演も中止になったことだし、ならば移動は自粛するかと考えていたら、どんどん雲ゆきが怪しくなって気がついたら10月になっていたのでした。

欧米ではたいへんな騒動になっているようだし、来年もこんな感じがつづくのか・・・

短距離でも中距離でもない長距離走であることがわかってきている。いまどれぐらいのところを走っているのか?来年になればわかってくるのか。

最近、新聞を見ていて中国の感染者数が日本とおなじだと知って、この大騒動の火元なのにじぶんたちはすっかり落ち着いて対岸の火事のようになっていると思うとなんだか腹立たしく感じた。

犯人探しや責任者探しのようなそんな考えはよくないとわかりつつも「武漢ウィルスやん」と思う気持ちはあるのです。

ごみ捨てから帰ってきたら湯山と建一郎が起きてきたので、布団のカバーをはずして洗濯。脚立をだして物干し竿を木へとわたして布団を干します。来年はこの物干し竿に合宿生の服がたくさんかかるのかと想像。

そのあと3人でコーヒーとお茶を飲みながらいろいろ対話します。

“日本とユダヤの同祖論”というのがおもしろかったので今度、調べてこの『ブログ?』に記そう。

ヘブライ語からきていると思われる日本語がたくさんあるらしいです。

名残は尽きないけれど、15時過ぎに湯山大一郎と築山建一郎は帰っていきました。

「また会おう」

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『あたまをもつおんな』
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2020年11月05日

訃報がとどく

大駱駝艦の先輩、鶴山欣也さんが亡くなったそうです。

夜、合宿の余韻にひたっていたら同期だった大友透から着信あり。

「近々、遊びにいくよ」そんな連絡かと思い、気楽に電話します。

「あ、むかいさん。鶴山さんが亡くなったの知ってる?」なんと。いや、知らなかった。「フェイスブックで騒ぎになっててさあ」

フェイスブックはとっくに脱会しているのでまったく知らなかった。死因は、お酒の飲み過ぎらしいです。救急車で病院へ運ばれたとか。

入院してからも「お腹の水を抜きました」とか投稿をつづけていたけれど、3日の深夜に亡くなったと友人がフェイスブックに投稿したらしい。

たしかひとつ上だから54歳か。

同世代の突然の死、若すぎるので衝撃をうけました。

鶴山さんとはじめて出会ったのは、らくだかんのワークショップだった・・・

1994年3月22日、大駱駝艦稽古場でのワークショップに参加した。たしか2回目だったのか。

ワークショップは7時からだが、いったら誰もいなくて電気が消えてた。 しばらく待ってたら、稽古場の奥の暗闇からセキをしながら男の人があらわれた。「俺の時は7:30からというコトで」そういうと、また闇の中に消えていった。

その人は鶴山欣也と名乗った。前の日に飲みすぎたとか。「俺から酒をとったら何が残る」そういって笑ってた。

参加者はじぶんを含めて3人だった。しかし鶴山さんは、まったく頓着していない風で可笑しかった。ワークショップがはじまるとそれまでくたびれてボロボロな感じだったのが、イキイキとテンポよくどんどん進んでいく。

途中で大友透が登場して雨が降っていると鶴山さんに告げて、皆んなで明日の公演の道具をワゴン車の荷台に積み上げる。しばし休憩。

絵を描くという孤独な作業をつづけていたじぶんにとって、皆んなでバタバタしてる感じがとっても気持ちがよくて新鮮だった。やることなすこと、すべて興味深かった。からだがまったく思うようにうごかないのももどかしくて、おもしろかった。

そのうち、鶴山さんにイベントに出ないかと声をかけてもらった。

ふたつ返事でオッケー、それが伝説の東京電力主催『1万人コンサート』だった。

鶴山さんはひととひとを会わせることが好きで、けれどもそのあとじぶんはつまはじきになるというか関係なくなっていく。

いつもそのことについて愚痴を言っていたけれど、どこか楽しそうでもあった。

・・・透は弔電を打つとか花を贈るとか言ってたけれど、じぶんなりに故人を偲べばいいのです。

夜は献杯をして、朝に線香をあげておきました。

合掌。

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『鶴山さん』
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2020年11月06日

鶴山さんの回想

1994年9月、まだ大駱駝艦には入っていなかった。

けれども、鶴山欣也さんに誘われて主宰していたグループ『若衆・やんしゅう』に参加した。

作品タイトルは『しゃみ』

世話好きでおせっかいな鶴山さんは、当時大駱駝艦の番頭を自認してた。

しかし麿さんは認めていない雰囲気で、男性ダンサーのなかでもひとりだけ浮いてる感じだった。あとで考えるともうラクダカンをやめる寸前だったのだな。あんまり誰もいうことを聞かなくて、星野建一郎は鶴山さんのことが嫌いだとかで作品に出ていなかった。

村松卓矢は、稽古のときに勝手なことをしていた。しかしあれは鶴山さんにも原因があると思う。態度がぞんざいで横柄で偉そうだった。

ポケットに手を突っ込んで、足で振りつけしてるのを見て「おまえら腹が立たねえのか」と麿さんが憤っていた。

夏合宿で『しゃみ』の練習をするとかでメンバーではないのに、合宿に連れていかれて「なんであいつがいるんだ」と師匠が不機嫌になって「鶴山さん、話し通してないんかいな」とびっくり。

あれはいづらかったなあ・・・そういう適当なところもあるひとだった。

本番前に麿さんが、作品のチェックをする日があって、みるみるおもしろくなっていくのが驚きだった。

だいたい座長の踊りというのはいちばんあと回しの状態で麿さんに見せることが多いので、そこがいちばんのツッコミポイントになるのです。『しゃみ』もソロをいちばん稽古した。

鶴山さんが“しゃみ”という芸者だ。という設定になって、 袖から「しゃみ」「しゃみ!」言われて狂っていくという演出だった。

なんとか、ソロもできて板橋から荷物を積み込んで、新宿タイニーアリスで仕込み、本番、初舞台。

板橋から新宿にいくあいだに車のドアが外れてそのままドアがない状態で走ってたのが、地獄の黙示録のヘリみたいでかっこよかったのを覚えている。

鶴山さんがらくだをやめる直前に板橋稽古場で飲んでて、麿さんに「頑張ってください」と言ったとかで、麿さんが「お前に言われなくても頑張ってるんだよ」と激怒して、茶碗を鶴山さんに投げたら額にヒットして粉々になった。

あれは見事だったな。

それが大駱駝艦での鶴山さんの最後で、ちょっと残念なやめかただった。

最後に会ったのはソロ公演『舞踏?』のとき。酔っ払って観にきて靴を投げ込んだのが鶴山さんなのでした。

お酒か・・・酒は百薬の長だが、過ぎたるは毒になってからだを痛めてしまう。

じぶんも大好きですが愛しているからこそ、飲めなくなるのが嫌で週にいちど抜いたりするのです。

とか言いながら合宿以降、飲みつづけていた。

今日は抜くぞ。

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『しゃみイベントちらし、アイデアスケッチ』1994.8
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2020年11月07日

俺さまファースト

心配されていた混乱が起きなかったアメリカ大統領選。

ところが情勢がバイデン氏有利になってくるにつれてトランプ大統領が大騒ぎしはじめています。

選挙への国民の信頼を揺るがすような言動を、大統領自らが繰り返す異常な事態になってきている。

11月3日、投開票開始。

11月4日、トランプ陣営が終盤でバイデン氏に逆転されたミシガン州で票集計をやめるように要求。激戦州のウィスコンシンでも再集計を要求。

11月5日、朝「開票を止めろ!」そうトランプ氏がツイッターに投稿。

午後「不正をやめろ!」とツイート。その後、ホワイトハウスで開いた記者会見で「巨大メディアや巨大資本、巨大IT企業による選挙介入があった」とまくしたてた。

「各地で不正が起きている」「職員が投票用紙を複製している」「民主党が必要な数の投票用紙を都合よく発見している」などと根拠のない不正を羅列して、各州の選挙プロセスを批判した。

この会見を主要テレビ局が生中継していたが「虚偽がふくまれている」として、途中で放送をとりやめ司会者が訂正をする異例の対応をとった。

民主主義の根幹である選挙制度を攻撃する見苦しすぎるトランプ氏の悪あがきには、おなじ共和党内からも批判がでています。

「大統領の行為は間違っているだけでなく、この国の建国の理念そのものを傷つけている」とハード下院議員がツイート。「大統領の発言は民主主義を否定するもので、弁明の余地はない」とメリーランド州のホーガン知事も批判。

いっぽう、そんなトランプ氏に影響されてトランプ支持者が「この国は信頼できない」と騒いでいます。

激戦州、ペンシルベニアでは支持者同士が、柵を挟んで拡声器で激しく言い争う騒動が起きた。

ミシガン州デトロイトの開票所で「開票作業をやめるべきだ」と訴えるひとびとがあらわれて警察官が出動する騒動に発展。

米メディアによると、バージニア州からフィラデルフィアにむかっていた複数の車から武器が見つかった。開票がおこなわれているコンベンションセンターを襲う計画だった可能性があるという。

「混乱はもっとひどくなるかもしれない。暴動は起きないと思うが、用心はしなければならない」

ミシガン州でトランプの旗を振っていた地元の民間武装集団に所属する女性は、腰につけた銃をちらりと見せた。

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『わたしがいちばんだ』

参照・引用:2020年11月6日 朝日新聞 | 2020年11月7日 毎日新聞
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2020年11月08日

お酒について

先日、ようやくお酒を抜きました。

ぐっすりと眠れて朝もすっきりと目が覚めて快調です。

たまにアルコールを抜いてリセットするとお酒も美味しくなるし、いいことずくめ。

夜、酒を飲んで寝ると気絶をしているらしくアルコールが切れると目が覚めてしまう。そうして寝るでもなく起きるでもなくと、布団の中でダラダラと過ごしてしまう。疲れも抜けず、からだにもよくない。

なんてことはわかりつつ今日もまた飲んでしまう。だって好きなんですもの。

「俺から酒をとったらなにが残る」

それはちょっと溺愛しすぎかなと思う。酒だけが唯一の救いなんてことになってくると危険です。

とか思うけれど奥村勲君に借りたタカダワタルさんのドキュメンタリーをみたらこういう人生もまたありかな。とも思った。タカダさんは朝からお酒を飲むようなひとだったらしいけれど、みてたらそれはそれで幸せそうだった。

しかしタカダさんの亡くなった年齢を調べたら54歳で鶴山さんと同い年だった。

お酒を飲まずにいられない、酔わずにいられない。こんな世の中だもの。

ほどほどでやめておけばからだに良いのは知っているけれど、それがむずかしいのがお酒の魔力。

飲めば飲むほど、酔えば酔うほど気持ちよくなっていろんなことがどうでもよくなってくる。

じぶんは酔うだけではなくお酒の味、香り、雰囲気やあらゆることを愉しみます。そんで、さまざまな料理とあわせて楽しみます。

まずは機内モード、飛行機のなかでまずはドリンクとスナックが出てくるのに倣ってビールと柿ピーなどで乾杯。

そのあとは軽いお通しをつくっていただきます。そうして日本酒ならば和食、焼酎ならば南国料理、泡盛ならば沖縄料理、ワインならば洋食をお酒にあわせていただくのです。

最近はさいごはドイツの養命酒“イエガーマイスター”でしめてご馳走さま。寝床ですこし本を読める程度が理想です。理想ですがメガネかけっぱなしで電気つけっぱなしなんてこともあって、そんなときは夜中に気づいて残念な気持ちになる・・・

日本人はアルコール中毒にはなれないと聞いたことがある。中毒になるまえにからだが壊れてしまうのだそうです。

アルコール中毒は治療プログラムなどで、からだのなかからアルコールを抜けば治る。

アルコール依存症はこころの問題なので、とにかく酒から遠ざかったりなんとかしてお酒と縁を切るか死ぬまで飲みつづけるかのふたつにひとつしかないという。

怖ろしい。

ひとがつくり給うた運命の飲みもの。

合法ドラッグ、アルコールについてでした。

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『イエガーマイスター』56種類の薬草が入っている。
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2020年11月09日

本当の無知と良心的な愚かさほど危険なものはこの世にない

ジョー・バイデン氏が勝利を宣言しました。

シークレットサービスによる警護体制が強化されたり、バイデン氏を次期大統領とみなした準備が着々と進んでいるようです。

選挙は大激戦、投票率はアメリカの歴史上、最高の66パーセントだそうです。

7割近くの国民が投票したことになる。

これでアメリカの民主主義は守られたのか。トランプがズタズタに引き裂いたアメリカ。しかしそれは約半数の世論が望んだ結果でもあった。

「トランプは真の政治家だ」という意見を聞きましたが、あのひと自身にはなんの政治的理念も政策も思想もない真のビジネスマン。ただ支持者が喜ぶことだけをやっていた。支持者たちの要望を聞き、支持者の利益のためならなんでもする。

すべては自分の再戦のため。アメリカファーストもそれを望むひとが大勢いたからそう言っていただけで、彼自身は自分ファーストの権化。

オバマ政権で表面化した分断がトランプ政権で火がつき、それをトランプが煽りつづけた。

アメリカの深刻な分断の原因はさまざまにあるようです。人種や地域や世代、学歴によっても考え方がまったく違う。

まずはアメリカ建国の歴史からはじまる人種差別問題。

これは根が深いのでちょっとやそっとではなんとかするのはむずかしそう。強烈な差別主義者たちがけっこうな数でいるのも現実です。差別することでアインデンティティーを保つひとびと。

あらゆる国からの移民問題。

そもそもが移民の国であるだけに移民の問題は世界のなかでもいちばん深刻なのか。先輩が新入りの頃のたいへんだったことをすっかり忘れて、後輩をいじめている構図。たいへんだっただけに、わざとやっているところもあるのかもしれない。

国全体の産業が限界を迎えているので、失業の問題も深刻なようです。

今回、トランプ支持に転向したヒスパニックのひとたちは失業していたりする。「バイデンには期待できない」そんなことばも新聞で読みました。

理想と現実は人類の宿命。

ことばでは理想的なことはなんとでも言えるけれど、いざやろうとすると現実という壁が高くそびえ立ちはだかる。

これからバイデンさんが混乱している国のなかをどう修復して融和させていくのか。

「共和党でもなく民主党でもなく互いにアメリカ人だ」と演説で結束を訴えかけていた。

世界中がギスギスとしているいま。

アメリカの良心がよみがえることにより、世界もより良くなってなっていくといいのですが。

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『バイデンムズカシイ』
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2020年11月10日

じぶの国とじぶん

よその国のことはどうでもいい。

じぶんの住んでいる国はどうか。

ド派手なアメリカ大統領選に対して、じみーな日本学術会議の件でずーっともめています。

野党が国会で追及しつづけていますが、世間ではもういいよ。と飽きてきているようです。けれどもそれではいけないのでしょう。

科学者が戦時中に戦争に協力させられた反省からつくられた学術会議。政治にたいしてときには身を呈して反対意見を述べる。その設立意図のとおりに、いままでも戦争やその研究の要請に対して反対をしてきた。

学者嫌いの菅さんは、官房長官時代からそんな学術会議をよく思っていなかったようです。菅さんが総理になったのを機に部下が忖度して耳の痛いことをいう学者を拒否した。

忖度した公安警察出身で副官房長官の杉田さんは、まさかこんなにもめるとは思ってもみなかったのか。

部下がやったことなのに、かばっているうちに嘘をつくはめになってしまう。見ていないといったり報告があったといったり、多様性がどうのとか言い訳に徹することになってしまった。

国費でうごいているのだから国の言うことを聞くべきだなんていう、学術会議の存在意義を疑うような可笑しな話しも出てきました。それとこれとは話しがべつ。

とか舞踏家ごときが政治のことをがたがた言うな。じぶんを見つめてじぶんのことを記せ。

先日、鉄割の制作まわりをやってくれている松島さんから、ダンサーの康本雅子さんの公演が「ふるえるほど、大変素晴らしかった」と興奮気味にメールが届いた。

ふるえるほどの感動を与える舞台をじぶんもつくりたい。そう、強くつよく思いつつそんな舞台をつくる状況にいないじぶんがいる。

サイトをみたら音響でギャラが高い牛川紀政さんが入っていて、照明を大駱駝艦もやっている森規幸君が担当していた。こちらもギャラが高そう。音楽は人気者のオオルタイチ君だった。そうして会場が世田谷のシアタートラム。

いつかはトラムでやりたいと思っていますが、いつまでたってもやることは叶わない。いい劇場なのです。

康本さんは売れているし、売れていないじぶんとでは立場がちがう。

悔しいけれど悔しかったら売れてみろ。なのです。

売れるためにはまずは公演をやらなければならないが、やると赤字になって借金を背負うことになってしまう。八方塞がりとはこのことか。

くそー、どうすればいいのか。このまま都志で朽ち果てるのか・・・

とか悶々としていたら、12月に映像出演の依頼が舞い込みました。

重信君、ありがとう。

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『バイデンムズカシイ2』
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2020年11月11日

じぶ

ひとというのは、ほとんどじぶんのことを喋っているそうです。

けれども会話をするときに、じぶんのことしか話さないのではつまらない。

相手の話しも聞いて、いろんな話題に飛んでいくほうがおもしろい。

ひとの陰口や悪口はときに愉快ですが、嫌われたり絶交になったりするので“不悪口”です。

これは悪口を言うなという仏教の戒めで「ふあっく」と読みます。カタカナだとフアックになって意味が正反対に違ってくるのでおもしろい。

湯山が「今度、外人にファックの当て字を聞かれたらこれ教えますわ」と言うてた。

さて、この『ブログ?』もいろんな話題になるように工夫をしています。政治的なことは大事だし気にはなるし記事にしやすいけれど、ほんぶんではないとなるべく敬遠するようにしています。

いますが、おかしなことを事実として記したい気持ちはあります。

この“いま”に生きているのだから、いま話題になっていることもいちはやく取り上げるようにしています。

しかし、それに振り回されるようではつまらないので、慎重に記すようにしている。よのなかがどんどん流れていくときに、立ち止まってよくまわりを見ることが大切。

そんな立場を心がけています。

そのためには情報を制御してじぶんでコントロールをすることが肝要。放っておくと情報はどんどん入ってくる。都会ではとくに情報が多いので、わけがわからなくなってきます。冷静になれなくなるのだな。

テレビやネットとも気をつけて付き合わないとことばが多いので、知らず知らずのうちに影響を受けてしまう。

ことばとは、すなわち呪文なのです。

いまは感染症の広がるスピードよりもその情報のほうがはやく広がるので、この大騒動になってしまった。

冬にむけてだんだん感染者が増えてくるのは、あたりまえで感染者ではなく死者数のほうをニュースにしなければならないのです。

じぶんのあたまで考え、じぶんのことばで喋る。実際に身の回りに起こっていることだけを信じる。

溢れる情報に振り回されることなく冷静なこころでいる。ことばを選びながら慎重に扱う。生きるということも同じか。慎重に丁寧に生きる・・・

ばかりではつまらないな、たまにはめをはずして馬鹿をやってみる。そのためにはお祭りが必要。

作品をつくって公演をするのも、ひとつのお祭り。

いっとき、みんなでなにもかもを忘れてその瞬間に燃え上がるのです。

あー、はやくやりたいなあ。

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『バイデンムズカシイ3』
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2020年11月12日

映像いろいろ

都志にはテレビはあるけれど普段はつないでいません。

映像は主にパソコンでみています。

最近は鉄割アルバトロスケットの看板喜劇役者、奥村勲君に借りたDVDを観ていました。

まずは映画『ダブリンの街角で』を拝見。

主演のふたりがプロではないとかで、さりげなくて良かった。このあいだ湯山も言っていたけれど、いつもいつも出てくる俳優さんだとその本人のパーソナリティを知りすぎていて感情移入がしにくい。

朝ドラも有名ではない俳優さんが主役のときのほうが、みる気になります。事務所の利益もあるのでしょうが、みるひとのことも考えてもらいたい。

いろんなひとにチャンスがあるほうが、日本の演劇界にとっても未来があると思います。

けれどもそれも運と縁なのか。たしかな実力があっても売れることが叶わない演劇の世界。それは歌の世界もおなじ。

主役の男性のほうは路上で歌をうたいながら生活している売れない歌手。その歌がとってもちから強くて琴線に触れてきた。「音楽っていいなあ」とみながらしみじみと感じました。

「希望の声をあげろ 自分で選んだ道だ きっと君はたどり着ける ゆっくりと歌おう 君のメロディーを ぼくも一緒に歌うから」

ヒロインがチェコからの移民でチェコ語で「わたしの愛しているのはあなたよ」と口にするが、彼には伝わらずにふたりは離ればなれになってしまう。

けれども悲恋ではなく、ハッピーエンドのあと味でした。

お次は『ウェイラーズ』のオリジナルメンバー、ピーター・トッシュのドキュメンタリー。

ウェイラーズはボブ・マーリーとバニー・ウェイラーとピーター・トッシュで組んでいた、唯一無二の素晴らしいハーモニーを聴かせるコーラスグループ。

レコード会社が戦略として『ボブマーリー&ウェイラーズ』で売り出そうとして、惜しくも解散してしまった。

ドキュメンタリーはウェイラーズを抜けてからのピーター・トッシュを追いかけたものだが、映像をみて彼が殺されて死んだのだとはじめて知った。

海外のミュージシャンは政治的な活動や言動を平気でするので、権力者にいのちを狙われるのです。ボブ・マーリーも一度、暗殺されかけている。アフロビートの創始者、フェラ・クティも何度も殺されかけている。

嘘を言わないで本当のことを言っているといのちを狙われるのは、世界中どこでも同じか。

政治家は嘘をつき、ミュージシャンは本当のことを歌う。

享年、42歳。

合掌。

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『PETER TOSH STEPPING RAZOR RED X』
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2020年11月13日

映像いろいろ、つづき

フォークシンガー、高田渡さんの映画『タカダワタル的』を鑑賞。

名前は知っていたけれど、はじめて拝見したらおもしろいかただった。

外見は不破大輔さんとそっくりだけど、もっと優しい感じ。不破さんはちょっと怖ろしい雰囲気をもっている。

経歴をみたら若い頃からフォークシンガーとして活躍してらっしゃって、羨ましかった。あの頃のフォークの世界は横のつながりが広々としているようだった。

お酒がとっても好きな方だったらしくて、昼間に飲み屋にあらわれるときにはすでにふらふらになっていた。

歌も素敵だったけれど、話しも愉快だった。口調がおもしろいのだな。みんなに愛されている様子が映像をみていたらひしひしと伝わってきた。

スズナリ劇場でのライブがメインでスズナリを常打小屋にしている劇団乾電池主宰の柄本明さんがちょいちょい出てくるので、タカダさんのファンなのか。と思っていたら企画が柄本さんで制作が乾電池だった。

享年、54歳。

合掌。

ロックグループ『ナンバーガール』の映像を拝見。

ロックグループなんて言いかた、いまはしないのか。おじさんで、どうもすみません。

メンバー4人で博多から東京へ出てきてメジャーデビュー、アメリカでレコーディングしたり活躍していたけれど惜しくも解散。

去年、再結成するとかでみにいこうとチケット発売と同時に申し込もうとしたら、一瞬で売り切れていた。

映像をみたら限りなくかっこよかった。リーダーの向井秀徳さんのつくる曲のかっこよさもあるけれどドラムもいいしベースもいいし、あと女性のギタリストがボーイッシュで魅力的だった。

これは人気が出るわ。と思いました。けれどもローリングストーンズみたいなバンドは珍しくて、ずーっと一緒につづけるのはなかなかにむずかしい。

だんだんとやりたいこともちがってくる。

最後のほうはメンバーの疲れている感じも伝わってきた。愛のあるいいドキュメンタリーだなと思ったら監督は向井秀徳さんだった。

向井さんは鉄割をよくみにきてくれる。

みにきた時には、朝まで一緒に飲んだりする気さくなあんちゃんで、映画監督の渡辺謙作と泥酔して意気投合してたのが微笑ましかった。

借りたDVDのそれぞれに味があっていい刺激になったのでした。

奥村君、ありがとう。

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『映画、タカダワタル的DVD』
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2020年11月14日

夢か

会場へいったら、すでに室伏鴻さんがいた。

室伏さんの振付で踊るのかと思っていたら、どうやら対で一緒にやるようだ。

打ち合わせをしていたら、寝ながら喋っている室伏さんの下でなにかがうごいている。と思ったら麿さんだった。

師匠と大先輩が仲良さそうに寝転んで話しているのを見ながら「本番は何時からだろう」と気になり、そっと抜け出し現場まで確認しにいく。「一緒に踊るのだったら見た目は違ってるほうが良かったなあ。」と歩きながら感じる。

白いカツラのほうが良かったか。と思うけれど仕方ない。

上にある現場へいこうと足場を登っていくと、グラグラでバラバラになってピンチ。みんなが騒いで、助けてくれてありがとう。

そのまま足場の五階建てぐらいのところで作業をしていると、きちんと止まっていないところがあってパカパカして危ないので、止めようと針金を探しにいくけれどいいのが見つからない。

仕方がないので長い木材を運ぼうとしたら現場監督に「しっかり腰を落として持て」と怒られる。「はい」と腰を落として持ちなおす。気をつけながら持っていく。不思議に腹は立たない。

帰って旅館に泊まっている。

旅館は結構広くて雨漏りをしているので、いろんなもので受ける。どんどん雨漏りが増えてくるので受けるものも増やす。

デュ社旗揚げメンバーの岡田直樹と幼なじみの杉本まさしと絵を見にいこうということになって、旅館の別館へ。

子どもたちが食事を食べているそこには、絵なんてなかった。帰ろうとすると草履がない。というかどれを履いてきたか覚えていない。

旅館の一階にいると二階にタチの悪い高校生が大勢いて、一階に降りてきて乱闘になる。

旅館は元大駱駝艦の及川英貴の家でそろそろ風呂に入ろうとすると火が強い風呂の上に布団があって、それが落ちそうなので足でよける。うまく布団は下へとおちてよかった。

夜はみんなでお祭りをやる。

帰ろうとして穴をくぐると一緒にいた兄弟子、若林淳が石をもっていて身体検査をうけてピンチ。じぶんも持っていたけれど投げてごまかしてセーフ。

旅館をでて4人ぐらいで暗い洞窟を歩いている。

じぶんは1番上にいる。1番下にいるやつがあたまを抱えて「散ってしまったよー散ってしまったよー。」と泣き叫んでいる。

なんだか怖ろしいので上に逃げようとするが、そいつの足が早くて追いつかれる。見ると髪の毛が抜けていた。

怖くて目を覚まして夢でよかった。

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『Untitled』
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2020年11月15日

読書の秋

たくさんの本をまるでイタロ・カルビーノの「冬の夜、ひとりの旅人が」のように各章、段落ごとに読み散らかしています。

そこに落語家、春風亭柳昇師匠の本が加わりました。

お昼ご飯を食べたあと1階の本棚を物色していたら、奥村勲君にもらった柳昇師匠の本が目に入った。ペラペラと流し読みしたらおもしろくて昼寝のときに読もうと2階へと持って上がります。

そんであっという間に読了。

柳昇師匠が長年にわたって生きてきて、培ってきた教訓をいろいろと書いてある本でした。

『努力を惜しむ人ほど他人を妬む』

他人が売れて評判がいいのを、あれは自分のちからではない。運が良かったんだ。誰かが引っ張ってくれているから売れているだけなんだ。事務所のちからなんだ...etc..etc

気をつけないとあまりに売れなさすぎて、すぐにひがみっぽくなってしまう。「売れてるやつ全員しくじれ」なんて本気で思ってしまうときがある。

ねたむひとはそれでおしまい。ねたんでいるひまがあったら「自分を磨け」なのです。

「はい」

『迎えの拍手は昨日までの人気 降りるときの拍手は今の人気』

5代目古今亭今輔師匠のことばそうです。高座に上がったときにはたいへんな拍手で迎えられても、一席話し終わって降りるときには、パラパラぐらいの拍手しかない。

芸を終えたときに客のまえに出たとき以上の拍手をもらえるように精進せよ。という教えなのです。

『風が吹かなければ木はうごかない』

自分自身で風を吹かさないと、世間という木はうごいてはくれない。しかし奇をてらい俗受けを狙うのではいけない。これと似た格言に“流れる水は腐らない”というのもあった。

『大人は子どもに食われ 子どもは動物に食われる』

どんな名優でも子どもと一緒にやると子どものほうがおもしろくて、大人は負けてしまう。しかしその子どもも動物と一緒にでたら動物に負けてしまう。

天然で無邪気で小賢しいことなど考えないほうがおもしろい。

これは舞踏の基本でもあります。なので舞踏家は子どもをお手本にして赤ん坊を師と仰ぎ、動物的な存在を目指すのです。

『自分と同じちからと思った相手は自分より上』

落語界のある先輩が「ひとの話芸を聞いて、これはわたしより下手だなと思ったら自分と同じだよ。わたしと同じぐらいだと思ったら、自分より上。わたしよりいくらか上手いと思ったら、相手のほうがはるかに上だ。」と教えてくれたそうです。

これはじぶんも知っていることばで、気をつけるようにしています。

「わが芸を 聞いてこれはと 驚きぬ ひどいまずさに 耳おおうなり」春風亭柳昇

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『模写のような 2020.11.13』

参照・引用:『柳昇の新作格言講座』著者−春風亭柳昇 発行−講談社
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2020年11月16日

はじまってるけど

大相撲の11月場所がはじまっています。

はじまっていますが、相撲の話題は興味のないひとが多いので控えていました。

相撲がはじまったので久しぶりにテレビを出して、からだをうごかしつつ鑑賞。

今場所は入場者を2500人から5000人に増やして、だんだんと通常にもどりつつあるようです。

もどりつつあるけれども感染者が増えてきているとかで、これ以上増やすのはむずしいようです。気にせずにやればいいけれど、誹謗中傷や責任問題への批判が怖ろしいからできないのだな。

いまは感染者差別なんていう考えられないことも全国で起こっているとか。思いやりと想像力のない行為です。感染は誰にでも起こるし、明日は我が身なのです。

初日と5日目の解説は元横綱、北の富士さんで嬉しい。

最近の相撲取りがマワシをよく変えるという話しを聞くと、自分は一度しか変えたことがない「マワシ変えるなら精神を変えろ」と言われたもんだ。とつぶやいていた。

初日のプレッシャー。というのは横綱であろうともついて回るそうです。

新大関、正代は相撲は完全に負けてたが辛くも勝利。苦笑いを浮かべていたら「笑ってる場合じゃないぞ」と北の富士さんが叱咤していた。

応援している朝乃山は元気のいい、霧馬山を寄り切り。

「大関3人、いいスタートを切ったんじゃないですか。」と北の富士さん。

2日目、朝乃山は照ノ富士に敗れてしまって休場。初日に肩を痛めていたようです。取り組み終了後に支度部屋で、立ち上がれないほど痛がっていて心配されていました。

師匠で元朝潮の高砂さんが今年、定年退職で「師匠のためにも優勝を」と相当な気合いで臨んでいた今場所。残念無念だが無理をすると稀勢の里のように、引退なんてことになる。いまは辛抱のときだ。

と、偉そうですみません。

新大関の正代も2日目に土俵から落ちたときに、左足首をひねって怪我。5日目から惜しくも休場。

大関はふた場所つづけて負け越すと大関から落ちてしまうので来場所、朝乃山と正代は正念場だぞ。

と、またまた偉そうでごめんなさい。

これで2横綱と2大関が休場となり北の富士さんが、ふかいため息をついていた。

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『都志にある座布団』
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 15:08| ブログ?

2020年11月17日

現実のすぐそばに過去がある

沖縄初の芥川賞作家、大城立裕さんが亡くなられました。

1925年、沖縄県中城村生まれ。

中国・上海にあった東亜同文書院大学を中退後、米軍施政下の琉球政府で働きながら小説を執筆。

本土復帰前の1967年、アメリカ兵による少女暴行事件を通して、国際親善の仮面をはがす『カクテルパーティー』を発表し芥川賞を受賞した。

アメリカ統治下の沖縄と戦争中の中国をかさねて、被害者だけではなく加害者としての自分も告発したのだそうです。

恥ずかしながら名前も知らなかった。著書を読ませて頂きます。

カクテルパーティーの主人公の男性は、米軍住宅での親善パーティーに招かれる。帰宅したその夜に自分の娘がアメリカ兵にレイプされたことを知る。

犯罪をあきらかにしたいと親しいアメリカ人に協力をもとめるが、冷たく断られてしまう。八方ふさがりになりながら主人公は言う。

「私が告発しようとしているのは、一人のアメリカ人の罪ではなく、カクテルパーティーそのものなのです」

カクテルパーティーとは選択の余地なくアメリカ軍とつきあわされる沖縄の日常のこと。

1995年9月に起きたアメリカ兵3人による少女暴行事件をきっかけに、約8万5000人が集まる集会がおこなわれた。そのころから地元の女性たちがつくりはじめた年表だけの冊子があるそうです。

[1945年9月 19歳の女性、子どもをおぶったまま拉致され死体で発見][1946年 2人の子どものいる女性、自宅近くの井戸で洗濯しているところを強姦。男児出産][1949年9月 生後9ヶ月の赤ちゃんが強姦され死亡][1975年4月 海水浴にきていた2人の女子中学生を石で殴って気絶させ強姦 ][1984年10月 高校生が学校の帰途、公園内で強姦される]・・・

これらは沖縄で起きたアメリカ兵による女性への性犯罪で、アメリカ統治下でまともに裁かれなかったり事件化されなかった。

冊子には約350件が掲載されている。冊子の名前は『沖縄・米兵による女性への性犯罪』で、作成しているのは『基地・軍隊を許さない行動する女たちの会』です。

残念ながら冊子は、まだ更新されつづけている。

大城さんは晩年、政治的な取材は断っていたという。

「もう疲れたんですよ。いつまでもいつまでも同じことの繰り返し。いくら言っても変わらない」

基地の押し付けによる欺瞞的なパーティーは、いまもつづいているのです。

[2001年6月 帰宅途中の20代女性を駐車場で強姦][2014年7月 女性が口をふさがれナイフをつきつけられ強姦される][2016年4月 会社員の女性が・・・

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『大城立裕さん』享年95歳。合掌。

参照・引用:2020年10月28日、30日 朝日新聞 | 2020年10月28日 西日本新聞 | 2016年6月14日 沖縄タイムス+プラス
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2020年11月18日

まつりごとをまつりにしてる

アメリカ大統領選挙の勝敗が判明しました。

バイデン氏が獲得した選挙人は306人となり大統領に選ばれる条件の過半数を超えた。

トランプ氏の獲得選挙人は232人だった。

これからその選挙人たちが投票をして大統領が正式に決まる。なぜそんな遠回りな間接選挙をしているのかというと、民主主義をおもしろくするためだそうです。大統領を選ぶお祭りを国民全員でやっている。

しかしお祭りは過激化することもある。今回がまさにそうです。

敗北をいつまでも認めないトランプ氏に影響されて支持者たちも敗北を認めず、アメリカ国内はますます混乱しています。

11月15日、ホワイトハウス前ではトランプ支持者たち数万人が集会を開きバイデン支持者たちと衝突、1人が背中を刺されて重症を負った。

トランプ氏は「過激な左派のゴミ」とツィートして混乱を煽っている。ほかにも混乱を煽っている扇動者やグループがあるとか。

トランプ氏は16日にも「私が選挙に勝った!」とツィート。

いろんな訴訟も起こしているが、ことごとく退けられている。

ただし万が一、訴訟を理由に共和党が多数を占める州会議で選挙人の承認を保留するなどして12月14日の選挙人正式投票に間に合わないなんてことになると、憲法にもとずいて来年の1月6日に下院で決選投票がおこなわれる。

下院は共和党が多数を占めるので理論上はトランプ氏が再選されるのだそうです。

なんと、そんなことがあるんだ。200年前にもあったとか。

下院決選投票で逆転となったらバイデン氏に投票した7500万人以上の人たちが納得しないのは当たり前。

けれどもトランプ氏の得票数が7000万人を超えたことも事実で共和党のなかでも、そんなトランプ人気を気にする発言が相次ぎ、すでに2024年の立候補、再選へ向けてもスタートしているようです。

またあのひとがあらわれるのか。

トランプを支持するのも民衆ならスターリンを支持しヒットラーを支持したのも民衆。大衆のちからが平和へと向かうことを願います。

「自分の子が同じことをしたら叱りつけるはずだ」

オバマ前大統領はインタビューでこう述べて、競走で負けたのに証拠もなく相手がずるをしたと非難する子どもにたとえた。

その上で共和党の議員たちが事態を黙認して、トランプ氏のご機嫌取りに終始しているとも批判した。

「大統領は公僕であり、自分のエゴや失望は脇におき、国を第一に考えて行動するべきだ」

そうトランプ氏に呼びかけた。

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『バイデンムズカシイ4』

参照:2020年11月15日 毎日新聞 | 2020年11月17日 神戸新聞 | 2020年11月18日 朝日新聞
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2020年11月19日

けがについて

大相撲11月場所がはじまっています。

はじまっていますが、2横綱と2大関が怪我で休場してしまった。

怪我かあ・・・

じぶんも足首は何度もぐねって捻挫していて捻挫したあとは、生きてるのが嫌になるぐらい痛くて歩けない。

去年の2月に足首を捻挫したけれど、まだ痛くて座禅が組めなくなってしまった。持病化したのだな。

あばらも何度もひびが入っている。大駱駝艦の群舞で女性が寝ている男性のうえで足踏みしておどるというのがあったらしいけれど、男のあばらがメキメキにへし折れたと聞いた。それぐらいもろいところです。

本番中に2メートルの鎖から落ちたときは気絶してしばらくうごけなかった。そのあと腰痛が持病になってしまった。

稽古中に見本を見せようと天井から飛び降りたら足を骨折したこともあったな。尾てい骨も強打したので運が悪かったら下半身不随になっていた。ほんとうに気をつけねば。

右ふくらはぎの肉ばなれのときは本番中だったので必死だった。そのあとは歩けなくて這って帰りました。

それからしばらくは、おどるのが怖かった。肉ばなれは怪我の中でも痛いほうの部類に入るのです。

からだをつかう商売のひとは怪我だけは気をつけないと、引退ということになってしまう。弟弟子の仲林勝二も、ひざを痛めているのに無理しておどっていて惜しくも引退してしまった。

けれども、いまはラーメン屋で元気に働いているので食えない舞踏なんてやっているより、それで良かったのかもしれない。

怖ろしい顔をした照ノ富士はひざの大怪我で大関から序二段まで落ちていたが、今場所は大関復帰を狙える小結まで這いあがってきています。

大関復帰のためには、これから三場所が大切で「もう若くないから」とも口にする。28歳ですでにチャンスが限られている。

それで言えばじぶんなんて53歳。あとどれぐらいチャンスがあるのか・・・

まあしかし30歳を越えたら引退という文字がチラつきはじめる相撲の世界とはちがい、舞踏は年齢での引退はないのでまたちがうか。

舞踏は歳をとればとるほどおどりのちからが抜けて、理想的になってくるのです。

それもおどれる場がないと話しになりませんが。

はあ・・・

とか思っていたら、おどりの依頼が舞い込みました。

咲ちゃん、ありがとう。

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『Untitled』
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2020年11月20日

ええじゃないか

温室効果ガス排出量を2050年までにゼロにする目標を菅首相が掲げた。

いいじゃないですか。

無限の自然エネルギーをどんどん活用しましょう。太陽光に水力に風力に地熱に水素なんてのもいまは注目されています。

トヨタが水素でうごくクルマを開発してすでに発売しています。

東芝も再生可能エネルギー事業へ注力し、石炭火力発電所建設の新規受注をやめると正式に表明した。

いっぽう菅総理の発言をあと押しするために自民党は『2050年カーボンニュートラル実現推進本部』なるものを立ち上げ、本部長に二階俊博さんが就任し初会合を開いた。

大手電力会社でつくる電気事業連合の会長も会合に参加。

会長は目標達成に向けて「原発の新増設や建て替えが不可欠だ」と主張。福井事務総長も「原発の新増設について今後議論を深める必要があるということが会場の雰囲気だった」と述べた。

首相が掲げた目標をめぐっては「待ってました」とばかりに自民党内から原発の活用を求める声が相次いでいるとか。元経済産業相の世耕さんは「原発の新設といったことも検討を進めていくことが重要」と言っている・・・

なんでそうなるの。

こういうときに日本学術会議がストップをかける役目なのだな。

「いやいや、福島第一第二原発の溜まりつづける冷却水をどうするか解決してないし、あと100年かかると言われている廃炉へ向けた課題もたくさん残っているし、そちらの解決のほうが先でしょう。故郷へと帰れない人たちもまだまだ沢山いるのですよ。

廃炉が決まっているふげんともんじゅの問題、事実上破綻している青森六ヶ所村の核燃料再処理工場もどうするか決まってないし、使用済み核燃料と核のごみのいき場もどうするのですか。」

なぜ自然エネルギーのほうへと意識が向かないのか・・・

いま経産省のホームページをみたら原子力発電と自然エネルギー発電のちがいを比較して説明してあった。原子力発電は事故が起きなければ効率が良いのだそうです。起きてますが。

あと熱を出さないのだそうです。放射能は出しますが。

一度つくると40年の長期にわたってつかえると書いてあった。原発の燃料のウランはあと75年で枯渇してしまいますが。

世界が脱原発へとシフトしていっているのになぜ後ろ向きになるのか。

じぶんやじぶんのお友達の利権や利益ではなく、これから生まれてくる子どもたちのためになることを考えてください。

とか言いながらべつにどっちでもいいのかとも思う。

原発あってもええじゃないか、なくてもええじゃないか。どっちでもええじゃないか・・・

いやだめだな。原発に人生をうばわれたひとも大勢いるのです。

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『襖絵部分』

参照・引用:2020年11月12日 朝日新聞 | 2017年10月31日 経済産業省 資源エネルギー庁 HP『原発のコストを考える』| 生協パルシステムの情報メディア『KOKOKARA』
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