あけましておめでとうございます。
本年も向雲太郎、そして舞踏家集団デュ社、ともども「よろしくお願いいたします。」
ことしは明るい素敵なとしになるといいなあ。
昨日は浅草へと家族で小旅行、天気もよくておだやかないい大晦日でした。浅草寺にいったらアジア系の方が沢山いた。けれどもさすがに欧米からの観光客はひとりもいなかった。
大晦日の仲見世通りにしてはひとが少ないのだろうけれども、あれぐらいが歩きやすくて店にも入りやすかった。
お店からしたらいつもより売り上げは落ちているのだろうけれども、いままでが異常だったのです。
おなじく観光都市の京都も海外からの観光客でごったがえして歩くこともできず、バスにも乗れないなんていう状態になっていた。
いきすぎたグローバル化で・・・まあ、いいか。
食べものもほんとうは地産地消が自然だし、海外の食べものなんてむかしのように将軍や天皇だけが食べるので結構。
空輸してなにかを犠牲にして速攻で届くなんて不自然、ひとはもっと不便さを知らなければならないのです。
とか考えながら早めに宿へとチェックインして荷物を置いて浅草をぶらぶらします。
それにしても浅草ってのはカッコがいい町です。一時期、戌井昭人氏が住んでいましたが、住みたくなる気持ちがわかる。道ゆく地元のひとたちもどこかイセイがよくてカッコがいい。
伝統を感じさせる素敵なお店も沢山あるし、だんだん興奮してきます。
お昼ごはんを食べたら日本で1番古い遊園地『花やしき』へ。
花やしきは大駱駝艦のメンバーだった今井敦子が貸切で結婚式をやったり、映画の撮影で通ったりとなかなかになじみ深い。
ひとしきり遊んだらふたたび町をぶらぶら、娘がチェックしてきた流行りのおしゃれなスイーツのお店めぐり。
凄まじく寒くなってきたのでじぶんはさきに退散、宿へと戻ります。泊まったのは仲見世通りからすぐの加茂川旅館で伝統はあるようだったけれど、おしゃれで小綺麗だった。
裏は浅草公会堂。
ここには新入りのころにらくだかんの公演で通った。毎日近くの店で呑んだくれて楽しかったなあ。
時間になったのでお風呂へといきます。なんと貸切、広いお風呂をひとりじめ。1年の終わりに最高の気分になって腹の底からやる気がみなぎってくる。
「やるぞお」とひとりで気を吐きます。
夜は寒いので部屋で乾杯。
はやばやと寝て、起きたら年が明けていたのでした。
今年の年賀状。photo by bozzo.