2021年1月8日の新年早々、文化庁から申請書類に不備があったと連絡があった。
問答無用で落とすのではなく、わざわざ連絡してくれるとはありがたい。
すべてじぶんでわかっていた不備で「直したいなあ」と思っていたところだったので、すぐに直して送りなおします。
そうして昨日、また書類に不備があったと連絡があり、朝から作業します。サクサク直してたらわからないところが出てくる。
「経費明細計算書の合計金額と申請画面の合計金額が一致していませんでしたので、上記修正後、各項目金額の確認もよろしくお願いします。」
というのが何回見直しても、どうしてもわからずにどうしよう。Excelにくわしい妻も見てくれるがわからない。10時半から電話相談がはじまるので、また電話するか。
前回は感じのいい女性だった。
こういうことは向いてないなあ。とつくづく思う。大駱駝艦から独立して5年間ぐらいは、さまざまな助成申請をしていたけどよくやっていたとじぶんで感心する。
昨日、観た石岡瑛子さんのスケールがケタちがいの凄まじい大活躍と、小さな計算のまちがいに右往左往するじぶんとを比べてそのギャップに落ち込む。
石岡さんはこんなことしたことないのだろうなあ。としみじみ思ったり。
お金がふんだんにあればプロを雇えるのです。文化芸術活動の継続支援事業補助金は、予算150万円だから10%で誰かに頼むという方法もあったけれど面倒でじぶんでやってしまった。
けれどもそれこそが仕事というもの、ひとに頼むという大切なことをおっくうがってはならない。
M-1なんかも「賞金1,000万円の10%で一緒にやらない。」と構成作家さんとかに声をかけてやっているのだろうな。とか考えながら再度、挑戦。
Excelの計算は間違っていたりするらしいし、スマホの計算機は信用できないので娘の計算機を拝借。もう一度計算して見直してみたら、たんなる打ち込みミスだった。
なんとかシステムの制限時間以内に完成、送信。
もう一回ぐらい直しが出そうです。どうも担当者さんの指摘がわからないところがあって、直したはずなのにまた指摘されていた。メールのやりとりだからまどろっこしい。
会って書類を前にして話しを聞けば一発で解決するのだろうが、いまは無理です。
事業の審査締め切りが1月26日。
2月に都志に入って1週間は外出自粛しつつ準備を開始、2月7日から湯山大一郎とあとひとりも入って作業開始です。
寒いぞ〜。
ガスストーブを買って灯油を買って石油ストーブも使って、たぶんそれでも寒い。夜は布団プラス寝袋を使って・・・
2月は東京でぬくぬくと過ごすつもりだったけれど、嬉しい悲鳴なのでした。
臨『懐素 自叙帖』