2021年01月02日

2021年、元旦

さあ、正月です。

今年の元日は浅草の加茂川旅館からスタート。

世田谷区民のために寝ずに働いている奥村勲君には申し訳ないけれども、正月恒例の朝湯朝酒朝寝です。

部屋の風呂に入り、朝っぱらから昨日、気のいいアラブ人の兄ちゃんがはたらくコンビニで買った京都の銘酒『玉乃光』を頂きます。

呑みながら、テレビで新春らしい観世流の狂言『すえひろがり』を拝見、臍下丹田の一点で呼吸し発声しうごく狂言師の見事な一挙手一投足に感動。

感動したあとも日本各地の神事を拝見、神さまをうやまうという人間の尊いこころに思いを馳せます。

仏を思う気持ちでも神さまをうやまうこころのどちらでもいいけれど「人間にとって宗教は必要なのだ。」

ほぼほとんどのひとがヒンズー教のインドの現代美術館で、そうひしひしと感じた。

ほぼほとんどのひとがキリスト教の国、アメリカはワシントンにある巨大なリンカーンの白い像を見たときに感じ、1ドル札を見るたびにもそれを感じる。

とかとか、ぬくぬくとした布団の中で考えていたら眠たくなってきます。

元日は風呂の湯があふれる初夢を見た。

気づいたら巨大なお風呂の湯があふれていて、廊下もお湯がひざぐらいまできている。そのなかをみんなが「ざぶざぶ」いわしながら右往左往していた。

水の夢はこころの歓喜をあらわすとか。お金も貯まるとの説もあるので、今年はお金に縁があるといいなあ。

チェックアウトの時間になったので名残惜しいけれど、宿を出立。

元旦の浅草の町は、それほどひとがいなくて屋台は出店停止になっていた。テキヤのみなさんはお気の毒、数字でしか考えないからこんなことに・・・

と、新年早々愚痴はやめておこう。

働くのは生まれて2度目の娘の姿を遠くから眺めたら、もこにゃんの待つ我が家へと帰ります。

帰りの電車はひとが少なくて、冬晴れと相まって気持ちが良かった。1日24時間、1年365日、こんな感じだったら生きるのが楽なのに。

大晦日は足が冷たくなるぐらいに寒かったけれど、路上で寝ているひとを何人か見かけて「大変だなあ。」と同情した。けれども、じぶんには余裕がないので助けてあげることはできない。

毎日毎日、最高級料理店で有名人や取り巻きと会食してるお金を少しまわしてあげれば助かるのになあ。

とか思いながら、申し訳なくて顔をすこし下げながら通り過ぎました。行政がやればいいのだろうけれど、ベンチに寝転べなくするなんていう弱者に厳しい世の中になっているのです。

と、また暗い話しになってきた。

もうすぐ、かわいいもこにゃんの顔が見れる。

帰る足が自然と早くなるのでした。

kusano.jpg
臨書『ゆき』書:青木香流 詩:草野心平
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 09:42| ブログ?