2021年01月05日

おめでとう

「舞踏というまだない職業で食べさせて頂こうとしているパイオニアみたいなものだから、貧乏なのは仕方ないよね。」といってくれる妻。

苦労ばかりをかけています。

1月3日は、そんな妻の誕生日でした。

出会った頃は、まだふたりとも20代だった。それから約30年。いろんなことがあったけれど、ふたりで乗り越えてきました。喧嘩はあまりしませんが、どんなときでもほぼじぶんが悪いので「ごめんなさい。」

仕事では一生懸命に勉強して泣きながら手に職をつけて子どもを産んで、在宅で仕事ができるように考えて子どもを育ててきた。

じぶんの糊口をしのぐので精一杯の旦那に代わって、ひとりで娘を育てているようなもの。あたまが下がります。あたりまえですが、仕事がないときはできるかぎり主夫をします。

洗いものに片付け掃除に洗濯、ゴミの分別、ゴミ捨て、買いもの、etc...etc...

家事というのはたいへんな仕事ですが、いちばんたいへんな料理をつくるのを妻にやってもらっているので偉そうには言えない。彼女は料理をするのが好きなようです。

じぶんはどうも料理より、洗いものや掃除や片付けのほうが得意なようなので分担しています。

掃除はアルバイトで長くやっていたし、好きなので徹底的にやります。各部屋の掃除からはじまってキッチンの掃除、廊下、トイレ、風呂、洗面所、玄関、etc...etc...

先輩や同期や後輩は、みんな生活のために舞踏をやめていった。妻のためにやめるという選択もある。

じぶんは結婚するときに「女房、子どものために舞踏をやめることはしない。それでもいいのなら。」と承諾を得ています。

「すまない。」こころで手を合わせます。

1年に1度しかないせっかくの誕生日。まずは朝からコーヒーを入れてあげます。コーヒーミルはクリスマスにプレゼントしました。

ほんとうはホテルで豪華な会食ができればいいけれど、そんな身分ではないし贅沢なので、自宅で出来るかぎりのことをしようと家のなかをぴかぴかにします。

夜は新年早々、なんとお風呂が壊れたので近所にあるスーパー銭湯『お風呂の王様』へ。大きいお風呂はやっぱり気持ちがよくて「これも誕生日プレゼントだな」としみじみと思います。お風呂が壊れなかったら思いもつかなかった。

お風呂のレストランで晩ごはんを食べて、つつましく乾杯。

「これからもどうぞ、よろしくお願いします。」

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常識人の妻のために一応、結婚式はあげた。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 15:51| ブログ?