兵庫県の転出超過が全国で最悪だそうです。
兵庫にとっては税金収入が減るので、なんとか入るひとを増やして出るひとを減らしたい。
そのためには出ていきたくないと思い、住みたいと思わせるような魅力のある県にすればいい。けれどもうしろ向きなおじいさんが知事だから、いまはむずかしいかもしれない。
未来の若いこころと若いちからに期待。
いっぽう転入超過の最悪はあいかわらず東京です。
お題目のように「東京の一極集中をなんとかする」と自民党と小池都知事は口にするけれど、口にするだけで現実にはなんの対策もとらない。
こちらは税金収入がどんどん増えるのだからじつは嬉しい悲鳴。
新しいマンションの建設ラッシュで利権が生まれつづけ自民党は大喜び、対策なんて本当はとるつもりもないのでしょう。
この騒動でテレワークなるものが流行り、オフィスへいくことの必要性がないことがあきらかになった。みんなが集まって顔を合わせる会社というものの存在意義が問いなおされることになっている。
電通は巨大なガラス張りの自社ビルを売るという。
パソナグループはいちはやく淡路島への本社の移転を実行。非正規雇用の女性たちを大量に右から左へとうごかして、マージンをとるだけだからパソコンひとつでどこでも仕事ができる。
どうせ働くのならば、環境のいいところのほうが幸せになれるのはあたりまえで、子育ても空気のいいところや車の少ないところのほうが育てやすいに決まっている。
いまを生きるひとびとにとって、選択肢が増えつづけているのです。
若者の東京への憧れは相変わらずでこれは仕方がないし、じぶんもそうだったので気持ちは痛いほどわかる。流行や時代の最先端の気分が都会には満ちているし、おしゃれな店も沢山あるし遊ぶところも色々ある。
先日、渋谷駅前を乗り換えのために歩いたら、若いひとが大勢いた。
あのひとたちは都外から集まっているのかもしれない。遊びに来るのには最高なところだけれど、住むには最底なところ東京。
仕事をもとめる人たちにとってチャンスが多いのも相変わらず。仕事じたいが多いからなあ・・・それも東京一極集中のなせるワザです。
そんなもろもろのことは関係あるようなないような、今日は自民党のおじいさんが権力の座についた街、西東京市から移動して兵庫県洲本市の家へとひさしぶりに帰宅。
おなじく自民党が牛耳る淡路島で、からだの様子をうかがいつつ作業開始です。
『おくりもの』