帰宅しました。寒いです。
風がつよい。ここ西浦は東浦にくらべると風がつよくて有名です。
洲本のある東浦は太平洋側だから暖かいのか。冬も温暖、暮らしやすいようでうらやましい。
そんな都志へ帰宅しようと朝9時20分に東京の家を出発、新幹線に乗車して新大阪をめざします。新幹線はまあまあひとがいた。にんげんのいとなみなんてほとんどすべてが不要です。けれどもそのすべての不要な無駄が生きるのに必要なのだとしたら、要らないことなんてひとつもないのかもしれない。
どんな些細なことでもその本人にとっては必要なこと。とか考えながら向かいます。新大阪もひとがたくさんいた。乗り換えて神戸へと向かいます。
三宮駅もひとがたくさんいた。バスの発車まで1時間あるので買い物をします。都志では出歩かないようにしたいので夜、食べるものを購入。バスへと乗り込みます。ひさしぶりのバスはまあまあ混んでいた。
神戸三宮から明石大橋をわたると景色がいっぺんします。
灰色の街とみどり豊かな島が海でくっきりとわかれてみごとなコントラストです。雲間から太陽も顔をだして絶景をアシストします。
橋をわたって山中の高速をぬけるともうそこは海、どこまでもおだやかな播磨灘がキラキラと夕陽に映えて出迎えてくれる。そのあとは右側に海をみながら海岸線をひた走ります。
ひとがバス停ごとに降りていき、客は数人になる。
岬をめぐり白い風車が見えてきたら終着駅、五色バスセンターです。バスを降りたら風がつよくてびっくり。なつかしいボロ屋が風でギュウギュウ、悲鳴をあげている。じかんも遅いしそのまま雨戸を開けずに「ただいまです。」
仏壇の花もかえずに一息ついたら、もう晩ご飯。ぶるぶるふるえながらシャワーをあびてビールでひとり乾杯。三宮で買ったお惣菜を「いただきます。」
「この世のなかに唯一絶対があるとすれば、それはひとはかならず死ぬと言うことだ。」
けれどもそれも相対性理論的に考えたらわからないのかもなあ。
とかこんにゃく座のトップ歌手、大石哲史さんの歌を思い出したりしながら酔っ払います。
さいごは椅子で眠りそうになっていて、あわてて寝床にもぐりこんだのでした。
『チョコレートの包装紙を模写』