2021年04月03日

凸凹2021

昨日、4月2日は『世界自閉症啓発デー』でした。

2007年の国連総会で決議されて、全世界でさまざまな取り組みがおこなわれているとか。

自閉症・・・発達障害のひとつで、先天的に脳のどこかが発達の標準から外れている。

最近仕事で発達障害といわれる方々と触れ合う機会があるけれど、ひとことであらわしてひとくくりにしてしまうのは無理があると感じるほど皆さん、個性的で魅力的です。

ひとりひとりに多様な性格があって、その内面は常識でははかり知れない。

いつもニコニコしているひと、真剣な表情で押し黙っているひと、面白い動作を続けるひと、まったく違うイメージの世界にいるようなひと、深い思考の世界に遊んでいるようなひと、etc...etc...

自閉症は脳の機能の問題なので、早い段階での療育支援と出会うことで可能性は広がっていくのだそうです。

自閉症のかたは他人の表情が読めなかったりコミュニケーションの取り方がひとと違っていたり、興味のあることが限られていてひとつのことに極端に強いこだわりを持ったりする。

ことばを適切につかうことが苦手で、感じたままに話したり行動してしまうことがある。だから仲間にいじめられたり先生に問題視されたりする。

少子化で学級は減っているけれど、逆に特別支援学級は増えている。それぞれのコミュニケーションのやり方がある、ひとくくりにできない凸凹な子どもたちの性格や個性にあわせて教育をおこなっていく、素敵な特別支援学級。

ひとつの教室に閉じ込めて同じことをやらせる。

そんな理不尽で全体主義的な教育方法に無理があるのです。子どもを面白くなくしてしまういままでの日本の教育、個性を殺す教育方法。画一化して均一化して流れ作業で社会の労働力をつくりだす。

管理する側からしたらすべて揃っていて個性なんてないほうがだんぜん便利、人間も動物も野菜もすべて揃っていて病気にもならずにお国の役に立ってくれればいいだけ。

そんな為政者たちの思惑がうまくいかなくなっている。

自閉症は正式には、自閉スペクトラム症というのだそうです。スペクトラムとは連続体という意味で境目がないということ。どんな人間にも大なり小なり、その萌芽があるのです。

じぶんは中学ぐらいから学校がまったく面白くなくなって、いくのが嫌で嫌で結局はいかなくなってしまった。

はぐれてしまったこの身を最終的にすくってくれたのは、舞踏なのでした。

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『坂本慎太郎氏のイラストを模写』

参照:2020年3月31日 東京新聞 “HEART&DESIGN FOR ALL” / コミックモーニング掲載、こどものこころ診療所『リエゾン』/ 2020年4月3日 朝日新聞
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 08:40| ブログ?