出稼ぎから淡路島に帰ってきました。
お世話になったかたがた、ほんとうにありがとうございました。
築山建一郎を筆頭にいろんなかたに生かして頂いて感謝しかありません。
帰宅したら脚立が倒れていて、都志の暴風の威力を感じる。庭の桜が満開になっていて春気分を盛り上げるが気温はまだまだ寒い。夜はひさしぶりにノンアルコール、ツアー中は飲みつづけていたので反省。
いまはからだ中が痛いのでわからないが内臓もたしかに疲れているはず。
人間は痛みをひとつしか感じられない。そしてたいへんなことにもひとつしか対処できない。あれほど騒いでいたウィルスのことはどこかにいってしまい、メディアの報道は戦争一辺倒になっている。
報道はどこかにいってしまったが状況はまったく変わっていなくて、あいかわらずみなさんマスクをしているし手の消毒もやめない。これは永遠にこのままで、これがあたりまえの世の中になってしまったかもしれない。とか感じる。
虎ノ穴に出演する飯塚友浩が都志へと下見に来訪。すこし余裕があるときで良かった。
夜行バスでやってきたとかで朝あらわれてびっくり。てっきり夜にくるのかと思っていた。
「観光してきます」とどかかへいったので新聞のつづきを読む。
教科書検定に政府の見解がはいり修正させられていると報道されていて考え込む。子どもが多面的、多角的にかんがえる芽を摘む行為。「異論をゆるさない態度では『侵攻』と表現させないロシアとおなじだぞ」とか思う。
お昼に飯塚と虎ノ穴の話しをしていて「1日70人以上入れないといけないのでどうしようかと暗い気分になっている」とぼやいたら「ツーステにするとかですね」と言っていてなるほど。
ひとと話すとこういう気づきがでてくるのでうれしい。
土曜日に14時と18時の2回公演をやる。それにしてもまだまだ騒いでいるのに、わざわざ密集をつくらざるを得ないようなルールを追加して、文化庁はなにを考えているのだろう。
夜は客席にて乾杯、お造りを頂きます。
次の日の朝に飯塚とはおわかれ。
また5月に会おう。
飯塚友浩 photo by 池上直