4月8日は仏教の日。
なぜ仏教の日なのかというとパイオニア、釈迦の誕生日だからです。
お釈迦さまは、いまから約2600年前にルンビニー、現在のネパールで生まれた。
1896年に考古学者のフューラーが、アショーカ王が建てた石柱を発見。その碑文には『ここが釈迦生誕の地である』と記されていた。
生まれてすぐに東西南北に7歩ずつ歩いて、右手で天を、左手で大地を指さして「天上天下唯我独尊」と言ったとか。
なぜ7歩かというと6道すなわち地獄界、餓鬼界、畜生界、修羅界、人間界、天上界、この6つの地獄からさらに1歩踏み出すということだそうです。
人間に生まれた目的は、この6道から出て真のしあわせになることにある。
天上天下唯我独尊は「おれが一番だぜ」ということではなく“我”というのは、わたしたちということで「ただわたしたち人間にのみ成し得る、たったひとつの尊い目的がある」との教え。
わたしたちのいのちに差別はなく、皆、平等に尊い。
もともと釈迦族の王子さまだったその子どもは、成人して29歳で出家。さまざまな修行をし6年後、煩悩を断ち切り覚醒し悟りをえてブッダになった。
それから45年の長きにわたってインド中を歩き回って、人々に教えを説いてまわる。
最後はクシナガラの沙羅双樹の樹の下で涅槃のポーズにて入滅。享年80歳。
死因は毒キノコ、マジックマッシュルームを食べたことと伝わるから、最後は素敵な幻覚を見ながら亡くなったのかな。
その後、インドでは仏教はヒンズー教に吸収されたが、中国に伝わり日本へと渡った。さまざまな分派が進んでいろんな宗派があらわれたけれど、つまるところの教義はやはり釈迦の教え。
真言宗徒であるじぶんは毎日、真言を唱えています。真言には仏の誓願がのべられている。
世界平和や人々の健康を願いつつ祈ります。
「願わくはこの功徳をもってあまねくいっさいに及ぼし、われらと衆生とみなともに仏道を成せん。」
そうして4月9日はデュ社副代表、湯山大一郎の誕生日。「おめでとう」
追記ー願いごとをするのは神社でお寺は願いごとではなく感謝をするところ。先日、京都へいった娘から教わった。