2018年05月22日

それからどうしたパート3

24年前、板橋にあった大駱駝艦の稽古場。いまは劇団がスタジオとして使って、サルバニラが真っ白にした空間はいまもそのまま残っている。

わたくしがトイレに逃げ込んだ時はまだ真っ黒で。トイレはいまも同じ入って右手の隅にある。

そのトイレへ、わたくしはゆっくりとじわじわ寄って行きドアを開けて入った。

のか、ささっと逃げ込んだのか。覚えてない。

ただトイレの中でどうしようかあれこれ必死で考えてた。背筋が寒い。胃が痛い。プレッシャーとストレスで寿命がどんどん短くなってた。と思うよ。マジで。

嘘のないリアルでスリリングな瞬間ほど観ていて面白い見世物はない。

その先に何が起こるかまったく予想がつかない、ライブ “生”な瞬間。

だから、皆んなサッカーや野球やサーカスに夢中になるんだ。筋書きのない物語が生まれる瞬間を期待して。

わたくしたちは、そういうメジャーな見世物に負けないために、危なくスリリングな瞬間を偶然に頼るのではなく“わざ”と創りだそうとする。

でもやっぱりそこには作為が見え隠れする。上手くやろうとしない。

でもわざと下手にやるのも違う。人生即興なんだけど即興ばかりだと比例して、はずれも多くなる。

「この世にないものを描きたい。しかしまるっきりでたらめじゃつまらない。」昨日見に行った、親友・水野健一郎の個展で水野がメモしていた言葉。

あっ、そういえばこの個展、漫画なのか? アニメなのか? イラストなのか? アートなのか?

物語りがないような在るような 夢のような現実のような ノンフィクションのようなフィクションのような なんなんだ一体これは?!

正気とぴちがいのはざまで遊んでる スーパーおススメ個展!!(全部観るのには、結構時間がかかる。)

141205144530.jpg
Deux Shrine’s launching Performance“Two suns” Animation:Kenichiro Mizuno
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 11:23| ブログ?