2018年06月04日

みだらな蛙

昨日は、古巣大駱駝艦“壺中天”にいって弟弟子・田村一行の作品を拝見。

太古からひっそりと残された石室の中に脈々と生き残る蛙教。その蛙教・教祖の狂気のワンマン・ショウを覗き観ました。

一行ワールド全開、売り切れの日もあるようですが今週末までやってます。


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大駱駝艦本拠地『壺中天』photo by bozzo

一行は、高校の時の進路指導で就職先を大駱駝艦と書いて先生に呼び出されたサラブレッドです。

日大芸術学部から大駱駝艦へと18歳ぐらいで入って在籍21年目。

いまは、らくだかんのNO2。三男坊的マメさで、色んなところから引っ張りだこの人気者。

公演終了後、事務所にお邪魔して師匠と大駱駝艦プロデューサー新船洋子女史に挨拶して久しぶりに少しお話ししました。

元ダンサーでいまは制作の山本良ちゃんとも話しをし、そのあと兄弟子・村松卓矢とお店へと移動。久しぶりに村松節を拝聴。

村松卓矢は現在、大駱駝艦のトップダンサー。

切れ味鋭い舌鋒で口喧嘩に負けたことのない理路整然とした思考の持ち主。踊りに対する独自の理論を持ち、わたくしも結構影響を受けています。

村松君には危ないところを何度も助けられ、危ない目に何度も遭わされ。

馴れ合いを決して許さない厳しさを持ちながらも実はヒューマニズムを愛するユーモアの持ち主で、いじめながら励ますみたいなひねくれきった天邪鬼。

でもそこが愛すべきところで。

20年近く朝から晩まで一緒にいて過ごして、それだけに久しぶりにあっても一瞬で昔の関係に戻ることができる。

お互いの今後などを話していると、風呂屋から帰ってきた弟弟子・松田篤史と小田直哉が合流。

踊りについて、阿保なことについて熱く語り合い大いに盛り上がりました。

直哉は神戸の不良で、話していると「ハッ」とするいいことを言ったりする男です。ただいま急成長中のダンサー。

わたくしが酔っ払ってカニに変身しても付き合ってくれて、必ず毛布をかけてくれるナイスガイでもあります。

そして松っちゃんは、わたくしと同じ兵庫県出身で子どもの頃からゲイ道に目覚め、高校在学中から京都のダムタイプに出入りし古橋悌二さんの最後の孫になるという早熟さんです。

ダムタイプで悌二さんから洗礼を受け、大駱駝艦で麿さんの薫陶を受け。

一行とはまた違ったエリートコースを歩いてきてる人で、いまは独特の人生哲学を築き上げています。

ダムタイプの世界を内側で体験し、大駱駝艦の世界を内側で探検中の日本で唯一の人間。

麿さんに作品を創ることを最も期待されている男ですが、本人にその気はないようです。

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松っちゃんは、チェリーバニラというドラアグクイーンでもある。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 08:40| ブログ?