2018年06月10日

デフ

昨日は、デフ・パペットシアター・ひとみのお稽古へ。

去年公演した新作が、今年からツアーで全国を廻る。デフは耳の聞こえない人と聞こえる人が共同でつくりあげ、公演するプロの人形劇団。

作・演出は立山ひろみ女史。立山さんは、まだお若いのに宮崎県立劇場のディレクターをおやりになっている。大したものだなあ。

パブリックシアター三上さんからの推薦で、オペラシアターこんにゃく座の立山さん作・演出作品の振付をやらせて頂いた時からのお付き合い。

オペラシアターこんにゃく座は創立50周年、デフの母体である人形劇団ひとみ座は創立70周年!

こんにゃく座もデフとひとみ座も、まずは、時間と労力とお金をかけて新作をつくり、その作品を劇団の大切なレパートリーのひとつにする。

その後、長年の活動で培ってきた日本全国のネットワークを通じてツアーで再演を繰り返えす。

そうして、新作をつくるのにかかったさまざまな先行投資分を回収しながら、劇団員のお給料も賄っていくというシステム。

こんにゃく座とひとみ座の仕事に関わらせて頂いて、遠大な歴史と圧倒的なそのシステムを目の当たりにすると、自らを省みてしまう。

己の力のなさと、独立してからの歴史の浅さに絶望的な気分になるけれど、ひとつひとつやっていくしかない。と自らを励ましたり。

とにかく一歩一歩、足を前に踏み出して少しでも歩き続ける。

それがあの

遥か遠くに見え隠れする

ビッグジャイアンツ達に

少しでも近づくための唯一の方法なのだ。

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ひとみ座の作品、『ひょっこりひょうたん島(1964年)』のドン・ガバチョとのツーショット。本物です。ちなみに“デフ〜deaf”とは耳が聞こえない。という意味。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 09:41| ブログ?