2018年07月11日

普遍的存在

昨日は大阪万博公園へ。太陽の塔の内部が再生されたとかで48年ぶりに拝見に。

万博が開催された1970年といえばわたくしは3歳ですが、真っ黒いアフリカのお面が沢山飾ってあったのをはっきりと覚えています。

当時の大阪万博のテーマが "人類の進歩と調和" それをテーマ館のプロデューサー岡本太郎はテーマが大嫌いと公言。全面否定するんだって。

「どだい進歩と調和なんていう甘っちょろいテーマからして気にいらない。進歩とは人間疎外を深化させることだし、調和とは他人の足を引っ張って無力化することを体裁よくいいくるめた言葉。」

未来に対する根源、進化に対する退化ともいうべき考え方。好きです。

明に対する暗、正に対する邪、という真逆の引っ張り合いをよしとする精神は、いまのわたくしにも引き継がれています。

ひょっとすると、50年近く前の体験が影響をしていたりして。

立候補しているのは2022年か。

次回、万博がもし開催されたら秋元康とか隈研吾なんていう政治的な人を選ぶのではなくて岡本太郎みたいな、とんでもない人に任せたら面白いのになあ。

いまそんな人は日本にいないか。いや麿さんがいるな。

自分も含めて個の規格というかスケールが小さくなっているのだろうなあ。もっとはみでてはずれてはぐれてもいいのに。

IMG_2797.JPG
なんともいえない素敵な造形。両腕の中の構造が圧巻でした。

万博公園にどっしりと屹立する太陽の塔の姿はとにかく格好いい。

ただ一つだけ残った普遍的な存在。

しかしかっこいいのだけれど色んな説明を聞いてしまうと、その当時他のパビリオンの中にあってこそのアンチテーゼで、存在価値があった気がして少し寂しくもの足りない感じもしたのだった。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 15:01| ブログ?