2018年07月25日

Dead and alive

1995年9月15日
伊藤キムさん新作の本番が、岡啓輔氏にダサいと言われた東京芸術劇場で行われた。

ちなみに岡君は元々は建築家だけど和栗由紀夫さんの下で舞踏をやっていて、その当時は岡画郎というのを高円寺でやっていた。

拙さや未完成を良しとして、いい加減で適当を標榜する反主流・高円寺文化の発信者的な存在。

その頃、わたくしはまだ高円寺に住んでいたので岡画郎には勿論、ちょくちょく出入りしていたけれどもう一発馴染めないところがあって距離を取っていた。

言ってることとやってることは、良くわかるのだけどノリが違うというか。

それはさておき、キムさんの新作のタイトルは『生きたまま死んでいるヒトは 死んだまま生きているのか

本番いい出来で、成功裡に終わり。観た人からも絶賛されて、若手の登竜門・バニョレ振付フェスティバルのヨコハマでの国内選考会を経てフランスの本線へと日本代表で出場するのだった。

このあとキムさんを、スターにしようというまわりの動きも相まってどんどん転がって行って、あれよあれよという間に売れていくのだった。

paris.jpg
フランス本戦で。全裸で終始股間を隠して踊る。
posted by Mukai Kumotaro at 11:51| 日記