2018年08月14日

余韻

鉄割終わりましたが、しばらくは後遺症が続きます。演目のフレーズが頭の中で流れて。

「こーの、ずべためーい。こーの、ずべためーい。」

余韻に浸りながらもう少し鉄割のお話を。

随分と前にも書きましたが、主宰の戌井昭人くんの祖父・戌井市郎さんは演劇界の東大、文学座の創立メンバーで代表も務めてらっしゃいました。

奥村勲くんも文学座出身ですが、優秀で戌井市郎さんのお気に入りだったらしいです。

戌井市郎さんの祖父は、初代・喜多村緑郎(人間国宝)です。祖母は祇園の芸者だったとか。

奥村くんのお婆さんも祇園の芸者だったとか。二人はどこかで会っていたりして。不思議な縁です。時を超えて子孫が一緒にお芝居をやっている。

まだアゴのしゃくれた大根田雄一がいた頃に、二人のお芝居を見て「あの二人がやってるのをみると上手すぎてやる気なくしますよね。」と言っていたけど同感です。

しかしわたくしは、役者ではないので気が楽です。

鉄割をやっている時には、上手くやろうという心は捨てるようにしています。

そもそも舞踏の時も上手くやろうという心は全く要らないのですが。

桜庭勉蔵がまだいた頃に「むかいさんは、舞踏をやっててお芝居をやるというのが独特の強みですよね。」といっていたけどそう思います。

演技論とか発声法とかは知らないけれど、全く違う舞台での存在の仕方を知っている。

そういえば、今回は出ていませんでしたが、文学座出身で鉄割メンバー・小林滋央くんの姪っ子が、わたくしの娘の大親友です。

これまた不思議な縁。

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台湾リスと犬  illustration by Reiko Tada
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 16:12| ブログ?