2018年08月29日

才能の違い

鄭義信さんが監督した映画『焼肉ドラゴン』を拝見する。

舞台が昭和40年代の伊丹でまさにわたくしが過ごしていたところなので勝手に親近感。轟音を響かせながら飛行機が真上を飛んでいくのが懐かしかった。

いい映画やいい舞台を観ると頑張ろうという気になるが、あまりにも素晴らしいと同じ(というと烏滸がましいが。こんな字を書くのだな)表現者として生きているのが嫌になる。

数々の賞を受賞している選ばれた才能ある人、鄭義信さん。かたや人間国宝でかたや無名の舞踏家。

こんにゃく座にも作・演出されていて、下手に近いところにいらっしゃるのがまた辛く感じる。比較なんてしなければいいのだけどほぼ同業者なので。。

いい作品をつくりたい。心の底からそう思う一方で、年齢や金銭的な制作のことも含めて創作の大変さを考えると、もうわたくしには出来ないかも。と気が遠くなったり。

しかし宇野君いい役もらってました。それ以上にキム・サンホという韓国の役者さん、力が抜けてて良かったなあ。

いい役者さんと一緒に仕事をしてどんどん良くなっていく。相乗効果だな。

ラストのシーンを1日かけて撮ったのだけれど、スタッフになんだかしっくりと来ない雰囲気が漂っていて、次の日に監督の鄭さんが撮り直したいと言ったら真木よう子さんが真っ先に握手して来たとか。

好きだの嫌いだの上手いだの下手だのと色々と偉そうに言われる人気商売だから大変だけど、人として素晴らしい方なんだ。と思いましたよ。

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戌井昭人と宇野翔平の素敵なツーショット。撮影者は誰なのかな。
posted by Mukai Kumotaro at 17:08| 日記