2018年09月04日

グルーポ

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コンタクトゴンゾの塚原悠也が、昨日呟いてた“グルーポ・ヂ・フーア” 観たかったなあ。

その瞬間にバスに飛び乗って、新幹線を乗り継いで電車乗り継いで往復30,000円かけて行けばギリギリ観れたかもしれない。

しかしそこに運命のように居合わせて観てしまう。というのがいい。塚原くんは偶然いたのか。もしかして狙ってたのか。レジデンスか何かしてたのかな。

売れっ子だからいい場所に居合わせる機会も多くなり、それが刺激となってまたいい作品を生み出し更に活躍する。選ばれた人の持っている相乗効果だな。

『イノア』 映像で少しだけ観たけれど塚原くんが評価する理由がわかった。

ブラジルのストリートから生まれてきたダンス。いま世界でも有数のスラム街があるブラジル。

貧富の格差の問題は世界的だけど日本なんて比べ物にならないぐらいに貧富の差が大きい。メキシコも。

問題意識を持っていまここのダンスを生み出す。そこには切実な身体とそのからだから生み出される切実なダンスがある。

身体を駆使して時にスリリングに放り投げ出して世界とコミットしようとする、イライラとした屈折した意志のようなものが垣間見え。

更に先端を走るセンスの良さもピカリと光り、それがまた危うい感じを掻き立てる。

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舞踏がかつて持っていた身体を投げ出す危うい感じ。いまはもう絶滅危惧種かもしれない時代の先端を走っているような雰囲気。

悔しいがこういう時にいつも亡き室伏鴻さんを思い出す。

室伏さんは結局グループを維持することができなかったけれど、フーアはその“感じ”や“雰囲気”を共有できているのも素晴らしいと思う。

しかしYCAMはいつもいいプログラムをやってるなあ。

一度しか行ったことがないけれど、アンテナがビンビンの優秀なプログラマーが揃っているんだな。いつかコミットしたい。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 09:11| ブログ?