2018年09月19日

本について1

本は同時に何冊も読みます。

いま読んでいるのは、漫画家もりむら大さんが教えてくれた『宇宙船とカヌー』。

図書館で一回返してまた借りてる『羊飼いの暮らし』。みみおから拝借した『火垂るの墓』。

三島由紀夫に挑戦『仮面の告白』。なんだかヘンテコなお話『悪霊』です。

先日読み終えたのは、これもみみおから拝借した小沢昭一さんの『背中丸めて』。

枕元には何冊も本を置いて読みます。色んな小説の章ごとに読んで、それが一冊の本になっていくようなイメージです。

戦友で親友の村松卓矢とのあいだで流行ったイタリアの作家イタロ・カルビーノの『冬の夜ひとりの旅人が』と感覚が似ている。

作家が本を出版するのだけど、印刷所のミスで色んな国の作家の本のページが混ざってしまう。とかいう内容だったと思う。そんな感じです。

この本、色んな国の作家の作風をカルビーノが真似して書いてるのだけど、それがなんだか微妙に間違えてて面白い。

日本はたぶん谷崎潤一郎の真似をしてるのだけど、主人公がありそうでないような名前だったり。おススメです。

読みはじめてなんだか止まらなくなるというのは、最近なくなったなあ。

ベストセラーの口当たりの良い本とかではなくて、ちょいと難しそうな分厚い本なのだけど勇気を持って読みはじめると途中から「えっ?なんなんだ?」と引き込まれていく感覚。

1番覚えているのはスティーブ・エリクソンの『ルビコン・ビーチ』。

二、三ページ目で突然文字が浮き上がってくるようなはじめての感覚だった。

世界がどんどん変化していく。どんどん引き込まれて。もうどうにも止まらない。

逆に全然進まなくて止まっている本は沢山あります。ツァラトゥストラ、白鯨、ドン・キホーテ、ユリシーズ、失われた世界、etc..etc...名作に多いな。

名作だから挑戦するのだけどすべて途中で止まっています。たまに開いて数行でまた断念して。

入っていけないんだな。訳の問題もあるのだと思う。言い回しだったり形容詞だったり、なんか違和感がある。そういうのも入っていけない理由かも。

『死霊』も結構かかったなあ。5年ぐらいか。

一回止まって何年後かに読み始めたら、スイスイ読めたのですが。集中して読む時間というのがなかなか取れないというのもあるのかな。

『百年の孤独』は10年ぐらいかけて読み終えました。

100年間生きたおばあさんとその一族のお話だから、100年かけて読んでも良かったのかも。

本を読んで一番笑ったのは、芥川賞候補作家で親友・戌井昭人の『俳優亀岡拓次』です。

電車の中では読まないほうがいいですよ(笑)

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『ルビコン・ビーチ』装幀は、横尾忠則さんです。翻訳は島田雅彦さんか。翻訳も良かったんだな。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 10:38| ブログ?