2018年10月19日

小説について

本を読むのは大好きです。しかし小説を読むのは少し労力が要ります。入り込めるといいのだけど入り込めないと時間がかかる。

小説は読みきるというのが大切です。読み終えたあとの余韻を知る。別の世界の物語りを追体験して読み終えてまた現実に戻ってくる。みたいな。なんとしてでも読み終える。何年かかっても読み切る。それが大切。

その小説を読む前と読み終えたあとでは、世界が確かに変化している。人間がたぶん、成長しているのだと思う。心がひとつ違う世界を知り、豊かになったとでも言うべきか。

小説を読んでいるあいだにあらゆることを感じて、色んなことを思って、様々なことを考えて。それが心を耕して大らかに奥行き深く柔らかくしてくれるのだと思います。

そうして、読み終えた瞬間に何かがすっと心に落ちる。本を閉じた瞬間の達成感は経験したものにしかわからない。

エベレスト登頂の達成感は体験したものにしかわからないように。なんつって知らないけど。

最近はヘリコプターに乗って上まで行って、そんで「登頂。」いうて帰ってくる人がいるらしいですがそれでいいのか?いいのか。人の勝手。

さて、しかし本ばかり読むのも考えものなのです。「書を捨てて町に出よう。」という言葉がありますが、頭で感じた知識だけではなく疑似体験でもなく、実際にからだで感じた経験も大切なのだよ。という寺山修司さんの問いかけなのだと思います。五感をフル稼動させてこの身で感じる体験と経験も大切なのだよ。

二次元の本で心を耕して、町を歩いて三次元で体の感覚を研ぎ澄ます。四次元でそれを展開していく。そんなバランスなのかな。

そういえば、顔のすぐそばに五次元てのはあるらしいです。そんで噂によると17次元?まであるらしいです。おもろ!
IMG_3127.JPG
麿さんは、五次元のこと「隣。」いうてた。Illustration by Kumotaro Mukai.
posted by Mukai Kumotaro at 17:25| 日記