2018年10月12日

回想とタイトルと

【anarchy】乱世、無秩序、混乱
【radical】急進的、過激 (radical party:過激派)
【illegal】非合法

死について考え、死をめぐる舞台は、去年で一応の完結をみた。

『ヒトは死にながら生きているのか 生きながら死んでいるのか』にはじまり『死者の書'96』公演に到る一年にわたる死についての問いかけ。

そして永遠に出ることのない答え。

「ここが、この現実こそが地獄なのだ。死後の地獄などない。」そして「ヒトは死ねば終わり。死後の世界も天国もないのだ。だから、この現実をこそ天国と思え。」

「はい」

タイトルを先につけてしまうことからくる決めつけの固さ。タイトルに引きずられて内容も制限をうけてどんどんと萎縮していく。

にもかかわらず出来上がった作品は意に反した、タイトルとは似ても似つかないものになる中途半端。

思い入れたっぷりにつけたタイトルが、結局は自分の首を絞めて自分の敵になってしまうことがあるので慎重にタイトルはつける。

でもたまに「はっ」と思い出すようについてしまう題名もある。

タイトルは最後の冠。結果の冠、意味の栓であり、作品の蓋である。〜1997年1月4日

そういえば『千秒の孤独』という大駱駝艦本拠地吉祥寺『壺中天』の柿落とし公演の題名は我ながら「いいなあ」と思う。

らくだの若手男性ダンサーが20分間、はじめてソロを踊る企画で20分というのがちょうど千秒だった。ソロだから孤独。だけど、その話しはまだか。

しっかし32歳の雲太郎、毎日毎日めちゃめちゃ勉強してるのが日記を見てるとわかる。

やる気満々で精力的に毎日本を読んで公演にも毎日通って、映画もしょっちゅう観てた。

情報は主に立ち読みで得ていた。

買うと安心して読まないから週刊誌やコンビニにあるような情報誌は、立ち読みに限ります。

あとは立ち聞き。

イメージが悪いですが、音楽の話しです。

昔は吉祥寺のタワーレコードやディスクユニオンで毎日、作品につかう音楽を探すために長時間試聴してた。これは趣味にも生かされるので一挙両得。

1日24時間365日「いい作品を創りたい」その思いを燃料にして生きていた。すべては創作のためだった。何もかもが作品のためにあった。

長時間の立ち読み立ち聞きは、足腰が丈夫じゃないとできないな。

最近、楽してるのか・・・

でもまあいつ死ぬかわからない年齢に差し掛かってるからいいか。楽しよう!

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『千秒の孤独』チラシ撮影より。大駱駝艦旗揚げ時のめちゃくちゃ格好いい集合写真がある。それをイメージして臨んだ写真撮影の一コマ。だけど似ても似つかないものになった。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 12:24| ブログ?