2018年10月25日

メキシコ2日目

今日は、朝から取材です。本番を行う劇場へ。その前にお店で腹ごしらえ、スープを食べます。「サブロッソ。劇場裏のカフェで先ずは一件、メキシコ有力紙の女性記者からインタビューを受けます。

Q: ヒロシマに関する作品をメキシコで再演するきっかけは何ですか?
A: もともとエスパルタコと大駱駝艦のつながりがはじまりです。そして横尾咲子さんと私がつながり、メキシコでエスパルとデュオを何度も踊り、広島の神楽がメキシコで行われたりと段々と再演のきっかけが整ってきた。そんな感じです。

Q:『ふたつの太陽』における、あなた自身の想い、模索に関して語ってください。
A:この作品がメキシコ公演の成功を経て世界へと羽ばたいていって欲しいと想っています。 広島の若い人は原爆の話しにうんざりしていると聞きます。そんな“いま”だからこそ、この『ふたつの太陽』という作品を日本で公演をしたいと模索しています。

Q:『ふたつの太陽』は原爆のトラウマを忘れないために創られたと想像しますが、ヒロシマで起きた非道を73年経った今、どのように捉えますか。
A: 何年経とうが、決して風化させてはならない。そう捉えています。

Q:作品の中には、政治批判がありますか?
A: 作品の中に政治批判はありません。舞台上で解釈が起こってはならない。ましてやスローガンやメッセージなんてのもあってはならない。そう考えています。

Q: 舞踏に関してですが、あなたの長いキャリアの中で舞踏はどんな問いを投げかけてきましたか。また、どんなことを明らかにしてくれましたか?
A: 舞踏は付き合えば付き合うほど興味深い。ただ何かが明らかになるようなものではありません。問いを投げかけ続ける精神が大切なのだと思います。

Q: 舞踏家としてのあなたの狙いは何ですか?
A: 狙いというのは特にはありません。

Q:舞踏に見られる、“精神(メンタル)”と“無意識"について語ってください。
A: 常に常識を疑う。というのは舞踏の大切な精神のひとつです。 また方法として、無意識的にうごかされる。というのはあります。

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公演が行われるメキシコシティ市立劇場へ。100周年だそうです。
posted by Mukai Kumotaro at 10:10| 日記