2018年11月02日

死者の日

昨日と今日は“死者の日”です。ここメキシコでは、“死さま”というような敬いかたをするそうです。お墓を掃除して死者を敬って盛大にお祭りする。日本でいうとお盆みたいな感じなのか。

しかしそこはラテン系、一晩中大騒ぎしてます。ここパツクアロは町の名前が”死者”というような意味で、死者の日の中心地なのでメキシコ中から人がどんどん集まってきています。

露店が沢山出てネオンが光り輝き盛り上がります。夜中に花火なんて当たり前。パトカーに救急車、消防車が一晩中走り回っています。

とにかく一番でかい音は電車の警笛です。踏切がないので車が横切ったら一巻の終わり。

そうならないように「近ずいてるぞー!!!!!」とものすごく遠くから、力一杯警笛を鳴らし続けます。だんだん近ずいて来てしまいには爆音になります。稽古も中断、話し声がまったく聞こえなくなります。

人生で二番目にでかい音かもしれません。一番はミシガンの踏切で聞いたこれも電車の警笛の音。

アメリカミシガン州に二ヶ月滞在しての作品制作中。最初、言葉が通じなくてちと落ち込んでいたのだけれど、あの耳をつんざく信じられないほどでかい音を聞いたら、思わず叫んでて励まされたような気持ちになって元気が出たのを覚えています。

それはさておき。死者の国の死者の町で、死者の日に死者のお話の制作をする。でも厳かとか静粛にとかとは違ういろいろな弔い方があっていいのです。とらわれず決めつけず柔らかく行こう。

今日から後乗りの二人も合流、出演者が揃って劇場に入ります。舞台美術を仕込んで照明を仕込んで、頭からシーンシーンで諸々の確認をしながら稽古を進めていきます。

よろしくお願いします。頑張ろう!!

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第二スタジオにて床にはる舞台美術、(by 杉山至)をみんなで制作中。
posted by Mukai Kumotaro at 09:22| 日記