2018年11月24日

生まれてはじめて

ダンスボックス”db”の本拠地ここ新長田は、阪神淡路大震災の時に高速道路の高架が倒れたところです。

いまだに街中で”復興”の文字を見たりする。ので震災の爪痕というのはいつまでも残るんだな。と思いました。

dbの事務所と劇場は、そんな新長田の商店街の4階にあります。

公共の劇場並みの設備にビックリです。でも公共の施設ではないのだから大したものだ。

よくこんなものをつくれたな。と自分がつくることを考えると、気が遠くなる。と同時にそれを維持していくことを想像すると頭が下がります。

貸し館ももちろんやっているけれど、今回のような主催事業をどんどん企画して仕掛けている。それもまた大したものです。

公共の劇場がリスクの高い主催公演をやらずに、カンパニーの自主公演を埋め草としてまんまと使ってラインナップをつくる昨今。

トップが事なかれなんだな。「自分が出向しているあいだは、トラブルだけは避けてくれたまえ。」市民のためではなくて、自分のために仕事をする人が間違いなくいるのです。情けない。

何かをやりたいという志のあるカンパニー、グループに場所を貸すだけ。客が入ろうが入るまいが高額な劇場費を工面させて、自動的にむしり取り何をやってるんですか?と腹が立ってくる。税金なのに。何のための公共の劇場なのか?

俺もそうやって劇場を借りて借金を背負って、もう自主公演はできない身になっています。

それはさておき。今日はdb本番です。二人なのとキャバレー的な企画なので、柔らかく臨機応変に場の雰囲気を感じながらやります。

しかし唐十郎さんがエッセイで書いていたように、金粉ショウの怪しさと妖しさを全開にしながらもエンターテイメント精神も忘れずに行こう。

楽しませるぞ。

つん.jpg
生まれて初めてつくった”つん”。これを着けて今日踊ります。
posted by Mukai Kumotaro at 09:24| 日記