2018年12月02日

からっぽ

何もするな。何も考えるな。感じろ?考えるな、感じろ?

一昨日は結局、海を見に行ってしまい何もしないと言う目標が叶いませんでした。なので昨日こそは、何もしない。寝ていろ。起き上がるな、立ち上がるな。

とか思っていたけど、色々とうごいてしまう。家でじっとしていられないのが人間の不幸のはじまり。

さて、次は東洋大学哲学科でワークショップ『哲学ガイコツ』by Akito Inui。です。「あたまを空っぽにする。考えない。阿呆になる。馬鹿になる。」ワークショップでは最初にこれをやります。

この簡単なようで難しいことをからだを使ってやります。哲学ガイコツだから徹底的にやろう。

阿呆になる〜アホになっている〜あほだ。三段活用。わたしはあほだ。空っぽなあほだ。

ワークショップつながりで、まつもとのお話しをもう少し。

今回俺を、まつもと演劇工場の講師に推薦してくれたのは山田のうんちゃんです。うんちゃんは山田くんというセツモードセミナーの同Q生の妹さんです。「妹がダンスをやってる。」と約三十年前に聞いてた。

わたくしが大駱駝艦から独立するかしないかぐらいなのかな、だんだん売れはじめて。いつも案内はもらってて、スパイラルホールの公演をはじめて観に行ったら、めちゃめちゃ面白くてびっくり。

ひと言ではとてもいいあらわすことのできない不思議な舞台だった。踊りまくるのだけど、元気なだけではない鬱屈してるだいぶん変な世界で。とらえどころのない感じ。でもそこが良かった。

「何でもありなんですよ。この世界。」みたいな舞踏的な一つの答えも感じることができて「そうなんだよ。」と激しく納得してしまうようなしっくりとくる舞台だった。

その後、あれよあれよという間に世田谷パブリックシアターでソロをやってしまうような大物になってびっくり。あの大空間でソロって。

黒沢美香さん亡きいま、冗談ではなく日本のダンス界を引っ張っていく一人だと思います。

そんなうんちゃんの推薦で仲間に入れてもらったまつもと演劇工場には、まずは串田和美さん、加藤直さん、という両雄がいらっしゃって。

二人ともお会いしたことがないので、そのうちお会いできるのが楽しみです。

白神ももこさんに木内宏昌さん、長塚圭史君に木ノ下裕一君なんていう有名な売れっ子達もいて。木ノ下君にはセゾン文化財団の新年会であったことがあるけれど、向こうは覚えていないかも。

さて、俺にできること。究極的には舞踏の真髄のようなものを感じてもらうこと。いい加減で適当で訳のわからない得体のしれないもの『舞踏』。

それを伝えるためにどんどんいい加減で適当で訳のわからない自由な存在に、わたくし自身がならなくてはならない。

ん、もう十分になっているのか。では「もっと。」だ。「もっと自由に。」

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ガイコツといえばメキシコ。有名な教育省の壁画。作:ディエゴ・リベラ。
posted by Mukai Kumotaro at 07:00| 日記