2018年12月03日

哲学ガイコツ

1997年3/27  『死者の書』台湾公演では遊ぶぞ。舞台も遊びも一番だ。

失敗したら失敗したままを観せる。やり続ける。格好悪いなら格好の悪さを観せる。やり続ける。

舞踏のイメージさせる力に注目する。からだの重力とからだの軸について話す。”ランディングサイト”。

押す押される。押しかえす力を自覚する。舞台上の見る見られる。『離見の見』と『目前心後』の違いについて教えてもらう。狂気・原始的世界の応用。ズレを確認する。目にこだわる、目を殺す。

「からだは常に透明でなければいけない。」by 河本英夫

透明?内側が見える?いや向こうが見える、透けて見えるような身体?そもそも何故、からだが透明でなければならないのか?

まるでガラス張りのような身体とは、世界とつながるための身体なのだ。不透明だと世界とつながれないということか。

先生は、物質的なことを言ってるのではない。世界へと開かれているかどうか?を問うているのではないか。わかりたい。わかりあいたい。そのために自分自身の全身全霊での透明化を試みる。

経験をうごかすために、経験を捨てる。忘れる、放り投げ出す。手放す。

哲学ガイコツになるために、アホみたいにアホになる。アホになっている、わたしはアホだ。

お互いが操る、操られる。という曖昧なところから未分化な身振りの世界へと入っていき、その世界で遊んで旅をして帰ってきましょう。

未分化な身振りの世界とは?未分化?

線引きされていない、まだうごきが整理されていない、ジャンル分けされていない世界。

ムダが多い、統制のとれないうごきの世界。名付けられないもの。目に見えぬ世界はあるのだと思う。

教育や躾で整えられてしまう前の身振り手振りを、からだの振る舞いを呼び醒ます。でも、まるっきりでたらめではない。無秩序で解き放たれた世界だけど、ハーモニーもある。何をしてもいいし何もしなくてもいい。

年をとって衰弱すればするほど良しとする舞踏。そんなにいい商売?「土方さんが苦悩の中から何かを生み出していくのと違って、大野一雄は調子に乗りすぎている。」by 大野慶人

”生命の根源に触れる”とはどういうことか?「夜毎、自分の肉体に橋げゲタをかけて降りていく作業のくり返し。」by 大野慶人

舞踏?自分が助かる仕事を創り出す。

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ガイコツといえばメキシコ。どこかで展示されていた作品。
posted by Mukai Kumotaro at 13:43| 日記