2019年01月12日

年賀状

若い頃は年賀状マニアでした。父親に届く大量の年賀はがきに憧れていたのかもしれません。

百枚以上は出していました。すべて手書きしていたので、毎年用意がたいへんだった。いまは、パソコンとプリンターという強い味方がいるので楽チンです。

最近は、印刷屋さんに出して作っています。あとでポストカードとして使えるように宛名面は空白にしています。

そしてだんだんと出す人を絞っています。人間関係の断捨離です。基本的に来た人にしか出さないようにしています。去年お世話になった人にはもちろん出します。

リトルモアの孫家邦さんには毎年出していますが、手書きの年賀がいつも届きます。忙しいのに。

リトルモアはとっても格好のいいおしゃれな本ばかりを出しているところで、映画の配給などもやってます。

一番近いところでは、『夜空はいつでも最高密度の青色だ』でこれは最果タヒさんの詩集を映画にしたものです。

試写会の案内を頂いたので駆けつけた。山本周五郎ぶるわけではありませんが何かを見るときは、タダではみないように気をつけています。

作品創りに関わったとかではない限り、お金を払うというリスクを負わないと身につかないと思っています。

批評家や評論家が太鼓持ちになりがちなのは、招待されてタダで観ているから。

今回は特別に駆けつけます。新宿の試写会に行ったら孫さんがいて挨拶。招待してもらったお礼を述べて、それから本編。

いまの東京のどうしようもない現実の中での純愛物語りで、最果タヒさんの詩そのもののヘンテコなロマンチックで、弱者から見た都会の片隅で。

「都会を好きになった瞬間、自殺したようなものだよ。」

ヒロインを石橋凌さんと原田美枝子さんの娘さん、石橋静河さんが演じてた。初主演だけど堂々としてました。

『びちがい裁判』に出てた野嵜好美さんが、印象に残るとってもいい役をしてて面白かった。野嵜さんもっと売れないかな。

なんだか元気が出ない時期で落ち込んでいたけれど、映画を観て「頑張ろう。」と思いました。

帰りに原作の詩集を紀伊国屋で購入し読んでみる。いまを切り取っていると思った。

「世界が美しく見えるのは、あなたが美しいからだ。そう、断言できる人間でいたい。」最果タヒ

この映画は数々の賞を受賞し見事、キネマ旬報のベストワンを獲得。

「おめでとうございます。」

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元リトルモアでいまはHeHeの代表、中村水絵さんから素敵な年賀状が届きました。
MICHAEL SOWA "SPECHT" 
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 05:53| ブログ?